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UVIが誇るハイブリッドインストゥルメントFALCONが、バージョン2.1リリースを記念し、在庫限り特価キャンペーンを実施中です!
FALCONはフラッグシップサンプラーであり超多機能シンセサイザーです。サンプルとシンセモジュールを組合せ、無数のモジュレーションとエフェクト処理を実現することができ、ハイブリッド仕様インストゥルメントの頂点でもあるこのソフトウェアシンセサイザーは、一見難しそうですが、その仕組みを理解して音作りができるようになると、無限に等しいサウンドデザインが楽しむことができます。
特価キャンペーンは在庫限りで終了となりますので、ぜひお早めに!
Falcon 2.1の主なアップデート点
2.1へのバージョンアップでさらに新機能が搭載し、さらに進化しました!
2つのエフェクトを追加!
Falcon 2.1では、新たに2つのエフェクトを追加し、その強力かつ多彩で定評のエフェクトライブラリーは90を超えました。追加は下記になります。
Magnetic Bass Shaper:低域に特化したサチュレーションエフェクトで、特別で魅力的な効果をもたらすことで有名な2つのインダクターをモデリングし、高域を乱すことなくサウンドにパンチを与えます。
Feedback Machine:ユーザーレベルのカスタムマルチエフェクトを構築するエフェクトラックの1つで、フィードバックループを持つエフェクトチェーンの作成に使用します。
イベントプロセッサーを追加!
エフェクトに加えて、Falcon 2.1ではスクリプトベースのイベントプロセッサーを5つ追加し、シーケンスにまつわる機能をさらに強化しました。
Step Arp:強力な16ステップアルペジエーターで、ステップの種類、レシオ、ベロシティ、ゲート、CCモジュレーション、パン、リピート、オクターブ、ピッチ、そして適用率をステップごとに設定可能で、チャンネルごとのステップ長とランダム機能と合わせて思いのままのコントロールから想像を超えるシーケンス演奏をサポートします。
Gate Mod:適用率によってビートスキップ、ディレイ、ラチェット(リピート)効果を扱うランダム効果を装備したユーティリティツールです。
Gate Mod Poly:またGate Modにノート学習や自動設定を持つ特定ノートグループに対して機能する8チャンネルバージョンも合わせて用意しました。
Gate Mod Bernoulli:入力ノートを確率設定に基づき、AまたはBの別ノートに変換する機能で、打楽器演奏などの音色変化を行う際に便利なモジュールです。
Chord Strum:押さえた和音を特定のノートトリガーで、ギターのコード演奏を再現する機能も追加されました。
このほかにもアルペジエーターのレコード機能や、40ウェーブテーブル、100ファクトリー音色が追加されました。
Falconの魅力とは
無限の可能性を持つ強力なハイブリッドシンセサイザー
Falconは「サンプルとシンセシスを包括するハイブリッドインストゥルメント」といえる、実に多彩で洗練された多機能シンセサイザーです。
シンプルなサンプル再生からPluck、Wavetable、IRCAM Multi Granularなどの先進的なものまで、幅広いシンセサイジングに対応し、またサンプル単位でタイムストレッチ、ピッチシフトあるいはIRCAMのグラニュラー処理ができます。加えてループ素材はスライス可能で、Sliceオシレーターでチョップをしてノート割当てをして演奏することも可能です。
そして注目すべき機能の1つに、異なる種類のオシレーターを重ねて独自のハイブリッドインストゥルメントを構成できることがあります。このことで、サンプルベースのオシレーターにアルゴリズムによって生成したサウンドを組み合わせて音色を形成することができます。重ねられるオシレーターの数と組み合わせに制限はありませんので、コンピューターの処理能力が許す限り、イマジネーションの赴くまま、重ねることができます。
・16オシレーター、90以上のエフェクト、モジュレーションソース、スクリプト編集可能なMIDIプロセッサーによる高度なセミモジュラー型のサウンドデザイン環境
・タイムストレッチ、ピットシフト、スライス、グラニュラーを装備した先進的なサンプルエンジン
・減算、PM、FM、ウェーブテーブル、加算、フィジカルモデリング合成のピュアシンセオシレーター
豊富かつ適量の音色と無限の拡張!
Falconには1200以上の音色と500ウェーブテーブルがファクトリーライブラリーとして付属します。世界中の卓越したサウンドデザイナーによる即戦力サウンドは、単に演奏や創作に使えるだけではなく、オリジナルサウンドデザインの道しるべとしても最適化された内容となっています。
そして拡張音源として、UVIエンジンの先進的なシンセ機能とソフトウェア構造を最大限に生かしたサウンドライブラリ、それがFalconエクスパンションです。
プロフェッショナルグレードのサウンドプリセットは全て、キーとなるパラメーターにマクロが割当てられ、直観的な操作と演奏が可能です。そしてフルカスタマイズ可能で、これらの音色を元にお好みのサウンドに仕上げることも出来ます。Falcon Factory Contentsと同様、MIDI、OSCあるいはホストオートメーション対応で、Luaスクリプトによる制御、そしてFalconの豊富なエフェクトとモジュレーションの追加…その可能性は無限です。
専用の拡張パックによって、Falconの可能性、多様性そしてカスタマイズ性をより深く体験できることでしょう。
一味違う強力なエフェクト
また大きな特徴として、90以上の高品位エフェクトを装備している点があります。
これらのエフェクトは、扱いやすいようにDelay、Reverb、Modulation、Filter、Equalizer、Amps and Stereo、Drive and Distortion、Dynamics、Analysisなどにカテゴリー分けされています。この中には定評のUVIエフェクト:ディレイ、リバーブ(Sparkverbや低CPU消費のコンボルーションリバーブ)、コンプレッサー、バイナルエフェクトやリサンプリングプロセッサーなどが有用なプリセットともに用意されています。これらのエフェクトは、サウンドデザインから、ミキシング、解析まで、クリエイティブワークからマスター処理まで、Falcon上でのあらゆる作業に適しています。
そしてFalconはこれだけ多機能でありながら動作が軽く、低負荷で起動や読み込みも速い点もとても魅力です。ストレスフリーで作業に集中できるのもこの音源が長く人気のインストゥルメントであり続ける要因の一つだと言えます。
年代、ジャンルを問わず歌モノポップスからダンスミュージックまで幅広い用途で活用できるFalcon、この機会に検討してみてはいかがでしょうか、
記事内に掲載されている価格は 2020年10月20日 時点での価格となります。
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