IK Multimediaがギタリストに特化したハイエンドオーディオインターフェイスAXE I/Oを発表しました。インピーダンスを調整可能できる技術やAMPアウトをはじめとする豊富な入出力、さらにソフトウェアもバンドルされるなど、画期的な製品となっています。
インピーダンスを調整可能!極上のギタートーンを引き出す機能の数々
AXE I/Oの大きな特徴としてはあらゆる種類のギター、ピックアップ、演奏スタイルに合う最適なサウンドが得られる仕組みがあることです。
特に画期的なのは入力インピーダンスを入力インピーダンスを2.2kオーム(BOLD)から1Mオーム(SHARP)の間で連続的に調整可能な、Z-Tone技術が搭載されていることです。これによって従来の一般的なHi-Zスイッチを超え、マッチングの不適合による音痩せやこもりを回避しながら理想とするトーンを引き出すことが実現できます。
またメイン・チャンネルには、3種のサーキット・トポロジーが搭載されています。ACTIVE/PASSIVEピックアップの切り替えや、ディスクリートJFET(倍音付加による温かみのあるサウンド)/PURE(味付けのない透明なサウンド)の切り替えが可能で、ギターやピックアップ本来の音色を生かす設定が可能です。
リアンプを実現するAMPアウトをはじめ、豊富な入出力を装備!
豊富な入出力が装備されているAXE I/Oですが、大きな特徴としてフロントパネルにAMPアウトが装備されていることです。このAMPアウトをストンプやギター・アンプに接続すると同時に、キャビネットに立てたマイクの出力をAXE I/O リア・パネルにあるマイク入力に接続すれば、DIなどがなくても単体でリアンプが容易に実現できます!
それ以外の主な入出力としては、下記があります。
スタジオクオリティのサウンド
またAXE I/Oにはクラス最高峰のAD/DAと優れたアナログ回路設計の高解像度・超低ノイズのClass-Aマイクプリアンプを搭載しています。このマイク・プリアンプには下記のような仕様で、ボーカル、アコーステック・ギター、ピアノなどさまざまなレコーディングに最適です。
豊富なバンドルソフトウェア!
AXE I/O総額で1,000ユーロ(約12万円)を超える価値のソフトウェアがバンドルされますので、これだけで
ギターの録音、リアンプからミックス、マスタリングまで、極上のギター・トーンで最高の作品を仕上げることが可能です。
AmpliTube 4 Deluxe
総計116機種のギアモデルを搭載したパワフルなMac/Windows対応ギター/ベースエフェクト&アンプモデリングソフトウェア。
またAXE I/OにはAmpliTubeプリセット切り替えなど自由にアサイン可能なPRESETノブも装備されているので、素早い操作ができます。
T-RackS 5
厳選した10種類のDSPプロセッサー。それぞれ8,000円から15,000円相当。(AAX/AU/RTAS/VST対応DAWもしくはスタンドアロンアプリケーション
T-RackS CSで使用可)。
その他にフリー版のDAW、Ableton Live 9 Liteが付属しています。
NAMM 2019での展示も楽しみな製品ですね!
発売は2019年1月30日の予定で、市場想定価格は45,000円(税別)となっています。こちらただいま予約受付中です!
IK Multimedia
https://www.ikmultimedia.com/products/axeio/
Writer.Miyazaki
記事内に掲載されている価格は 2019年1月21日 時点での価格となります。
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