SSLはイマーシブミュージックに特化した、次世代の制作システム System T for musicをアナウンス。
現在、日々日々に進化するイマーシブミュージックの制作ツールですが、この「System T for music」は、これまでに培ってきた技術をバックグラウンドに、次世代を先行するためのSSLからの提案と見ればいいのではないでしょうか?
当然のごとく、すべてのチャンネルとバスにはSSLサウンド(ダイナミクス&EQ)のクオリティでプロセッシングされ、加えて、3Dパンニング、DAWコントロール、ダイナミックオートメーション、Dante統合、内蔵エフェクトラックが利用可能です。モニターセクションでは最大9.1.6のコントロールルームモニタリングが可能。Dolby Atmosを含む高度なプロダクションワークフローが最適化された環境をワンストップで構築可能になります。
Next-gen production tools:
・Multiformat immersive and object signal paths
・3D XYZ and rotational Theta pan
・Full 9.1.6 monitor section
・Inbuilt Effect Rack
・Onboard Dynamic Automation
・Integrated DAW Control
・Full SSL Dynamics & EQ every channel and bus
・Up to 800 audio channels
・64-bit floating point audio processing
System T for musicを構成する製品として以下があります。
S500
必要に応じ、カスタマイズ可能なモジュラー制御サーフェス。メーターブリッジのオプション、専用のマスターセクションハードウェア、複数の大型多機能タッチスクリーン、統合KVMを備えす。16から384のフェーダー構成で利用可能。S500mは、16から64のフェーダー構成で利用可能です。
S300
16、32、48フェーダーコンフィグレーションで利用可能な固定レイアウトのコントロールサーフェス。1、2、または3つの大型マルチジェスチャータッチスクリーンを備えます。
T-SOLSA
タッチスクリーンインターフェース
Fader Tiles
Tempest Control Rack
System Tの処理コアであるTempestエンジン。コンパクトなラックマウントシャーシに64ビット浮動小数点処理を提供します。シンプルなネットワーク接続により、ユニットは施設内のどこにでも配置でき、コントロールルームをアウトボード機器や手作業ツールで空けることができます。テンペストエンジンにはTE1またはTE2の2つのサイズがあり、5つの処理パックが可能です。
TE1 – 最大256の処理パスを持つ1RUユニット
TE2 – 最大800の処理パスを持つ2RUユニット
Solid State Logic System T for music
https://www.solidstatelogic.com/products/system-t-for-music
そしてブースで確認したこの写真。スタジオミキシングコンソールORIGINのセンターセクションにスタジオコントローラーUF8がマウントされていますね。まだ、動作に関しての詳細は確認中ですが、DAWのコントロール性をアップさせ、さらにハイブリッドなワークフローを効率的に行うことができますね。詳細が分かりましたら続報としてお知らせしたいと思います。
記事内に掲載されている価格は 2023年4月14日 時点での価格となります。
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