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Neumannのコンデンサーマイクロフォンといえば、レコーディングに携わる方なら誰もが一度は憧れる定番の人気ブランド。
ですが高価な価格帯というイメージもあり、簡単に手を出せない印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか。その中でもTLM102は比較的手に届く価格帯で、憧れのNeumannサウンドが実現できるエントリーマイクです。特にこれから本格的なレコーディングを試してみたい方にはぴったりの製品です。
今回はローファイかつニューウェーヴなサウンドが印象的な新進気鋭女性アーティスト・ZOMBIE-CHANGに、TLM102を使ってみた印象などの話をお伺いすることができましたのでご紹介します。
レコーディングマイクに求めること
Rock oN : レコーディングで使用するマイクに求めること、選ぶ際に気をつけていることは何ですか?
ZOMBIE-CHANG:まず地声でぱぱっとイメージしやすいものですね。あとは低音はこもらず、高域は耳障りの良いものです。自分の声の中域が好きなので、そこが録りっぱなしでも決まるものを選んでいます。
Rock oN : これまでにいくつかのマイクを使って来られてきたと思いますが、参考までに、機種名/その印象を置きかせください。
ZOMBIE-CHANG:コンデンサー・マイクのVANGUARD V13を使ってました。声に張りが出る印象ですが、昇圧電源など使用するので、ちょっと録りたい!試したい!みたいなときにぱぱっと出すのは面倒な気持ちになります。
Rock oN : ボーカル、または楽器等、マイクを使ったレコーディングで、マイキングなど気をつけてらっしゃることはありますか?
ZOMBIE-CHANG:最終的にはスタジオレコーディングになるので神経質にはやってませんが、狭い部屋なので吸音材、マイクスタンドにつけられる吸音材のものを使用しています。
TLM102の印象は・・・?
Rock oN : 今回、ご使用されたNeumann TLM102の印象を自由にお聞かせください。
ZOMBIE-CHANG:Neumann TLM102は、気軽に安心して使えるマイクだと思いました!大きさもとてもコンパクトで、デスクの横に常時設置していても邪魔にならず、衝動的に思いついたメロディーなどをすぐに録音することができてとても便利です。
音については雑音が少なく、キンキンした音が乗らずにEQ調整が少なく済む気がします。demoトラックを制作してる時は処理より直感を大事にするので、ささっとバランスの良い音が録音できるのはとても魅力的です。
Rock oN : 最後に、Neumann TLM102をどんなユーザーにお勧めしますか?
どれがいいかわからない方、初めてマイクを買う方など幅広いユーザーの方におすすめできます。とてもフラットにストレスなく録音できるのでまずはこれを買ってからマイクのいろんな特性を知って、使い分けていけるような気兼ねなく使えるマイクです!!
★TLM102と共にこんなショート動画も制作して頂きました!
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記事内に掲載されている価格は 2022年10月12日 時点での価格となります。
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