Abbey Road Studioのみに存在する貴重なオリジナル・ハードウエアをモデリングした Waves Abbey Road プラグインシリーズ。
それら全12製品をバンドルしたAbbey Road Collectionが半額となるスペシャルプロモーションが開始しました!
プロモーション期間は2021年10月25日(月)まで。ぜひこのチャンスに、歴史的名盤を生み出した銘機のプラグインを丸ごと手に入れて下さい!
無数の歴史的名盤が刻まれたアビーロード・スタジオ。そのオリジナルの銘機たちをプラグインに再現
あまりにも有名なビートルズのアルバムジャケット、その信号の先には、彼らにまつわる幾つもの逸話と、音響実験によって作り上げられた名作アルバムの誕生地があります。音楽に伝説はつきものですか、21世紀の音楽、そしてレコーディングに関してアビーロードスタジオほど、数多くのエピソードを生み出してきた場所はないでしょう。
アビーロードスタジオで作品を制作することは、アーティストにとってマジソンスクエアガーデンや武道館でのコンサートと同様に、一つの象徴と言えます。
そして場所だけでなく、スタジオのためだけ、アーティストのためだけの特別な仕様、カスタマイズを施された専用機材によるサウンドは、間違いなくアビーロードスタジオに他に比肩するもののないオーラを纏わせています。
スタジオとして歴史の深いアビーロードが、こちらもプラグインソフトウェアの黎明期からデベロッパーとして数多の製品を送り出してきたWavesにスタジオ機材のモデリングを要請したのは、必然だったかもしれません。
Abbey Road Collectionに収録されたプラグインは、いずれもアビーロードスタジオとWavesの間で、実際の機材のコンポーネントをやりとりし、その特性を完全にモデリングできるまで執拗に開発とリスニングテストを繰り返すことで完成しました。そのサウンドには、アビーロードのオーラが込められています。
アビーロードスタジオとWavesのコラボレーションは、偶然ではありません。クラッシックの時代からジャズ、ポップ・ミュージック。20世紀の音楽の歴史とレコーディングスタジオ技術の進化とともにありました。時間による試練を乗り越えて使用され続ける機材には、単なる機能以上の"魔法"が存在する。それを知る者同士だからこそ生み出すことができる。Abbey Road Collectionは、彼らの精神を込めたバンドルです。
収録プラグイン
美しいナチュラルチェンバーリバーブから近年人気が急上昇しているディレイカスケードなど、アビーロードの第二スタジオに設置されたエコーチェンバーの豊かなサウンドは今や伝説となっています。長年に渡って失われていたアビーロードのS.T.E.E.D. セットアップと共にプラグインとして蘇りました。 Abbey Road Chambersプラグインは、アビーロードスタジオの伝説的なシグネチャサウンドの一部を形成するエコーチェンバー(残響室)を再現します。ビートルズ以降の多数の名盤においてエキサイティングなリバーブ、ディレイ、その他の独自の空間エフェクトを作り出すために、エコーチェンバーが使用されてきました。
まさにアビー・ロード・スタジオで行われた、ビートルズの全てのレコーディングで聴けるトーンを。2つの異なる「フレーバー」を選択できるこのクラシックな真空管コンプレッサープラグインは、アビー・ロード・スタジオが承認した貴重なRS124をエミュレートしています。 RS124ほど、音楽の歴史を定義してきた機材はありません。特注のRS124コンプレッサーは60年代アビー・ロード・スタジオのエンジニアの奥義でした。Geoff Emerickはパンチの効いたベースサウンドを、Ken Scottは豊かなギターサウンドを、Norman Smithはリズムバス全体を軽くなじませるために使用。 またRS124はアビー・ロード・スタジオのカッティング・ルームでのマスタリングにもよく使われていました。
1950年代に生まれたプレートリバーブは、現在まであらゆる音楽レコーディングに欠かせない要素であり続けています。60〜70年代、ビートルズやピンク・フロイドを始めとする先駆的バンドに頻繁に使用されたのがアビーロード・スタジオによる独自の4つのリバーブ・プレート、EMT 140ユニットです。 1957年、固定リバーブ・タイムしか持たないスタジオのエコー・チェンバーを補う形で、EMT 140が初めてスタジオに導入されました。最大6秒の可変リバーブ・タイムを備え、美しい響きを持つこれらのプレートは、アビーロードの技術者達によって完璧な状態にまでカスタマイズされています。
アビー・ロード・スタジオ公認サチュレーション 伝説的なアビー・ロード・スタジオ公認の音楽的なサチュレーション&ディストーション。クラシックなチューブとトランジスタの音、僅かな歪みから極端な歪みまで。アビー・ロードのエンジニアの秘密兵器ともいえる超希少なEMI TG12321に励起されたプラグインの登場です。ドラムやボーカルに温かみや心地よい倍音を与える、真空管プリアンプの微細なソフトクリップから、シンセやベース、ギターなどのパートをミックスの中で歌わせる本格的なコンソールによる歪みまで。アナログのレコーディングやミキシングにおいて、サチュレーションは最も重要な役割を果たしています。
