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好評開催中の半期大決算SALE2022より優れた製品をピックアップ!
今回ご紹介するのはライブパフォーマンス、楽曲制作、外部コントロールの機能を極めて高いクオリティとバランスで実現した新世代シンセサイザーRoland FANTOMシリーズです。
FANTOM-0シリーズの魅力とは
ソフトウェア音源とDAWによる音楽製作が主流の昨今ですが、ハードウェアのシンセサイザーに求められるのは利便性、操作性、それと使いやすいインターフェイスではないでしょうか。特にライブなどでは面倒なセッティングがいらず、充実した音源と使いやすいインターフェイスとが一体化したハードウェアシンセサイザーでストレスフルに演奏ができるのは魅力的ですよね。
FANTOM-0シリーズは、ZEN-Core、SuperNATURALがもたらす、Rolandが誇る高品質なアコースティック/エレクトロニック・サウンドが多数搭載されています。そこにはアコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガンといった鍵盤楽器の音はもちろん、ストリングス、ブラス、ドラム、そしてモダンな音楽にも対応するシンセサイザー・サウンドなどを3,000種類以上収録。さらに嬉しいことにRoland Cloudを通じてさらにサウンド・ライブラリーを拡張することも可能(音色カードや拡張ボードで音色を増やしていた時代から、格段に便利になったものです)
またフラッグシップ・モデルFANTOMと同様に、ディスプレイのタッチスクリーンやノブ、スライダーを使って、より緻密なサウンド・メイクもスムーズに行うことができます。プレイヤーが思いつくまま直感的な音作りもハードウェアシンセサイザーの醍醐味ですよね。
またFANTOM-0シリーズは音楽制作に置いても便利な機能が多数搭載されていて、クイック・サンプリング機能、クリップベースのシーケンサーといった多彩な機能も搭載しており、これらが充実した音楽制作とパフォーマンスを後押ししてくれます。パッドに直接サンプリングし、トリガーして使用可能したり、サンプリングした素材を鍵盤に割り当て、簡単にサウンドのピッチ変更したりといった、多彩な音作りが楽しめます。
さらに4in/32outのUSB AUDIO/MIDIインターフェース機能を搭載していますので、DAWベースの制作環境に導入可能!Logic ProやAbleton Liveとのネイティブ・インテグレーションにより、FANTOM-0のタッチスクリーンやハードウェア・コントロールを使用して、これらのソフトウェアを直接コントロールできます。また、ソフトウェア・シンセサイザーとFANTOM-0のサウンドを自由に組み合わせることも可能できるのも魅力的ですね。
●Fantom-06
61鍵モデルのFANTOM-06は、フラッグシップ・モデルFANTOMと同様のサウンド・エンジンで、タッチスクリーンなどの操作性に優れたコントローラーなども搭載していますので、これ一台で上位モデルと同じ充実した音楽制作が楽しめます!
ハイエンド・セミウェイテッド鍵盤を採用し、プレイアビリティを向上していますので、鍵盤にこだわりたい方にも充実した演奏が可能です。
さらにワークステーション系のハードウェアシンセサイザーは重量があるイメージですが、Fantom-06は、なんと驚きの6.0kg!軽量なボディによる優れた可搬性を実現していますので、これならリハーサルやスタジオなど自宅外への持ち運びも可能ですね!自宅スタジオのスペースの都合であまり大きなシンセサイザーが置けないという方にもおすすめです。
●Fantom-08
FANTOM-08は、なんと言っても優れたピアノ・タッチを実現する88鍵PHA-4スタンダード鍵盤を搭載しているのが大きな特徴です。特に新規追加のSuperNATURAL Acoustic Pianoは、アコースティック・グランドピアノのサウンドと極上のレスポンスを実現してくれます。
やはりピアノタッチにこだわるプレイヤーは多く、88鍵盤を使って演奏したり音楽制作をしたいという方は多いと思います。そうした方にも最上級のピアノ・タッチによって、ローランド最高峰のシンセ・サウンドとアコースティック・サウンドを奏でるだけでなく、効率的なハードウェアによるユーザーインターフェイスで、プレイヤーが思いつくまま充実した音楽制作を実現できる魅力的な一台です。
記事内に掲載されている価格は 2022年8月23日 時点での価格となります。
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