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AES2019

19
Oct.2019
Rock oN

AES2019 DAY3 : ダイジェスト2

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話題の製品が多数展示されたAES NY 2019。まだまだお伝えしたいブース展示がありますので、ダイジェストでご紹介します!

Amphion

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世界中のエンジニアに愛されるモニタースピーカーのメーカーAmphionが、新しい製品を発表しました。それがAmp700というスピーカーアンプです。残念ながら諸事情により、今回実物が会場にまだ到着していません。もしかしたらInterbeeで見ることができるかもしれない、とスタッフさんが苦笑いしながらおっしゃっていました。

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このAmp700は今までのAmp500とはいったいどこが違うかというと、音を忠実に再現するパッシブ・スピーカーとして知られているAmphionですが、このAmp700ではあえてその音に対する忠実性を強調せず長時間作業できるよう洗練した音が出せるように設計しました。

スタッフによると今までのAmphionのアンプは音の忠実性あまりにも高すぎて、実際に人々が完成品を聞く時の環境とかなりかけ離れている印象があったので、今回のアンプではそれを避けるための設計をしたということです。

Amphion
https://amphion.fi/create/

Zynaptiq

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ZynaptiqはINTENSITYをはじめこれからオーディオプロダクションで活躍できるプラグインの使い方などをライブデモンストレーションを通じて詳しく解説していました。

INTENSITYはミキシング・マスタリング・サウンドデザイン用のプロセッサーですが、マシンラーニングの顔認識アルゴリズムで作られたソフトになります。

EQやコンプとは全く違う種類のプロセッサーで、たった二つのノブでトラック中の各サウンドをより密度が高く、よりクリアな音にしてくれます。EDMだけではなくさまざまなジャンルで活躍できそうなプラグインです!

Zynaptiq
https://www.zynaptiq.com/

Sound Radix

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Sound Radixがイチオシのプラグインは、こちらのAUTO-ALIGN POSTです。

ポストプロダクションに特化したプラグインで、これは複数のマイクで録ったオーディオファイルの位相を一瞬で整えるツールです。

例えば俳優やタレントの服に付けるピンマイクとブームマイクの二つのファイルをAUTO-ALIGN POSTに入れて、たったの一つのクリックで位相問題が全て解決してくれるという素晴らしいツールです。

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Sound Radix
https://www.soundradix.com/products/auto-align-post/

AEA

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リボンマイクで有名なAEA。今回のAESで展示したのはKU5Aというコンパクトなリボンマイクです。

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これは普通のリボンマイクとは違って、指向性はスーパーカーディオイドで、ボーカルなどを収録するとき、他の楽器や部屋の残響に影響されにくい仕様になっています。またこのKU5Aを使うとより繊細な音とよりフラットな音が録れて、スムーズで暖かいサウンドが得られます。

AEA
https://www.aearibbonmics.com/

CB Elecronics

CB Elecronicsも新製品を展示していました。それがこちらのXPatch-32 CONTROL SOFTWAREです。

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XPatch-32は32×32のアナログ機材のルーティングパッチベイで、CONTROL SOFTWAREを使えばアナログ機材のルーティングをデジタルのアプローチで簡単にコントロールでき、MatrixビューとPathsビューの2種類の画面で切り替えれば、ルーティングを直感的に自由自在に変えます。

しかもそのまま画面の中でレベルを調節できて、いろんな場面で活用できるツールです。

CB Elecronics
https://www.cbelectronics.co.uk/

WEDGE FORCE

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まだまだ日本に知られていないシンセギターメーカーのWEDGE FORCEですが、今回のAESではつい先週に発売された新しいヘビーメタル用のシンセギター音源を展示しました。その名は「MATCHA」!ちなみに前作は「EARL GREY」と呼ばれ、シンセギターにお茶の名前をつけるのはなかり新鮮で覚えやすいではないかと思います。

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実はこちらのMATCHAはただのサンプリングギター音源ではなく、サンプリングした音をアルゴリズムで計算し、いろんなパラメーターを操作することによって高度な自由度を持つギター音源になります。

基本的な使い方は、MIDIキーボードに必要なパラメーターをアサインし、ミュートをMIDIペダルでON・OFFをコントロールしながらキーボードで打ち込むと、かなり自然な音が流れます。もちろんピアノロールに打ち込んで、オートメーションで書くことも可能です。

WEDGE FORCE
https://www.wedgeforce.com/

Writer. Angela Shu

記事内に掲載されている価格は 2019年10月19日 時点での価格となります。

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