Roland AIRAシリーズから衝撃の発表!TR-808/909と並びダンスミュージック史を築いたTR-707及び727の拡張音源が登場!しかもTR-808/909のハイブリッド新音色も追加!Rolandが誇るACBテクノロジーが拡張する音楽の未来は現在進行形です!
まずは皆さんこちらの動画をご覧下さい。
リビング・レジェンドLarry Heard率いるMr.Fingersが放った名曲中の名曲「Can You Feel It」。Larryの個性を決定づける叙情的なフレーズとRoland JX-3Pに依るメカニックなベースラインそして夜空から降り注ぐようなライドシンバル。このトラックで使われているのがTR-707です。
TR-707はPCMリズムマシンで音色のEDITこそできないものの、タイトなキックや808と909の中間の様なリムショット、そして音を聴けば一発で分かるカウベルなど個性抜群。
シカゴハウスでは808や909よりも使用率が高く、正にシカゴサウンド。ロック調のトラックでも良く使われています。4段階のシーケンサーのシャッフルや、フラムによるタム回しなど多くのパターンを生み出します。
またボリュームはフェーダーによって制御するため、ライブの現場でも使い易いです。
TR-727はさらにパーカッションに特化しておりコンガやアゴゴ等、より生楽器のニュアンスが有り、ラテン系のハウスなどで多く用いられていました。シャッフル3でマラカスを16分で入れたシーケンスの説得力は抜群です。
中古市場にもなかなかその姿を現さず、多くのユーザーが愛着をもって使っているリズムマシンです。
オリジナルのサウンド、オリジナルを超えたEDIT
今回、満を持してこの2つのサウンドがAIRA TR-8に宿ります。
TR-707とTR-727のすべての音色を、オリジナルのPCMウェーブデータを活用して、オリジナルの回路を詳細にモデリングして忠実に再現。
再現されるのはもちろん当時の25kHz、8-ビット(音色によっては6-ビット)サウンドです。
さらにAIRAらしく、オリジナルには無かった「TUNE」と「Decay」パラメーターを追加!実機を超えたサウンドバリエーションを誇ります。
さらに、707/727のサウンドは「キット」として本体に保存される為、808/909/707/727のサウンドを個別に設定可能!SYSTEM-1ではSH-101とSH-2のサウンド同時使用は出来ませんでしたが、TR-8では同時使用が出来ます!
TR-808と909のサウンドを混ぜ合わせたハイブリッド音色も追加!!!
何と驚くべき事にこの拡張音源「7X7-TR8-S」にはTRの開発に携わったエンジニアたちに触発された、これまでになかったまったく新しい音色が追加されています。
アタック特性を調整したTR-909のバスドラムとスネア、そしてノイズ・タム、ノイズ・クラップ、フィンガー・スナップを含む、7つの新サウンドが追加されます。
AIRA Rock oN Lab.では707狂いのACID渋谷が近日中に実機レビューを公開予定です!
ご期待下さい!
7X7-TR8-S の発売日は2014年12月19日金曜日!
大注目予約受付開始です!
R.I.P. Mark Bell
記事内に掲載されている価格は 2014年12月12日 時点での価格となります。
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