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nab2019

08
Apr.2019
REPORT

Avid Connect 2019 Day 2 : Industry Leaders Keynote

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Industry Leaders Keynoteと銘打たれたこちらのセッション。Cloudの話題を中心として、ユーザーが意見を交換するという内容で進行しました。最初はDavenportからデータから読み解き、Cloudの現状解説が行われました。

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ACAのメンバーへのアンケートからユーザーの興味としてのCloudはこの位置でした。約6割のユーザーが興味があるという回答を行っています。

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分野別の順位はこちら。当然の結果かもしれませんがエンタープライズのユーザーの興味対象としては3位であったことがわかります。

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この10年でのCloudの成長曲線。市場自体は成熟し、安定成長期に入っていることがグラフから読み取れます。

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これまでCloudの課題として提言されてきたキーワード。どんどん内容が具体的になっているのがわかります。

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大規模な放送局にとってCloudは最も重要な技術であるという結果を表すグラフです。4K/UHDよりも上位に位置しているのがインパクトあります。

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プロジェクトの中でのコストの分布。Cloudはそれほどコストがかかっていないということがわかります。

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ワークフローの中でどの部分をCloudにするのが良いかということがよく分かるグラフです。濃い緑がすでにCLoudが使われているフローとなります。

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そして業務レベル別にCloudに対しての期待度ランキング。上位はほとんど同じということがわかります。

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非常にキャッチーですね。何はともあれCostが一番重要ということ。このようなデータの分析の後にAVID CEO Jeff RosicaとMicrosoft Tad Brockway氏が加わり、現状のAVIDのCloudに対しての取り組みが語られました。

すでにスタートしているPro Tools Collaboration機能や昨日発表されたNEXIS Cloudspaces、Media Central UXなど、様々な分野でCloudを活用したサービスはスタートしています。

特にPro Toolsはコラボレーション機能が完全に統合された環境を実現しており、個人でも導入できるサービスが確立されています。みなさんはこちらのサービス使ったことはありますか?是非ともお試しいただきたい機能です。

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そして最後にユーザーを含めて5名が更に登壇し、現在のCloudを使っての利便性の向上ポイントや今後の課題、セキュリティーなどに関してディスカッションが行われました。

これだけITが進歩している今、これを活用しないという選択肢は無いでしょう。サービスは慎重に選択する必要がありますが我々もIT移管しての正確な知識を得てゆく必要性を強く感じます。

リアルタイム伝送のIP化、そしてCLoudを活用したワークフローの確率。このようなIT Technologieがこれからも大きな課題となっていくことでしょう。

Writer.Yousuke

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記事内に掲載されている価格は 2019年4月8日 時点での価格となります。

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