70年代以降、Abbey Road Studiosにおけるすべてのマスタリングを支えてきたEMI TG12410 Transfer Consoleを、モジュラー方式のマスタリング・チェイン・プラグインとしてモデリングで再現。Abbey Road TG Mastering Chainプラグインは、柔軟なワークフローに対応するカスタム・プロセッシング・チェインを作成でき、マスター・バスに『TGの魔法』をもたらします。もちろん、ミキシングのあらゆる個別/グループ・トラックでも使用可能です。特徴的なソリッドステート/トランジスター構成で製作されたTG12410は、数十年に渡る時を経てその存在を証明し続けてきました。マスタリングのための完全なコンソールとして、また選択したモジュールのみをミキシングに、TGのもたらすものは間違いなく『魔法』と呼べるものです。そのマジックは、ピンク・フロイド「狂気」、ニルヴァーナ「イン・ユーテロ」、レディオヘッド「キッドA」「OKコンピューター」そしてエド・シーラン「+」にまで及びます。
Abbey Road Vinylは、アビーロード・スタジオ常設のヴァイナル・カッティング・マシンをプラグインとして忠実に再現しました。 アナログレコードから奏でられる音楽は、今でも愛好家たちの心を捉えて離しません。単にレトロな雰囲気だけでなく、そのサウンドが持つアナログの暖かさも、ノスタルジックな美しさを表す要素の一つです。アビーロード・スタジオの完全なバックアップのもと、このプラグインはスタジオにおけるアナログ・レコード制作および再生の過程を余すことなく捉えています。純粋なアセテート(ラッカー)盤とプレス工場で使用するマスター盤のサウンド、2つの異なる特徴を持つターンテーブル、3種類のカートリッジなど、多彩な組み合わせのヴァイナル・サウンドを選択することができます。さらに旋盤の再生は、EMI TG12410マスタリング・コンソールを通したものを再現するという、非常に贅沢な仕様となっています。
ロンドンに所在するアビーロード・スタジオは、1960年代のポップ・カルチャーの新たな潮流、ロック・ミュージックの震源地でした。ビートルズ、ホーリーズ、ピンク・フロイドをはじめ、数々の光輝く先駆者が音楽の歴史を刻み、今日まで続くレボリューションが生まれた場所、それがアビーロード・スタジオです。
強力なサウンド・シェイピング能力を持つパッシブ・イコライザー、RS56 Universal Controlは1950年代の初頭に登場し、レコード盤の製作のための前工程、今日「マスタリング」と呼ぶ処理の一部にAbbey Road Studioで使用されていました。RS56の劇的なコントロール能力は当時のミキシング・コンソールに備わっていたトレブル、ベースEQとは大きく異なり、それゆえに“The Curve Bender“のニックネームで愛用され、Abbey Roadのポップ・エンジニアは、RS56をスタジオ・レコーディングでも使うようになりました。
Waves/Abbey Road Reel ADTは、Abbey Road Studioが先駆けとなったダブル・トラッキング・エフェクトに使われたハードウェアをそのままプラグインにした初めての製品です。アビイ・ロードのサウンドを語る上で欠かせない要素とも言えるこのエフェクトは、1960年代、彼らにとって最も特別なクライアント、そう、あのビートルズの要求に応えるために開発されたのです。
WavesとAbbey Road Studiosが、EMIが最初に製造したソリッド・ステート・コンソールである、歴史的な名機TG12345をプラグインとして復活させました。このデスクは、60年代後期から70年代のサウンドの革命期を象徴する機材で、ビートルズ、ピンク・フロイドなど当時の話題をさらったアルバムのレコーディングに使われたものです。
J37テープ・サチュレーション・プラグインは、WavesとAbbey Road Studiosの協力によって誕生したテープ・サチュレーション・プラグインです。現代音楽の偉大なマスターピースの録音に使われてきた機械そのものを正確にモデリング、さらにTape Speed、Bias、Noise、Saturation、Wow、Flutterなどのユーザー設定可能なパラメーターを追加したWavesのAbbey Road J37プラグインは、オリジナルのマシンの代用の利かない音のキャラクターを、プラグインで忠実に再現しています。
英国アビーロード・スタジオにひっそりと保管されていた3本のマイクは、1920年代から1930年代にかけて国王ジョージ5世、6世、そしてエリザベス女王のために特別に誂えられたものでした。ロイヤル・ファミリーによる特別なスピーチにのみ使用されたこれらのマイクには、金、銀、クロームで王室の紋章が美しく装飾され、それぞれが独特のサウンド・キャラクターを有していました。 ロンドン郊外のEMI保管所の奥深くに眠るマイクを発見したのは、アビーロード・スタジオのシニア・レコーディング・エンジニア ピーター・コビンでした。これらは映画「英国王のスピーチ」の音楽、ダイアログ収録にも使用され、初めてロイヤル・ファミリー以外の人間がマイクを使った瞬間として記録されました。
記事内に掲載されている価格は 2021年9月22日 時点での価格となります。