NAB 2018のAudio-TechnicaのブースにAlterosという見慣れないメーカーの製品が。昨年のGame Changer Awardを受賞したAlterosどのよな製品か聞いてみました。
数多くの受賞からも非常に注目度の高い製品で有るということが分かると思います。この3Uの筐体で、なんと24チャンネルものワイヤレスの送受信が行えるシステムです。6.5GHzでのUWB=Ultra Wide Bandと呼ばれる技術が使われ、周波数、チャンネルという考え方無しに24chを取り扱えるということ。また6.5GHzという高い周波数を使うことで、UHF帯への干渉も無いということです。
写真の通り、入力は標準でDante、オプションでMADIという仕様。アンテナとの接続にはEthernet Cableが利用されます。
ボディーパックがこちら。チャンネルを選択用のボタンが並びます。このボディーパックは発熱が少ないために、女性が直接肌に触れる部分に固定しても問題にはならないとアピールをしていました。
これまでのワイヤレスで当たり前の周波数管理から脱却し、24chもの多チャンネルのハンドリングを実現したこちらの製品。その革新性は昨年のAwardを総なめにしているのもうなずけます。しかし残念ながら日本国内では、現時点で6.5GHz帯の利用は一般に認められていないため、すぐ導入にはならないということ。といっても覚えておいてそんな最先端のワイヤレスシステムです。
もちろん、本体のAudio-Technica側にも新製品は多数。その中でもミドルレンジにあたる6000シリーズは人気が高いということです。
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2018年4月12日 時点での価格となります。
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