2月17日、株式会社High Resolution主催にてAbleton認定トレーナー(ACT)募集説明会が開催されました。この説明会はAbletonが推進しているAbleton認定トレーナー制度を日本国内に広めるために開催されたプログラムで、Ableton現地スタッフのChris Woods氏(Director of Sales/Marketing)と、Yukio Van Maren King氏(International Sales Manager)により説明会がありました。会場は認定トレーナー制度について興味を持った方でいっぱい、熱気が非常に感じられました!日本初の試みということで、RockoNでもこの募集説明会に参加してきましたので、その中で語られた認定トレーナー制度についてレポートをアップいたします!!
●Ableton認定トレーナーとは?
さて、今回日本国内で初めて試みが開始されるAbleton認定トレーナーというプログラムですが、この制度は「Liveの使い方はどこで習えるのか…?」といったユーザーの要望を叶えるために、Abletonが2008年より開始したトレーナー制度となります。全世界に200名存在するの認定トレーナーは、プロ・アマ問わず多くの媒体にてワークショップを開催し、Abletonの魅力や裏ワザなどをユーザーに提案しています。
●認定トレーナーになると…
Ableton認定トレーナーになると、Ableton Newsや製品デモンストレーター/トレーナーとして世界中のネットワークを通じてコミュニケーションを取り、仕事が割り当てられます。また、AKAIやnovation、iZotopeなどAbletonとパートナーシップを組んでいるメーカー製品を優遇価格にて購入することも可能です。
●認定トレーナー申し込みの方法
ここまで書いて、Abletonをマスターしているユーザーの方は気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは申し込みをする方法を書いていくことにしましょう。まず、認定トレーナーになるために以下の項目を用意する必要があります。
・履歴書
・応募動機
・LiveやPushのカリキュラム案若しくはレッスンのアウトライン
・Live/Push、若しくはMax for Live関連を解説しているビデオ
こちらの4点が必須となります。この中の解説ビデオですが、ワークショップやレッスンなど20分ほどのビデオでOKとのことです。とはいえ、認定トレーナーはAbletonの魅力を未来のユーザーだけでなく既存ユーザーにも伝える必要があるため、製品知識だけでなくプレゼンテーション能力が試されるわけですね。応募についてはこちらのAbleton「Become a Certified Trainer」より、ご応募いただけます。
その後、最も適切だと思われる候補者へAbletonから電話インタビューが行われ、Liveに対する製品知識やコンセプトの説明など、トレーナーに適切かどうか審査されます。
更に、電話インタビュー通過した応募者の中からベスト5人がテストイベントに招待されます。招待された参加者にはテスト数週間前にサンプル素材が送られ、その素材を用いて最終テストが行われます。
これらの審査を通過した僅かなユーザーのみ、晴れてAbleton認定トレーナーと名乗ることが許されるわけですね。
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なんともハードルが高いように思われるAbleton認定トレーナー制度ですが、Ableton LiveやPush魅力や可能性を無限に広め、またそれを他のユーザーに伝えることが出来る人材をAbletonは必要としているんですね。是非あなたも、認定トレーナーにご応募いかがですか?
ちなみに、当日会場にはLive9やPushの展示に加え、Novation製品もLive9同様に紹介されていました!コンチェルト佐々井も時間を忘れいじっていました。
説明会終了後も、会場では認定トレーナーについて、またLiveに関する質問や要望について熱心に語られていました。
最後に、本日説明をしていたChris氏、Yukio氏とパチリ。
記事内に掲載されている価格は 2014年2月19日 時点での価格となります。