TASCAMは様々な新製品をMusikmesseで発表を行なっています。しかしながら、ブースに大きくGibson Brandと入っているのが目立ちますね。なんとも微妙な気持ちになってしまうのは筆者だけでしょうか?気を撮り直して、NAMMからコレまでに登場した新製品を見ていきましょう。
こちらがiXRという、これまで有ったiOS用のオーディオインターフェースiXZの兄弟機種。2 Mic/Line IN、2Line OUT、1HP OUTという仕様の上位機種。iOS機器をレコーダーとして活用する非常にポータビリティーの高い製品。
TASCAMが近年非常に力を入れているDSLR(Digital SIngle Lens Reflex=デジタル一眼レフ)用の音声レコーダーの末っ子にあたるモデルDR-10Xにマイクをビルトインしたモデル。2月のCP+で参考出品されていましたが、引き続きmusikmeseでも参考出展(現時点では発売日・価格など未定)。ショットガンマイクをビルトインしてホットシューに直接取付けるという使い方。重量も110Gと非常に軽量なため使い勝手のいい製品といえるのではないでしょうか?
こちらは参考出展のMINISTUDIOシリーズ。TASCAMのMINISTUDIOといえば4trackのCassette MTR!!ですが、今回はインターネット配信用に特化した非常に特徴的な設計のオーディオ・インターフェースとして登場しています。
最大の特徴はポン出しボタンを備えているということではないでしょうか?拍手や、ピンポーンなど配信をしながら効果音を簡単に加える事が出来ます。
iPodのようなロゴの端子はBGM用のものと思われますし。本体にはBuild-inでMicが有ったりと使い方次第では非常にお手軽に作りこんだ配信ができるとおもいます。動画での解説しているように音響の知識がなくても簡単というのが非常に大きなポイントではないでしょうか?
最後の新製品ですが、SD-20M。こちらは4trackのSolid-State Recorder。設備などへのインストールを目的に設計されていますが、いろいろな使い方が出来そうな2chのMic Pre搭載のレコーダーです。Lineで2chとMicで2chの入力があるので簡易的にLive RecでMixer OutとAmbient Micの同時Recなどなかなか活躍の場は広そうな一台。
それ以外にも注目の64ch Recorder DA-6400、DSLR向けのDRシリーズなどが展開されていました。
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年4月8日 時点での価格となります。
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