audio-technicaから2014年9月6日に発売されるATND971は、Dante規格による初のEtherケーブル直結のバウンダリーマイクです。
ATND971は小規模なトークイベントから大規模な国際会議まで、CAT5ケーブル1本で最大1,024ch(1Gbps)の送受信を可能にするDanteならではの運用を可能にします。
もちろんこれだけで使用するものではなく、YAMAHA MTXシリーズのようなDanteマトリクスプロセッサーが必須となりますが、PC一台で複雑なルーティングを制御できプリセットの切り換えが瞬時に行えるなど多くのメリットに溢れています。
例えば様々な言語を話す要人達が集う会議で、ATND971から入った言葉を同時通訳者に送る。そして元言語と翻訳言語をそれぞれ会場内PA、記録用録音機器、放送用機器などを別々に任意の機器に送ることができます。
ch数が多ければ多いほど、そのルーティングが複雑になればなるほど、マイクからDante規格でつながったソリューションのメリットは大きくなっていきます。
また、電源ONを知らせる緑のインジケーターも話者にとっては安心できる要素の一つだと思います。
Dante、Ravenna、REAC、AVB…。様々なAoIP(Audio over IP)が乱立する中で面白いものが出てきたな、と将来を期待させる製品です。
発売は2014年09月16日。希望小売価格は ¥70,000(税抜)が予定されています。
audio-technica ATND971 遂にDanteによりEtherケーブル直結接続のマイクがリリースに!
[LinkButton shop=” type=’2′]http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/show_model.php?modelId=2611[/LinkButton]記事内に掲載されている価格は 2014年7月17日 時点での価格となります。
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