Arturia主催で安田寿之氏をグループリーダーに迎えて実施するArturiaユーザーグループイベント「Arturia公式ユーザーグループイベント東京 Volume. 2」代官山のSuppageで開催されました。
このイベントの第1回目は2019年4月に開催され、レクチャーとライブがメインでしたが、2回目の今回は趣向を変えて誰でも参加できる電子楽器を使ったセッションにプロミュージシャンが参加する形式となりました。電子楽器(Arturia製品以外でも可)を持ち込んで、会場で接続してセッションに参加したり、楽器を持っていなくてもセッティングされているArturia製品で参加することもできます。
会場ではMicroFreakやMiniBrute2s、DrumBrute ImpactといったArturiaの人気製品を中心に、多数のモジュラーシンセやデジタルシンセを持ち込んでのセッションが繰り広げられていました。
また会場となった代官山のSuppageはバーなので、大勢の人がビールやカクテルを飲みながらリラックスした雰囲気でセッションを楽しんだり、演奏を聴いている姿がありました!
多彩なミュージシャンもセッションに参加!
この日はユーザーグループリーダーで主催の安田寿之氏をはじめ、34423氏、Yumi Iwaki氏、Uhito Kiyosue氏といったミュージシャンも、自前の機材を持ち込んでセッションに参加しました。
間近で使用機材や演奏が見られるのもこうしたセッションならでは!
さらに「すべての若き野郎ども」「ロックンロール黄金時代」といった名曲で70年代に活躍したMott The Hoopleのキーボーディストで、かつてあのクイーンのツアーにも参加したことがあるモーガン・フィッシャー氏も参加!Nord WaveとMicroFreakを駆使したキーボードプレイを披露!
現在は日本在住ということで、和やかな雰囲気でセッションに参加した方と談笑されていたのも印象的でした。
会場ではKeystep Proが、初お披露目!
NAMM2020で展示されていた新製品KeyStep Proの姿が!KeyStep Proは、BeatStep Proが持つ強力なシーケンサー部にミニ鍵盤を搭載することで、結果として全ての音源のハブとなる仕様になりました。
Keystepより一回り大きくなり、4トラック最大16音のポリフォニック仕様で、シーケンスごとに最大64ステップのシーケンサーと、24パートのドラム・シーケンサーが搭載され、特にシーケンス部分が充実している印象です。
他にもシーケンサーはトラックごと2系統のCVとGate出力、ドラム・シーケンサーは8つのGate出力を備えています。この日もMiniBrute 2S接続していて、こうしたモジュラー・システム用のメイン・シーケンサーには最適です!
発売時期や価格はまだ未定とのこと。今後の追加情報に期待したいです!
電子楽器を持ち寄ってセッションというものはあまり機会がないので、こうした場でプレイすることでインスピレーションを受けたり、新たな電子楽器の使い方を知るのも貴重な体験だと感じました。次回の開催も楽しみです!
今回イベントでも展示されていたArturia製品はこちら!
製品一覧はこちらWriter.Miyazaki
記事内に掲載されている価格は 2020年2月26日 時点での価格となります。
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