KORGがシンセサイザーの新製品を公式HPにて続々発表!
伝説的なコルグの名機であるMono/Polyにインスパイアされたmulti/polyの機能とサウンドをコンパクトな19インチモジュールに収めた「multi/poly module」、2021年限定生産発売され話題になったminiKORG 700FSを約86%のサイズにした「miniKORG 700Sm」、さらにはミュージックワークステーションとしてさらに進化した「KRONOS」など話題必至のものばかりで、まもなく始まるNAMM Show 2025での実機展示も楽しみです。
今後の追加情報にご期待ください。
multi/poly module(1/25発売で予約受付中)
●multi/polyの機能とサウンドをコンパクトな19インチモジュールに
伝説的なコルグの名機であるMono/Polyにインスパイアされた新しいmulti/polyアナログ・モデリング・シンセサイザーは、息をのむようなアナログ・サウンドと、並外れたデジタル・パワーと柔軟性を兼ね備えており、すでに近年最高のシンセサイザーの1つとして、高い評価を得ています。
新たに発表されたmulti/poly moduleは、multi/polyの素晴らしい機能とサウンドのすべてを、コンパクトな19インチ・デスクトップ/ラックマウント・パッケージに収めました。MIDI 2.0のプロパティ・エクスチェンジとポリ・アフタータッチをサポートするこのモジュールは、コルグのKeystageコントローラーと抜群の相性を誇ります。
またmulti/polyネイティブ・ソフトウェアのプログラムだけでなく、増え続ける優れたサードパーティ製ライブラリとも完全な互換性があり、アップデートされたサウンドとソフトウェアを常に新鮮な状態に保つことができます。新しい19インチ・ラックマウント対応の筐体は、鍵盤付きモデルと同様の操作子を持ちながら簡単に持ち運びができ、あらゆるスタジオ、デスクトップの制作システムにもすっきりと収まります。
Multi/poly moduleは、新たに設計された驚異的なサウンドのフィルターとオシレーターを搭載していますが、アナログ・モデリングの進化はさらに奥深いものです。オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFO、ポルタメント回路は、アナログ・ハードウェア・コンポーネントのバリエーションをモデル化しています。その結果、それぞれが微妙に異なるキャラクターを持ち、自然で豊かな音色を生み出します。このバリエーションは、サウンドごとにお好みで増減できます。
Multi/poly moduleは1月25日発売予定で、ただいま予約受付中です!
miniKORG 700Sm
●miniKORG 700FSをダウンサイジング!
2021年に発売した「miniKORG 700FS」は、往年の名機「miniKORG 700S」に当時搭載できなかった機能を追加して復刻したアナログ・シンセサイザーでしたが、限定生産だったこともあり瞬く間に予定数を終了する大変な人気となりました。
世界でも稀有な電子楽器メーカーKORGの原点であるminiKORG 700のサウンドをもっと多くの人に知って頂くために、このminiKORG 700Smは生まれました。そしてそれはminiKORG 700のサウンドへ敬意を表しつつ、現代のミュージシャンの要求にも応えるべく強化されたモデルです。
miniKORG 700Smを開発するチームを指導したのは、1970年代初頭からコルグのエンジニアとして活躍し、オリジナルのminiKORG 700Sの設計者の一人でもある三枝文夫です。彼がコルグのサウンド・デザイナーと密接に協力し、オリジナルのサウンドを可能な限り忠実に再現しました。
新しいminiKORG 700Smは、2021年発売のminiKORG 700FS(限定生産)の機能は全てそのままに、鍵盤をスリム鍵盤にするなどFSの約86%のサイズを実現。重さも5.8kgと手軽に持ち運べます。
miniKORG 700Smは、オリジナルのクリアで抜けの良いオシレーターと象徴的なトラベラー・コントローラーの再現が特徴で、演奏に特別な色彩と表現を加えるように設計されています。その中でも特に傑出したリードとベースのシンセ・サウンドは、現代の音楽にもフィットするものです。
技術の進歩により空いたスペースにはエフェクト=スプリング・リバーブ、またベンドやモジュレーションのためのジョイスティックを追加。表現の幅を広げるアフター・タッチ、さらに今の音楽シーンにも対応すべくアルペジエーター、USB端子、MIDI IN端子やCV/GATE IN端子を搭載しました。
KRONOS
●比類なき表現力を持つ、新しいサウンド
2011年のデビュー以来、KRONOSは世界中のミュージシャンから絶大な支持を受け、モデル・チェンジやアップデートを繰り返しながら進化を遂げてきました。KRONOSは、プロ・ミュージシャンとハイエンド・アマチュアのためのキーボードの定番として、パフォーマンス、パワー、そして多くの用途に対して、常にユーザーの期待に応えています。
多くの声によって、KRONOSはリフレッシュされ、洗練され、スポットライトを浴びる場所を取り戻す準備が整いました。直感的なコントロール、300を超えるプレミアムなサウンド・ライブラリーへのアクセス、専用機能の数々を備えた最新のKRONOSは、あらゆるステージやスタジオで可能なことを再定義するために設計されています。
新しいKRONOSには、数千ものサウンド・プログラム、コンビネーションに加え、あなたの音楽的創造性を高めるために入念に作られた256のプログラムが追加されています。このアップデートの中心となるのは、華やかで透明感のある響きを持つ見事なイタリアン・ピアノや、金属棒(タイン)機構の土臭いビンテージ・サウンドを忠実に再現したエレクトリック・ピアノ、Tine EP I Earlyなど、128種類の新規サウンド・プログラムです。さらに、FMエレクトリック・ピアノ、多彩なシンセ・パッド、みずみずしいリード・サウンドなど、時代を超えたクラシックから現代のヒット曲まで、あらゆるジャンルのサウンドを幅広く収録しています。
これらのサウンドを補完するのが、KRONOS Sound Librariesの128の厳選されたサウンドです。12のワールド・クラスのサウンド・デザイナーとのコラボレーションにより開発されたこれらのサウンド・プログラムには、あなたのサウンド・パレットを刺激し、広げるために厳選された、彼らの作品のベスト・セレクションが含まれています。このセレクションには、KRONOSがあなたの究極のキーボードであり続けることを保証する、新しいピアノ・ボイスも含まれています。
KRONOSの操作系は、パワフルでありながら直感的な演奏インターフェースを実現するために、何世代にもわたって綿密に改良されてきました。そのレイアウトは、8つのリアルタイム・ノブ、9つのスライダー、そして一連のパフォーマンス・コントロールで構成され、ミュージシャンが自分の技術に集中し、直感的に演奏できるよう、心地よく馴染んでいます。
インターフェースの中心には、これまで以上に高速で反応性の高い大型のTouchViewディスプレイがあり、重要な情報や設定に一目でアクセスできます。このシームレスなデザインは初期モデルから継承されているもので、どの現場にどの世代のKRONOSが置いてあっても、使ったことがある人ならすぐに使える安心感を提供します。
記事内に掲載されている価格は 2025年1月23日 時点での価格となります。
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