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AIRA TR-8 × NATIVE INSTRUMENT TRAKTOR 編
〜TR-8とTRAKTORをシンクさせ、楽曲を再構築!
オリジナルのライブパフォーマンスでフロアをロック!〜
AIRA TR-8とNATIVE INSTRUMENTS TRAKTORをMIDIシンクさせたパフォーマンスをご紹介!Remix Deckでフレーズのパーツを再生し、リズムはTR-8でプレイ。
更にTR-8のサウンドにTRAKTOR側でリアルタイムにエフェクトを掛けます!
Ableton Liveとはまた違った方法でパフォーマンスをしてみましょう。
1:TR-8の出力とTRAKTORのルーティングの設定
まずはTR-8側の設定です。今回はクローズドハイハット(CC)とハンドクラップ(HC)をTRAKTORに送り、TRAKTORでエフェクト処理をした後に、TRAKTORのフレーズと一緒にTR-8に戻します。
CCとHCをアサイナブル出力のAに逃がします。ケーブルは繋ぎません。これはTRAKTORからの戻りと重ならないようにする為です。
※動画ではサイドチェーンの効果を分かり易くするため、BDとSDはアサイナブルBに設定し鳴らしています。
今回はDJ中に自分のトラックをプレイするというシチュエーションです。
DeckAに「Track Deck」、BとCに「Live Input」、そしてDには「Remix Deck」をアサインします。
Aでプレイ中の曲から自分のトラックに替え、TR-8でリズムを鳴らします。
★Preferenceから下記のように設定します。
2:DJミックス〜Remix DeckとTR-8トラックを再構築!
Deck Aで再生中のトラックから、自分の曲に繋ぎダイナミックに展開していきましょう。Deck Aに対して、Remix Deck、そして「TR-8へのMIDIクロック」にシンクを掛けます。
TR-8のスタートは画面左上の再生ボタンをクリックする事になりますが、小節の終わり際に再生すると奇麗にシンクされます。
Remix DeckはTRAKTOR KONTROL F1のパッドでコントロール出来ます。音量フェーダーも付いているのでミックスはとても簡単。パーツを鳴らしながら徐々にミックスしていきます。TR-8から個別でTRAKTORに送っているハンドクラップも混ぜながら繋ぎ終えます。
3:トラックを再構築!
TR-8のハンドクラップとクローズドハイハットにTRAKTOR側でアグレッシブにエフェクトを掛けてみます。TRAKTOR KONTROL F1を使ってトラックのパーツをリアルタイムに切り替えながら、TR-8のサウンドを抜き差ししてパフォーマンスします。
4:TRAKTORからの戻しにサイドチェーン、SCATTER!
今回のセッティングではTRAKTOR側のOutput RoutingをTR-8のOut2,3に設定しているので、サイドチェーンエフェクトとSCATTERを掛ける事が出来ます。ハンドクラップとクローズドハイハットにはTRAKTORでエフェクトを掛けているのでそこに更にSCATTERを掛ければ、更に過激なブレイクが作り出せます。
TRAKTORにはDJプレイ盛り上げるエフェクトが多数搭載されており、TRAKTOR KONTORL X1を使えばエフェクトを三つ同時にコントロールしたり、もしくは1つのエフェクトの3つのパラメータを同時にリアルタイムにコントロール出来ます。DJプレイ以外でも、DAWよりも気軽に派手な効果を生み出したい時に結構使えますよ!
またRemix Deckには長さを気にせず様々なサウンドを自由に放り込む事が出来ます。再生方法もワンショット、ループ、リバースなど様々に選べます。また、Track Deckでプレイ中のトラックをキャプチャーしたりとサンプラー的な使い方も可能。ぜひTR-8と絡めて可能性性を探ってみて下さい。
是非お試し下さい!
AIRAシリーズのお問い合わせは、AIRA Rock oN Lab.にお任せ!
記事内に掲載されている価格は 2014年3月19日 時点での価格となります。
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