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商品情報
21
Dec.2021
商品情報

クリアランスセールお買い得製品ピックアップ!オーディエント&オーディオテクニカ編

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クリアランスSALE開催中!

3Dサウンド X’masクリアランスSALE 第2弾「エンジニア編」がスタート!数々のお買い得製品の中から 英国のコンソールプランド「オーディエント」と、日本を代表する音響機器ブランド「オーディオテクニカ」製品をピックアップ!クリアランセールのお買い得製品をご紹介します!

マイクに長方形ダイアフラムを採用するメリットとは一体!?

audio-technica AT5045 が残りわずか!このチャンスをお見逃しなく!

Audientとは

英国のコンソール・プランド「オーディエント」は、ビートルズでお馴染みの「アビーロード・スタジオ」、ピート・タウンゼントの「イールパイ・スタジオ」、フロリダ州の「フルセイル大学」など数多くの有名なスタジオに導入されています。その優れたアナログ・オーディオとデジタル・コンバートの性能は、世界中で認められています。

audientのデザイン理念は、「クラス最高峰の革新的なプロ機器を求めやすい価格で提供する」ことです。また、専門的な技術的知識がなくても、スムーズに音楽製作ができる製品を開発することにも努めてきました。近年 audient はDAW時代に適合した新しいスタイルの製品を開発し、大型コンソールに搭載されているマイクプリの性能がしっかりと継承されています。

お買い得製品:その1

Audientコンソール20年以上の経験を生かして制作されたスタジオモニタリングのソリューション!デスクトップ・モニター・コントローラー「NERO」

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大型アナログコンソールをメイン卓として構築されたレコーディングスタジオでは、その卓のコントロール部にスタジオモニタリング機能の中枢が置かれていました。オーディオインターフェースをI/OにしたDAWスタイルのスタジオでは、そのモニタリングコントロール機能はアクセスが限定されがちです。

そこでAudientは、20年以上に及ぶ大型アナログコンソールデザインのノウハウを生かし、スタジオモニタリングのソルーションとしてNERO MONITOR CONTROLLERを誕生させました。その仕様はモニタリングに必要な充実したI/O、コンソールスタイルのモニターコントロール、信号レベルのマッチングが凝縮されています。もちろん入力された音源を忠実に再現できます。

スマート・タッチポイント

スマートタッチポイント機能で、あなたのワークフローがシンプルにカスタマイズできます。
モニタリングの組み合わせやルーティングは、スマートタッチポイントを長押ししてセットアップモードに入り、ルーティング先を選択した後、再度押すだけで保存できます。

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TALKBACK:トークバックマイクの信号をどのヘッドフォンモニターにもアサインでき、プレーヤーとのコミュニケーションが簡単に行えます。

SUB:サブウーハーはどのステレオモニター出力(又はすべての)にもアサインでき、接続を変更することなくサブのオン/オフも可能です。

ALT 1:いずれか2つのスピーカーボタンを長押してセッティングの保存が→を完了できます。

MONO:どの出力も簡単にモノリファレンス信号に変更できます。

SRC:ヘッドフォンミックス信号は、どの入力信号にもSRCボタンで簡単にアサインできます。

コンソールスタイルのモニターコントロール

David Dearden(Audientアナログコンソールデザイナー)がデザインしたアナログ回路を採用し、オーディオ信号の忠実再生も実現しています。

  • DIMコントロール:ボリュームノブでアッテネーションが設定できます。
  • モニタースピーカーのセレクト:モニタースピーカーの選択が即座にできます。
  • モノサム:ステレオ&モノ信号の確認が即座にできます。
  • ラッチボタン:Mono、Polarity、Talkbackへのアクセスがダイレクトなボタン操作で可能です。
  • Cueミックスのモニタリング:プレーヤーのモニター信号が確認できます。
  • スマート・モノモード:ステレオソースから変換しなくても、モノ信号の専用スピーカーから独自に確認できます。
  • トークバック

  • 3つのマイクセレクション:内蔵マイク又は外部マイクを使用したトークバック機能で、レコーディング中のプレーヤーとのコミュニケーションが可能です。使用マイクは内蔵マイク、ダイナミック、コンデンサーマイクから選択できます。
  • トークバックマイクのゲインコントロール:各プレーヤーとのトークバックボリュームが即座に調整できます。
  • トークバック信号の接続先:トークバックをどのヘッドフォンミックスにもアサインできます。

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INPUTS

スタジオのセットアップが大型になると、モニターソース選択やCue、スピーカーやヘッドフォンのフィード等のコントロールが難しくなります。このNEROがそれらの機能を集約し、簡単に操作できるように解決してくれます。

