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Presonusが新世代の64bitDAWとして人気の高いDAW、Studio Oneのメジャーアップデートとなる「Studio One 5」を発表しました!
今回Studio One 5ではメジャー・バージョンアップに相応しく、クリップ・ゲイン・エンベロープをはじめとする様々な新機能追加や、機能向上を実現。操作性能はより簡単で高速になりました。
バージョン1から変わらないスマートさとクオリティはそのままに、より軽快な音楽制作体験を提供します!
なお日本時間2020年4月8日14時00分00秒〜7月7日までにStudio Oneを初めて登録またはアクティベーションされた方は、同エディションのStudio One 5へ無償でバージョンアップすることができます。
詳細はこちら主な特徴
●スコアリング
数々の賞に輝くNotion作曲/楽譜作成ソフトウェアをベースとする新しいスコア・ビューでは、記譜法を使用して音符を入力、表示、編集できます。複数のトラックをひとつのスコア・ビューに同時に表示させてボイシングを作成したり、スコア・ビューを使用してひとつのトラックを編集しつつピアノ・ビューやドラム・ビューで他のトラックを編集したりできます。スコア・ビューはアレンジ・ウィンドウから切り離すことができ、別の複数のビューで同じノート・データを確認することができます。スコア・ビューにはコンパクトな記号セットが含まれており、強弱記号(プレイバックにリアルタイムで反映します)に加えてトリル、トレモロ、アルペジオとグリッサンド、アクセント、スタッカートを追加することができます。ピアノとハープ用の大譜表も含まれており、音符を譜表間で移動できます。
●ショー・ページ
バーチャル・インストゥルメント、プラグイン・ラック、バッキング・ボーカルを使用した演奏は、今やライブ・パフォーマンスに欠かせないものとなりました。バーチャル・インストゥルメントを簡単に使用できるDAWもあれば、プラグイン・エフェクト・ラックを簡単に組み込めるアプリケーションもあります。バッキング・トラックのプレイバックはほとんどのDAWで可能ですが、とはいえ、すべてに対するひとつのソリューションを提供するソフトウェアはありませんでした…これまでは。
●クリップ・ゲイン・エンベロープ
新たに追加されたクリップ・ゲイン・エンベロープは、コンプレッサー・プラグインやリミッター・プラグインを追加することなく、音が大きすぎたりソフトすぎたりするオーディオ部分を修正するのにパーフェクトなツールです。カーブをクリックしてポイントを任意の位置へとドラッグするだけで、ゲイン・エンベロープにブレークポイントを追加したり、ペイント・ツールでエンベロープを自由に描画したりできます。クリップ・ゲインへの変更はオーディオ波形に即時に反映されるため、全体レベルの信頼性の高いビジュアル表示が得られます。
さらにクリップ・ゲイン・エンベロープはサンプル精度なので、ボイスオーバー・テイク全体からクリップやポップのノイズまであらゆるものの修正に使用できます。 クリップ・ゲイン・エンベロープはイベント・ボリュームとフェードとは無関係です。ゲイン・エンベロープはクリップベースであるため、ゲイン調整は同じオーディオ・クリップを使用するすべてのオーディオ・イベントとパートに自動適用されます。そのため、セッションで使用されているすべての部分を1回で修正できます。
●キースイッチ対応、編集、マッピング
キースイッチ・アーティキュレーションには独自のオートメーション・レーンが設けられ、ノート編集やNote FXによりキースイッチがぐちゃぐちゃになる心配はもうありません。バーチャル・インストゥルメントのカスタム・マップを作成して共有したり、インストゥルメント+FXプリセットの一部として保存して即時に呼び出したりできます。
●Melodyne 5 essential統合
2011年にCelemonyとPreSonusがARA拡張を開発して以来、Melodyneは統合されていますが、新しいMelodyne 5 essentialでは大幅に向上されたボーカル編集ツール、コード検出、コード・グリッドが追加されています。Melodyneを使用してコードを検出し、検出したコードをStudio One独自のコード・トラックに直接エクスポートできます。逆に、Studio One独自のコード・トラックから直接Melodyneのスケール・グリッドを抽出することも可能です。
記事内に掲載されている価格は 2020年7月8日 時点での価格となります。
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