M-liveは1987年にイタリアのリミニで設立され、30年にわたりイタリアのMIDIを軸にしたソフトウェアおよびミュージックプレイヤー製品を展開。
・MIDIおよびMP3のデジタル音楽プレーヤー
・エンターテイメント業界向けのバッキングトラック
日本に馴染みのないブランドですが、ユニークな製品を発売していることから、同社のFranco Natali氏にコメントをいただきました。
B.Beat X
同社の人気製品 B.Beat PRO16(https://www.m-live.com/en/b-beat-pro16/)は、ライブパフォーマンスに最適な、バッキングトラック/映像(歌詞表示付き)/グラフィック再生デバイス。PCおよびMAC用のサウンドカードを備えた16のアウトと12のインが含まれ、2つのHDMI出力でバッキングトラック、ビデオ、歌詞を再生し、最大12チャンネルまで録音できます。B.Beat PRO16がステージ上にあれば、追加のコンピュータ、タブレット、音声/ビデオカード、ケーブル、ミキサーの必要なくライブパフォーマンス用の専用マシンとして活用できます。
今回アナウンスされたB.Beat Xはスタンドアロンでも動作しますが、B.BeatまたはB.Beat pro16と組み合わせて使用する場合、接続されたデバイスのオーディオトラックに加えてB.Beat Xのオーディオトラックを使用でき、最大で24トラックのオーディオと2つのビデオ出力を拡張することができます。
THE LIVE MACHINE MERISH5+ PLUS
THE LIVE MACHINEは、プロフェッショナルに演奏および歌唱するための一台で、デジタルなバッキングトラックの読み込み、アーカイブ、再生に特化したスタンドアロンのデバイス。オーディオファイルの再生、ミックス、編集を、トラックごとに分離して行い、Midiファイル、Mp3、およびビデオに記録します。
MERISH5+ PLUSは先行したMerish5の機能をすべて備え、さらに倍速での再生が可能で、MTAファイル(M-liveが設計したフォーマット)を使用してオーディオファイルをトラックごとに編集することができます。拡張子 .wav、.aac、.ogg、.flac、.aif、.auのファイルを読み込み、再生可能。ま付属のPrompterプラグインを使用することで、タブレットやスマートフォンなどのデバイスと接続し、ステージ上の複数のポイントから演奏される曲の歌詞やコードをリモートで表示することが可能です。
M-Live
https://www.m-live.com/
記事内に掲載されている価格は 2024年1月29日 時点での価格となります。
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