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大人気中の大人気機種で、入荷待ちが続いているスーパーな新製品。RockoNも死に物狂いで展示機を手に入れました。
その名はRME Audio / Fireface UCX II !!新規ご予約の場合は、2021年にはお渡しできないことが確定してしまっているウルトラな人気です。
ついにUCXにもDURec機能がついたってよ!
UFXに搭載されているナイスな機能DURec。USB接続したメディアに直接録音ができるっていうんだからPC一台でDAWとDURecでメイン / バックアップが録れちゃう!LiveRECにはバッチリ過ぎるこの機能がUCX IIになりついに搭載されました!これは嬉しいですね!UFXだと大きいしAnalog 8chで足りるんだよな〜って思っていた人。UCX II行っちゃってください。
1000兆分の1秒精度のクロック
ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させるSteadyClock FS回路を搭載!名前にFSと入っていなかったので心配していたあなた、安心してください。搭載されてますよ!
フロントパネルからあらゆる機能にアクセス!
以前のUCXとの違い。見た目でも明らかに違うのはフロントパネル。ADI-2譲りの大きいディスプレイがつきました。
ディスプレイ左側のボタンでノブに何をアサインするかを選択し、ノブで数値を調整します。
マイク入力、USB Rec機能、各In/Out chの設定、各種設定、Reverb/Echoの設定が調整可能です。
DuRecがついたということもありスタンドアローン使用に力をいれた感が窺えます。
AES/EBU入出力が追加されたリアパネル
フロントパネルは大きく進化していましたが、リアはどうでしょうか。FireWireがなくなりWORDのBNCが一つ無くなっている。これはひとつでIN/OUTが切り替え式になったみたいですね。AES/EBU入出力が増えているぞ!嬉しい人には超嬉しい追加ですね!またMIDIは通常サイズで搭載されました。電源のねじ込み固定式も現場では頼もしい仕様です。
さすがのRME。高解像度なサウンド。
Babyface Pro FSと比較してみました。こちらも同メーカーの超人気機種です。当然といえば当然ですが、同じ系統のサウンドです。UCX IIの方が重心が低く低域がわかりやすいサウンドに感じました。逆に広域の抜けの良さはBabyface Pro FSの方があるように感じましたが、個人的にはUCX IIの方が制作向きの音のように感じました!!
長い間定番機種として愛されていたモデルの後継機種としての期待通りの完成度の高さでした。
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記事内に掲載されている価格は 2021年9月10日 時点での価格となります。
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