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業界標準のオールチューブ・ベース・アンプAMPEGの誕生50周年を記念して、「AMPEG HERITAGE 50TH ANNIVERSARY SVT」を8月7日に発売します。
ベースアンプの代表的モデルとして、アマチュアから優れたプロフェッショナルまで熱心なファンを持つAMPEG SVTですが、今回満を持して発売したモデルは単なるリイシューではなく「現代における究極のSVT」を実現したモデルになっています。
現代における究極のSVT
Heritage 50th Anniversary SVTは、SVTのたぐいまれな功績をたたえるためにデザインされ、数々の伝説的なアンプの中でも特に賞賛された回路をヘッドアンプに搭載し、必須となる最新テクノロジーとエレガントなビンテージの美学が同時に注ぎ込まれています。
●特徴
・1969年の“ブルーライン”と1970年代中盤のMagnavox時代の回路がひとつのアンプに
・耐久性の高い高品質なコンポーネントを使用してアメリカでハンドメイド精細に再現されたグラフィックとフォント
・XLR DIアウトプット、ユーザー・バイアス調整、スピコン・アウトプット、
・スプリング式サイドハンドルなどのモダンな仕様を追加
・マッチングされた特注のAmpeg Super ValveTM 6550真空管を採用
・推奨キャビネット
Heritage HSVT-810E(グリルは810AV)
Classic SVT-810AV
Classic SVT-212AV
Classic SVT-112AV
●スリー・イン・ワン
Heritage 50th Anniversary SVTは、アンプの最も魅力的な時代 — 1969年の “ブルーライン”SVTと70年代中期のMagnavoxデザイン — 敬愛されたトーンを再現する2つの独立したプリアンプ・チャンネルを搭載しています。
さらにプレイヤーは2つのチャンネルを「ジャンプ」してブレンドし、アグレッシブで斬新なサウンドを作ることも可能です。この新たなSVTのトーンの信頼性を強固なものにするために、Ampegは特注でマッチングされた6本のAmpeg Super Valve 6550真空管を採用しています。
●モダンな機能
ビル・ヒューズとロジャー・コックスは1969年のオリジナル “Super Valve Technology” (SVT)アンプで成功を収めましたが、現代のプレイヤーたちはこれまでになかった特色をアンプに求めています。
それがHeritage 50th Anniversary SVTにバランスXLR DIアウトプットやシンプルなユーザー・バイアス調整機能、真空管を長持ちさせる静音動作のファン、モダンな仕様のあらゆるスピーカーキャビネットにつなぐための強固なNeutrikスピコンジャックなど、数々の追加機能を搭載した理由です。しかしおそらくAmpegファンにとって最も重要なのは、Heritage 50th Anniversary SVTが耐久性のある高品質なコンポーネントを使い、アメリカにてハンドメイドでつくられていること — つまりロックンロールと同じくらいアメリカンであるということでしょう。
●オリジナルを再現
青い文字の刻印やフロントパネルを囲む青いラインを持ったオリジナルの“ブルーライン”SVTのような特徴的な外観のアンプはまず存在しません。Ampegは、Heritage 50th Anniversary SVTがただの復刻モデルで終わらないものにするための労をいといませんでした。コレクターでもプレイヤーでも、当時を完全に再現した“ブルーライン”のグラフィックと文字の刻印や、ぴたりと収納されるスプリング式サイドハンドルをとても気に入ってくれるはずです。
記事内に掲載されている価格は 2020年8月6日 時点での価格となります。
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