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2024年12月よりLogic Proに特化したチャンネルストリップコントローラーとして発売開始されたPanorama CS12が、今回のアップデートでSteinberg Cubase/Nuendoにも対応しました!
2016年より日本上陸を果たしたNektar TechnologyのMIDIコントローラーは、代表的なDAWやソフトウェアインストゥルメントとの洗練されたインテグレーションを実現した製品として、高い評価を得ています。
Cubase/Nuendoに於けるミキサーのチャンネルストリップや選択されているインサートプラグインスロット、またSteinbergプラグインやVST/VST3プラグインの操作で、一般的なコントロールサーフェスとは一線を画する快適なワークフローをLogic Proユーザーだけではなく、Cubase/Nuendoユーザーにも提供します。
Panorama CS12
○主な特長
・最大14 ビットの解像度を誇る、100 mm長のモーターフェーダー
・フェーダーをタッチすることで現在のポジションにボリュームとオートメーションポイントを挿入
・チャンネルカラーイルミネーション装備の専用のパンコントロール、アーム、ミュート、ソロボタン
・フェーダーまたはパンコントロールを使用して、プラグインを含む選択したチャンネル内の任意のパラメーターをクリックして調整可能
・AU と Logic Pro(インサ−トエフェクトを含む)の両方に対応する高度なダイレクトインサートプラグインコントロール
・チャンネルごとに最大12個のセンドを制御可能選択したパラメーター、SmartControl、または Logic Pro のラーンユーザーページを介した、インストゥルメント制御
・プラグイン スロット、センド、チャンネル メニューを選択するための11色の点灯ボタン
・通常の解像度の最大 10 倍 (14 ビット)の微調整が可能
・ズームとテンポのコントロール
・26の各種機能(トランスポート、ナビゲーション、Logic Pro ファンクション)にアクセス
Panorama CS12はプラグインを含むすべてのLogic Proのチャンネルストリップパラメーターを完全にコントロールし、これまでのコントロールサーフェスでは見られなかった快適なワークフローで、素晴らしい作業効率を実現します。また今後のアップデートによる機能の追加やその他のDAWへの対応などにもご期待ください。
100 mm ALPSモーターフェーダーは、選択したミキサーチャンネルに追従し、最大14ビットの解像度で詳細なコントロールを可能にします。オートメーションの作成も快適に行え、専用の各ボタンと組み合わせることで、選択したチャンネルのすべての主要なミキサーパラメーターに即座にアクセスできます。なおオプション設定で、フェーダータッチによりオートメーションポイントを挿入することが可能なので、フェーダー操作で大量のデータが生成されることを防ぎます。
Panorama CS12は優れたプラグインコントローラーでもあり、UIを見ることのないコントロールを可能にします。Logic Proプラグインを含め、よく使われるプラグインがあらかじめマッピングされ、複数のページに割り当て可能なので、完全なプラグイン体験を実現します。 ControlCoreアプリによるマッピングシステムにより、すべての設定が個別なファイルに保存されるため、他のコンピューターシステムにも移植が容易です。
コントロールマッピングを究極的に行うには、付属のNektarineアプリケーション/プラグインを使用します。ドラッグ&ドロップで各コントロールにパラメーターを割り当てCS12 に最適化します。保存すると、プラグインマップはControlCore によって取得され、CS12 で使用できるようになります。
14ビットのコントロール解像度は、モーターフェーダーだけの機能ではありません。“Fine” ボタン (虫眼鏡アイコン) を有効にすると、12個のポットがフェーダー同様に最大14 ビットの解像度でコントロールされます。“Fine”ボタンのオン/オフで、パラメーターの効率のよい設定が可能です。
記事内に掲載されている価格は 2025年1月9日 時点での価格となります。
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