  • 2 x ステレオ入力:オーディオインターフェースを接続します。
  • 専用Cueミックス入力:プレーヤーに、快適でクリアーなモニターソースを提供できます。
  • ミニジャック入力:外部オーディオソース入力
  • RCA入力:メディアプレーヤーからの入力

OUTPUTS

ミックスのモニタリングが、独立したボリューム設定で3セットのスピーカーまで可能です。サブウーハーはそれらのどのモニターパスにも接続できます。さらに、本機のヘッドフォンモニター出力には、1 xモニターグレードと3 xフォールドバックグレードの4系統があり、それぞれにヘッドフォンアンプを備えています。このプロ仕様の装備がクリスタルクリアなヘッドフォンモニタリングをセッション時にも可能にします。

  • メインステレオ出力:メインモニターを接続します。
  • 2 x Alt スピーカー出力:他のリファレンススピーカーを接続します。
  • サブウーハー出力:サブウーハーの接続が指定できます。
  • 4 x ヘッドフォン出力:トークバック:プレーヤーと録音時のコミュニケーションが取れます。

その他の特徴

アサイン可能なサブウーハー
サブウーハーはどのモニタースピーカーセットとも自在に接続が可能です。サブオン/オフもモニターセッティングのプリセットを変更することなく実行できます。

高精度ステレオマッチボリュームコントロール
Neroは独自のステレオマッチング アッテネーションテクノロジーにより、高精度にLR信号のボリュームを揃えます。他のモニターコントローラーとは異なり、この機能がモニターの左右ボリューム差(L/R差)を防ぎ、正確なステレオイメージとミックス精度を実現します。

プロ仕様の頑丈なコンストラクション
スタジオの重要なコントロール中枢機として、長く信頼できるプロ仕様のコンストラクションを採用しました。

信号経路は全てアナログ
NEROは独自のステレオマッチング アッテネーションテクノロジーにより、高精度にLR信号のボリュームを揃えます。他のモニターコントローラーとは異なり、この機能がモニターのL/Rボリューム差を防ぎ、低いモニターレベルでも正確なステレオイメージとミックス精度を実現します。NEROの信号経路が全てアナログなのは、いたずらに信号をAD/DA変換しノイズや歪みを増やさないためです。また、アナログ・ポテンショメーターを使用していません。それは、ぱらつきによるL/Rのレベル差が発生するため、ボリュームのバランスに影響を与えるからです。マイクロプロセッサーで正確な抵抗値を設定するデジタルコントロールによるボリューム制御を採用し、厳格なステレオバランスを実現しています。この方式により L/Rチャンネルの厳格なアッテネーションを提供できます。

ドライバーやファームウェアは不要
NEROは、スタンドアローン機としてオペレートします。ソフトのドライバーやファームウェアのインストールは必要ありません。お持ちのソース・モニターやヘッドフォンを接続すれるだけで、簡単にお使いいただけます。

ルーティング設定を保存可能

スタジオへ戻った時には、いつでもトラッキングやミックス作業にそのまま戻ることができます。ルーティング設定の保存は、MainとAlt 1ボタンを同時に長押しすれば完了します。

サブウーハーとモニタースピーカーのセットをリンク可能。

モニタースピーカーセットを選択するとサブウーハー出力も接続されます。この設定は、アサインしたいスピーカーボタンを長押ししてSub(サブウーハー)ボタンを押せば完了です。この状態でもSub(サブウーハー)のみのオン/オフも可能です。スピーカーセットにサブウーハーのリンクがアサインされていれば、ボタン一つでその設定がリコールできます。

モノ出力チェックが瞬時に可能。

モノラルのモニタリング用にスピーカーを接続していればモノ出力チェックが瞬時に行えます。その方法は非常に簡単で、モノラルスピーカーが接続されているスピーカーボタンを長押しした後、Monoボタンを押すだけです。 このスピーカー出力を選択した際には、自動的にモノ出力モードに入ります。

ヘッドフォン出力にトークバックをアサイン可能。

トークバックは、演奏するプレーヤーとダイレクトなコミュニケーションを可能にし、彼らのベストなパフォーマンスを引き出してくれます。トークバックをヘッドフォン出力にアサインするには、ヘッドフォン出力のSRCボタンを押します。次にトークバックボタンを押すとトークバックボタンが点灯します。再度SRCボタンを押すとこの設定が保存されます。トークバックのオン/オフは、トークバックボタンで行います。素早く押すとラッチ機能でオン/オフします。長押しではモーメンタリー機能になり、押しながら短い時間話す場合に使います。

コンソールクオリティの音質、充実の入出力、サブウーファーの自動選択、トークバック、4つのヘッドホンアウトなど、モニターコントローラーに求められる全てが搭載されたNEROがクリアランスセールでお買い得です。ミックス・マスタリングでは複数スピーカーによるチェックが必要不可欠ですので、モニターコントローラー導入を検討されている方にお勧めです!

