今回のNAMM 2018ではSPITFIRE AUDIO社のブースの出展は無かったですが、NAMM最終日前日に参加者への労をねぎらうパーティーを開催しました。
同社はイギリスのコンポーザー、プロデューサー、そしてエンジニアが「作曲者である自分たちが必要とするライブラリ」を制作するために設立されました。昨今劇伴作家への注目度が高まると共に国内ユーザー間での評価も更に上がり、Rock oNでもスマッシュヒットとなりました。
プロフェッショナルなクリエイターへは、よりスピーディーに仕事を終わらせるための新たな武器として、そうでない方にはオーケストレーションを学ぶ入り口となるソフトウェアとして多ジャンルのクリエイターにオススメ出来る新世代オーケストラ音源です。
SPITFIRE AUDIO社のCo-Founderクリスチャン・ヘンソン氏とポール・トンプソン氏自身も作曲家かつオーケストラ音源のユーザーであり、当時使っていたサウンド・サンプルのクオリティに満足出来なかった部分を自分たちの手で改善しようという思いから会社はスタートしました。よりユーザーに近い立場で「作曲家として自分たちが必要としているサンプルを作りたい」という理念がヒットの秘訣かもしれませんね。SPITFIRE AUDIO社の音源は全て彼ら2人の厳しい最終チェックを経て発売されています。
パーティーはアナハイムのNAMM会場から20分ほど車を走らせたFullertonにあるワインの美味しいお店The Twisted Vine。会場にはLoopmasters社やFocusrite社など同郷(イギリス)の仲間たちも集まり、NAMM 2018を振り返ったHOTな情報交換場としても活用されていたようです。会場ではクラシック音楽がカルテット編成で生演奏されており、ゆったりとした優雅な時間が流れていました。
NAMM Rock oNライターとして会場を走り回った私にも束の間の休息。
今年も新作リリースを多数予定しているSPITFIRE AUDIOにご注目あれ!
Writer.Matsuyama
記事内に掲載されている価格は 2018年2月1日 時点での価格となります。
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