NAMM 2023 Day 3 : Neumann

NeumannからオーディオインターフェースMT 48 EUが登場しました!

皆さんご存知の通り、NeumannブランドはU87Aiを中心とするマイクロフォンの歴史あるトップブランドとして、そして最近ではスピーカー、ヘッドフォンの分野でもマーケットから高い評価を得る製品を発売し、シェアを伸ばしています。1991年の子会社化により、NeumannはSennheiser社のグループ傘下にありますが、MERGING Technologiesも2022年からSennheiser傘下に。

MERGING Technologiesと言えば、DSDフォーマットを扱えるハイエンドDAWのPyramixや、「超」がつくようなハイエンドのD/A、D/Aコンバーターを発売している音質至上ブランド。この買収の動きから登場したのが、今回アナウンスされたNeumannブランドのオーディオインターフェースMT 48 EUと言えます。製品の形状から、MERGING Technologiesがこれまでに発売していた製品「ANUBIS」を引き継ぐ形として、改めてNeumannブランドとして発売されたと推測できますが、Neumannのマーケットへの浸透度を背景に、このMT 48 EUもさらに人気を得るんじゃないでしょうか？

製品概要
・直感的なタッチスクリーンで操作できるプレミアムオーディオインターフェース
・ダイナミックレンジが非常に広く、クラス最高のAD/DAコンバータ搭載
・EQ、ダイナミクス、リバーブのDSP処理が可能
・トークバックを備えた4つの独立したミキサーを内蔵
・USB、ADAT、AES67の接続が可能

このMT 48 EUですが、当然、ハイクオリティーのAD/DAを主軸としてますが、AES67/RAVENNA接続による外部対応機器との拡張性を武器に、最⼤256⼊出⼒をマネージメントするスタジオ機器やモニターのコントローラーとしても応用力が強く、例えば、中規模程度のプライベートスタジオシステムの中核として活躍できそうな製品です。大きなタッチモニターを搭載するので、操作性もかなり高そうですね。

製品仕様
・2つのプレミアム品質のマイク/ラインプリアンプ
・2つのクリーンなライン/インストゥルメント入力
・4つのライン/モニター出力
・調整可能なクロスフィードを備えた2つの超低インピーダンスのヘッドフォン出力
・ADAT / S/PDIF光入出力、AES67、MIDI / GPIO
・プリ-FXおよび/またはポスト-FX録音用の入力チャネルごとの2つのドライバ出力
・直感的なタッチスクリーンユーザーインターフェイス

国内販売価格:未定
(※海外サイトでは£1,799という記載がありました)

国内発売時期:未定