通常価格¥57,000(税込)

audient
NERO ★4/30まで!制作環境アップグレードSALEファイナル!
¥48,800
本体価格:¥44,364
0ポイント還元

お買い得製品:その2

ギタリストのために創られたオーディオインターフェース Audient Sono

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アナログ・レコーディングを知り尽くした「Audient」と、スピーカーCABエミュレーションのパイオニア「Two notes」のコラボレーションで誕生したオーディオインターフェイスです。アナログの真空管プリアンプ搭載だけでも十分に強力ですが、内蔵DSPによるキャビネットエミュレーションでリアルなスタジオサウンドを再現してくれます。ADAT入力があるので、リハスタジオ備え付けのミキサーなどをADAT接続すれば、ドラムのレコーディングも可能です。

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主な特徴

  • 10 in/4 out USB インターフェース
  • 12AX7真空管プリアンプ
  • 3 Band アナログ トーン コントロール
  • Two notes パワーアンプ&キャビネットエミュレーション
  • Re-amp出力
  • 2x Audient コンソールスタイル マイクプリアンプ
  • ハイパフォーマンスAKM AD/DAコンバーター
  • 拡張用ADAT入力
  • メインスピーカー出力
  • 独立ヘッドフォン出力
  • 『ゼロ』レイテンシーモニタリング機能
  • USB 2.0
  • Mac M1 & M1 Pro & M1 Max 対応
  • 24bit/96khz
  • メタルシャーシ
  • ARC フリー・バンドル・ソフトウェア&プラグイン

究極の真空管ギタープリアンプ搭載!

Sonoは、3バンド・アクティブトーンを備えた12AX7真空管プリアンプに、Two notes Torpedoのデジタル・パワーアンプ・モデリング、キャビネット・エミュレーションで構成され、ライン入力のギターサウンドを自在に操れます。そして、即座にそのサウンドでレコーディングに取りかかれます。
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お気に入りのペダルボードとSonoを直結してワンランク上のギターサウンドをレコーディング

リバーブ、ディレイ、ディストーションが乗ったペダルボードからSonoのギター入力へ繋げば、真空管プリ&オンボードDSPプロセッシングでお気に入りのサウンドをさらにパワーアップしてレコーディングできます。

定番のキャビネット・エミュレーターTwo notes TorpedoをオンボードDSPで搭載

オンボードDSPの採用で、Two notes TorpedoソフトウェアをSono本体でプロセッシングします。Two notesの定評あるパワーアンプのモデリングとキャビネット・シミュレーションに加え、マイキングやルームのプロフェッショナル・レコーディング・スタジオで録音するリアルなギターサウンドを再現します。Sonoはお好みのサウンドを本体にメモリーして、スタンドアローン機としてライブに持ち出すことも可能です。

DAWからアンプやエフェクターでさらに音をパワーアップするリアンプも可能!

Sonoはリアンプ機能を備えており、TO AMP出力からDAW信号をアンプやペダルボードに出力できます。
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超ローレイテンシーを実現するミキサー・アプリ

Sono ミキサー・アプリケーションは、入力チャンネル、マスターセクション、モニターコントロール、3つのセクションから構成されており、sonoの各操作がコンピューターから行えます。

3xプリセット保存可能

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Sonoはスタンドアローン機としてプレイできます。お気に入りのギタートーンが見つかったらSono本体に保存して、それらのプリセットですぐレコーディングを始められます。また、Sonoをコンピューターにつながなくても、ヘッドフォンでモニターしながら練習したり、そのままライブステージへ持っていく事も可能です。

ゼロレイテンシーレコーディング

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欲しいテイクはベストパフォーマンス。レイテンシーを気にしながらレコーディングしても良いパフォーマンスは期待できません。Sonoのモニターミックスコントロールが、DAWのプレイバックと自身のサウンドのモニタリングをフルサポートし、『ゼロ』レイテンシーレコーディングを可能にしてくれます。

ADATでチャンネル拡張

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ADAT入力経由で最大10チャンネルを増やせます。ドラムのレコーディングやバンドレコーディングにもSonoは対応します。AudientのマイクプリのADAT出力から直結できます。

音楽をどこへでも!

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オールメタルのシャーシで頑丈に作られたSonoは、ホームスタジオでのレコーディングやジャムセッションだけでなく、どこへでも連れ出せます。ライブツアー中の曲作りやライブにもお供します。

即レコーディング!

