Kemperの大ヒット以降生産状態の不安定から国内流通在庫も少なく、ここ数年日本では話題に上ることが少なくなったaccessブース。
ここベルリンでは先日国内でも数量限定再販売が発表されたDarkStarモデルのTI2 POLARを展示。
D/Aの質感やプリセットサウンドの秀逸さは色褪せないものの、『TI』としての後継機能が待たれますね。TI発表当時以上にPC制作システムが一般化した現代では、例えばElektronが提唱しているOverBridgeのようにオーディオインターフェースと共存出来るようなシステムにするかI/O周りをより強化しないとPCとの親和性を唱えるのは中々難しく感じます。Kemperの大ヒットは続いていますが、シンセファンとしてはアナログモデリングの帝王とまで言われたaccessの復権に期待したいところです。
Writer.Takemoto
記事内に掲載されている価格は 2017年4月21日 時点での価格となります。
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