ALLEN & HEATHから、96kHz対応のコンパクトなデジタルミキサーが発売されました!
CQ Series はプロフェッショナル向けコンソールメーカーとして名高いALLEN & HEATH が小規模ライブハウスから会議用途、DTM用途まで、幅広いニーズに向けて開発したコンパクトミキサーです。
コンパクトな筐体ながら96kHzの比類のない高解像サウンドを実装し、プロユースの要求に応える音響性能を獲得。オートゲインやオートマイク、フィードバックアシスタントは音楽イベントから会議用途まで幅広いシーンに対応します。
CQ-12T
12in / 8out Digital Mixer
CQ-18T
18in / 8out Digital Mixer
Wi-Fi機能搭載
CQ-20B(近日発売予定)
20in / 8out Digital Mixer
Wi-Fi機能搭載
初心者にも、プロフェッショナルにも満足できるミキシングスタイル
CQ には1つのつまみだけでプロセッシングの包括的な調整を行うクイックチャンネル、全てのパラメーターを調整可能なコンプリートチャンネルの2つのミキシングモードを用意。
PAに不慣れな方であればクイックチャンネルで使用するチャンネルの用途(スピーチ、ボーカル、ギターなど)を指定し、つまみ1つを調整するだけで用途に最適な調整が完了します。
もちろんサウンドにこだわるエンジニアはコンプリートチャンネルですべてのパラメーターを狙い通りに調整可能。あらゆるレンジの音楽シーンに柔軟に対応します。
さらに本体にWi-Fiアクセスポイント(CQ-12Tを除く)を搭載しているため、ミキサーアプリを使用するために外付けのアクセスポイントやルーターを用意する必要はありません。スマートフォンやコントロールデバイスを安全なWi-Fiネットワークに接続するだけで、すぐにワイヤレスリモートが実現します。
リモートコントロールには離れた場所からミキサーを完全にコントロールするCQ MixPad、演奏者が自分のモニターミックスを自由に制御できる個人用アプリCQ4YOUの2つのアプリケーションを用意。
CQ MixPad は客席やステージなど必要な場所でサウンドをコントロール可能。CQ4YOU はパフォーマーが独自のモニターミックスを制御できるようになるため、エンジニアはよりFOHのサウンドに集中できます。この2つのアプリはiOS、Andoroid デバイス(CQ MixPad はWindows、MacOS 含む)に対応しています。
パフォーマンスから会議収音まで、幅広い用途に役立つプロセッサーを搭載
ゲインアシスタントは複数のチャンネルのゲインを適切な量に自動調整する機能です。従来セットアップ時に膨大な時間を消費していたチャンネル間のゲイン調整を迅速に完了。本番中も不快なピークや予期せぬ事態を防ぐため、レベルを監視し続けます。
フィードバックアシスタントはイベント内で問題となるハウリングを出力ごとに最大16個のフィルターを使用して自動的に除去します。定在するハウリング周波数には固定で設置し、本番中は突発的なハウリングを自動で検知し、ライブフィルターを配置することでハウリングの恐れのないパフォーマンスを実現します。
自動マイクミキサーは現在有効になっているマイクを検知し、その他のマイクの音量を低減することで背景ノイズを抑え、会議等のアプリケーションの明瞭度を向上します。全ての入力チャンネルで利用できるため、会議やポッドキャスト、討論会、小規模な劇場アプリケーションに最適です。音楽的な用途だけでなくCQシリーズはビジネスシーンにも大活躍します。
コンパクトなボディーに圧巻の96kHzサウンド
CQ はコンパクトミキサーながらこれまでに想像もできなかったほどの96kHz高解像度サウンドを提供。この素晴らしい音質をスタジオグレードのプロセッシング、最適化されたエフェクトと連携することで、小型デジタルミキサーの音響表現を新たな次元に引き上げました。
さらにCQ はUSB オーディオインターフェースによってDAW経由で簡単にマルチトラックの録音、再生、ストリーミングを行うことが可能。SDカードスロットも備えているため、外出先でも信頼性の高いマルチトラックの録音と再生が行えます。さらにUSBドライブからステレオファイルを録音および再生でき、内蔵の Bluetooth 機能を介して携帯電話などの音源を再生することもできます。
CQ-12T
◼ 入力:10モノラル/ステレオリンク(5XLR、5コンボ)、ステレオLR(TRS)
◼ 出力:MixLR(XLR)、6AUX(TRS)、ヘッドホン出力
◼ ステレオUSB/BluetoothのMix入力
◼ 96kHz入出力プロセッシング
◼ 2FXエンジン
◼ USB-A:ステレオレコーディング/プレイバック
◼ USB-B:マルチチャンネルレコーディング/プレイバック
◼ SDカードスロット:マルチチャンネルレコーディング/プレイバック
◼ 7インチ・タッチ液晶スクリーン
◼ 機能をアサインできる3つのソフトキー
◼ シングル/デュアルふっとスイッチに対応
◼ ラックマウント可能
◼ Windows/MacOS/iOS/Androidに対応した無料アプリによるリモートコントロールが可能
◼ 寸法:W290×H88×D242mm、質量:約2.4kg
CQ-18T
◼ 入力:16モノラル/ステレオリンク(8XLR、8コンボ)、ステレオLR(TRS)
◼ 出力:MixLR(XLR)、6AUX(TRS)、2ヘッドホン出力
◼ ステレオUSB/BluetoothのMix入力
◼ 96kHz入出力プロセッシング
◼ 4FXエンジン
◼ 内蔵デュアルバンドWiFi(ホスト用)、ネットワーク端子(RJ-45、クライアント用)
◼ USB-A:ステレオレコーディング/プレイバック
◼ USB-B:マルチチャンネルレコーディング/プレイバック(24×22)
◼ SDカードスロット:マルチチャンネルレコーディング/プレイバック(24×22)
◼ 7インチ・タッチ液晶スクリーン
◼ 機能をアサインできる3つのソフトキーと3つのソフトロータリー
◼ シングル/デュアルフットスイッチに対応
◼ ラックマウント可能
◼ Windows/MacOS/iOS/Androidに対応した無料アプリによるリモートコントロールが可能
◼ 寸法:W346×H89×D242mm、質量:約3kg
CQシリーズラインナップ比較
記事内に掲載されている価格は 2024年5月23日 時点での価格となります。
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