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アンプをウォームアップ、そしてマイクロフォンのセッティングは一切必要ありません。アイディアが浮かんだらSonoにセーブしたお気に入りセッティングを選んで即レコーディングすることができます。

Sonoミキサーアプリ

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Sonoにはパワフルなミキサーアプリが用意されています。

  • 入力チャンネルストリップ
  • マスターセクション:MasterMix、Cue、Cue solo、Monitor
  • システムパネル
  • トークバック
  • ショートカット機能

真空管プリとキャビネットエミュレーションDSPが搭載された 10-IN/4-OUT USB オーディオインターフェイスと考えると、これはかなりお買い得なのではないでしょうか!いまなら更にクリアランスセールでお得に手に入ります!

通常価格¥38,500(税込)

audient
Sono
¥38,500
本体価格:¥35,000
578ポイント還元

お買い得製品:その3

audio-technica AT5045
オールラウンドな新世代サイドアドレス・マイクロフォン

audio-technica フラッグシップモデル“50シリーズ”の新たなる提案。同社史上最大サイズの長方形ユニットを搭載したサイドアドレススティックマイクロホン。

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AT5045は、AT5040より少し縦長で大きい長方形ダイヤフラムを1枚採用しています。グリル越しに見てみると、AT5040のものより一回り大きいことがわかります。実際の面積は1インチを越え、シングルユニットとしてはこれまでのaudio-technicaのマイクロフォンの中では最大のサイズを誇ります。

ダイヤフラムを長方形にすることにより、スモールとラージ両者のメリットを合わせ持つことになります。クセのない高域の伸びと、豊かなローエンドの広がり。一見するとペンシル型に見えますが、実際はAT4050などのサイドアドレス型に近い使い勝手となります。たとえばボーカルなどを録音するときは、同時発売の別売サスペンションAT8482などを使用し、地面に対して垂直にセッティングすることになります。

ユニットを含む内部をフローティングさせることによって、外部の振動や筐体の響きの影響を受けない設計になっています。加えて筐体自体のシールド性能を高めていますので、RF妨害対策用のフィルターを排除し、ナチュラルな音質を実現しているとのこと。国産のトランスを搭載し、最終段のトランジスタを排除し高いS/Nを実現しています。

デザインにも大きな特徴があります。AT5040は、これまでのaudio-technicaにはなかった先進的でヨーロピアンテイストなデザインでしたが、AT5045もこれをそのまま引き継いでいます。若干同社のAT4081を彷彿とさせる形状をしていますが、よく見るとプリアンプ部分が太めに、グリル部分が少し細めに仕上がっています。標準付属のマイクホルダーも、AT5040のミニチュア版のような形状で、カチっとはめてロックネジを捻る同様の構造になっています。

SPEC
型式バックエレクトレット・コンデンサー型
指向特性単一指向性
周波数特性20~20,000Hz
出力インピーダンス100Ω
感度(0dB=1V/1Pa、1kHz)-35dB
最大入力音圧レベル(1kHz T.H.D.1%)149dB S.P.L.
固有雑音の等価音圧レベル8dB S.P.L.
ダイナミックレンジ141dB
SN比(1kHz at 1Pa)86dB
電源ファントムDC48V
消費電流1.4mA
質量197g
外形寸法約φ25×177mm
コネクター3ピンXLRM
付属品マイククランパー AT8481、変換ネジ(3/8-5/8)、ウインドスクリーン AT8165、キャリングケース

飛澤正人 氏によるAT5040 / AT5045 レビュー

実際の音質評価といったところですが、まずは男性ボーカルをAT5040に対してはマイクプリにAvalon AD2022、AT5045に対してはVintech X73の組み合わせで試聴してみました。

AT5040は大きな4面ダイヤフラムを持っていますが、立ち上がりが早く繊細な音が収録できますね。中域に色付けを感じ、大体1.5KHzあたりのキャラクターが立っている印象を感じましたが、これはソースを選ぶかもしれませんね。5040の特性に対し、声質や目的がバッチリハマる方は二度と手離せないマイクとなるでしょう。

また、どちらも近接効果が押さえられている印象も受けましたがここも高評価ですね。非常に情報量が多く取れますので、オケに入っても埋もれない存在感のある音像をキャプチャーできそうです。

