国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
Prolight + Sound Guangzhouのプロオーディオメーカーが立ち並ぶ一画で、ちらほら見かけるDanteのロゴマーク。まだ日本ほど製品バリエーション数は多くありませんが、昨年と比較すると増えてきている印象です。ここでは中国ブランドのDante製品をご紹介します。
ここは主にカンファレンスなどで使われるマイク/スピーカーを製造するDMIX。。
ここのスタッフは、中国でDanteは普及していますか?の問いに「もちろんです!」と快答してくれました。昨日のYAMAHAブースで出会った若いエンジニアはこれから使いたいと言っていたので不安でしたが、PAはもちろん、主にカンファレンスや政府機関施設で普及しているとのこと。またおもしろいところでは鉄道のコントロールセンター職員同士の通信手段として使われていることも教えてくれました。
続いて、教育ツールソリューションを手がけるメーカー。
例えばこのようにタッチ機能のついたプロジェクタースクリーンを開発しているのですが、講師の使うマイクから先のオーディオ機器にDanteを使い、大きな会場でのティーチングに利用されています。
ワイヤレスマイクの受信機、スピーカーが一つになった機材。Dante経由でオーディオネットワークを形成し、Dante Controlerで運用されていきます。
Keynoteなどのプレゼンソフトを切り替えるコントローラー。レーザーポインター内蔵。
こちらもやはり、カンファレンス関連のワイヤレスマイクやミキサーを扱うメーカー。
iPadをコントロールサーフェースに持ち、セパレートできる本体にはマイクプリアンプを搭載。ソフトウェアは独自のiAppで、フェーダー、SEND/OUT、エフェクトやグループのコントロールを行え、グルーピングもワンタッチで切り替え可能。このコンセプトのデジタルミキサーはどこかで見た気がしますが、なんとこれはDante対応。
これはなかなか使えるのではないかと思わせる製品でした。
12inのデジタルミキサー。WiFi搭載で、iPhoneやPCからのオーディオ入力ができます。もちろんDante対応。
IH富田
記事内に掲載されている価格は 2017年2月23日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