一方AT5045ですが、見た目が非常にスリムでコンパクトなので、初見ではとらえられる情報量が少なくなってしまうかな?という先入観がありましたが、全くの杞憂でした。レスポンスの良さも申し分ないですし、全体のレンジ感も癖が無く扱いやすく感じました。正直すぐにでもAT5045をステレオ2本で欲しくなりました。

product_image_0

私の印象ではこの2本を比較した結果、あらゆる場面で使いやすいのは文句なくAT5045。どんな場面でも頼れる1本として買うならこれでしょうね。 あとAT5045に関しては、パーカッションなど立ち上がりが早くダイナミックレンジを持つソースに対し、レベルのばらつきがわりと均一に収録でき、コンデンサマイクながらリボンマイクのような素直な印象も受けました。

アタックの『パチン』といった立ち上がりも拾いつつ、強さのばらつきも抑えてくれます。(しかしベースアンプとか音圧のあるソースには少し歪んでしまいましたので、マイキングには工夫が必要ですね。)

サウンドの新しさ、マイクの扱いやすさ。他社のマイクと比較しても、モダンな印象を受けました。
収録できる音の広さと繊細さを兼ね合わせた、今までにない新しいマイクの提案を感じましたね。

こんな方にオススメ

AT5040

やはりボーカルの収録に最適でしょう。しかし、先述したとおり1.5kHzあたりに多少キャラクターを持っており、情報量も多いので収録ソースの選定が必要になるでしょう。個人的には割とパーカッシブな音源に対してもいい結果が出ると思います。例えば和楽器の収録にも重宝しそうですね。

AT5045

もう色々使えますね。見た目がスリムでダイヤフラムも小さく見え多少頼りないのではないかという印象がありましたが、いざ録ってみるとワイドなレンジと癖のない特性でメインボーカル収録マイクとしても自信をもってオススメできます。5045でドラムのオフマイクに立ててみてドラムキット全体をとってみるテストもしてみましたが、これもいい!!

非常にクリアで癖が無くて扱いやすい音が録れました。またアコギもとってみましたが、繊細な音で、かつ明るい感じがしました。非常に高評価です。アコースティック楽器、弦楽器にも良いかもしれませんね。今回は時間の都合でできませんでしたが、是非ピアノの収録にも使ってみたいです。AT5040の方は特徴がありますが、アコギで言うとストロークを録るときに良いかもしれません。オケの中に入っても埋もれない存在感が期待できます。

総評

最近のマイクのいいところは、やはりゲインの許容量が多いところがあげられると思います。多分にもれずAT5040,AT5045もその傾向があり、そして高域の抜けがクリアであることも高評価につながります。

AT5045で約15万,AT5040で約30万という価格も非常に魅力的であり、ポテンシャルとコストのパフォーマンスは抜群に良いと思います今回評価するにあたって使用した、私が普段使用している約50万円する(私は80万で購入したんですけどね;;)Violet DesignのFlamingo STDとくらべても遜色ないパフォーマンスを持っていますし、AT5045の15万円という値段とバランスにおいてAKG C414のリプレースとして使ってみてもいいでしょう。

AT5045が持つ上から下まで音質バランスがいい設計は重宝しますし、それ故にミックスにおける処理の余地があることも今回の好評価の理由です。癖のあるマイクでは余計な帯域を処理しなくてはいけないことも多いですからね。オールラウンドに対応できるマイクを検討されている方には、まずはAT5045を。さらなるアドバンスな空気感やキャラクターを求める方はAT5040をお勧めしたいですね。

飛澤正人 profile

Dragon Ash や 鬼束ちひろ , THE野党 などを手掛ける。生のバンドサウンドとブレイクビーツをシームレスにミックスして創り上げる空間表現に定評があり、早い段階からコンピューターを使ったサウンドメイキングを積極的に取り入れてきた。近年はアレンジや作曲、ボカロP『寂恋』としても活動。 サウンドデザイナー誌の連載『飛澤正人直伝 “魔法のMIXテクニック”』やMIXセミナーなどを多数行い、“日本の音”を良くする活動を展開している。

こちらの記事もご参考に!

オーディオテクニカ×Styrism×Rock oN 共同企画! audio technica フラッグシップライン 50series/40series の本質に迫る!

50series/40seriesの各機種を、技術的に掘り下げたディープな解説とともに、現場のリアリティあるインプレッションを語り合い、マイクロフォンの本質に迫ります。実際のレコーディング音源とともに、座談会の様子をご覧下さい。

記事はこちら

まさにラージダイヤフラムとスモールダイヤフラムの両者の「いいとこ取り」をした画期的なサイドアドレスマイク。オールマイティでレコーディングエンジニアやアーティストからの評価も非常に高いAT5045がクリアランスセール中です。この機会をお見逃しなく!

通常価格¥154,000(税込)

audio-technica
AT5045
¥154,000
本体価格:¥140,000
2310ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2021年12月21日 時点での価格となります。

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