AvidのフラッグシップI/OであるPro Tools | MTRX に、さらなるブラッシュアップとパワーアップを施した後継機種 Pro Tools | MTRX II が発売されました!
MTRX II は MTRX をベースに開発され、オリジナルと同等のクオリティを維持しつつ、256ch @44.1/48kHzのDante I/O や SPQ機能が内蔵され、さらに多くの柔軟性や拡張性を備えています。これにより MTRX II では、より多くのI/O、ミキシング及びモニタリング・キャパシティーを実現します。
さらに、オプションカードに Pro Tools | MTRX Thuderbolt 3 Module が新登場。Pro Tools | MTRX II (256ch)、及び、Pro Tools | MTRX Studio (64ch)をネイティブDAWに接続することが可能になります。
Rock oNでは、従来機種からMTRX IIへのグレードアップを応援する
MTRX II 発売記念 トレードアップ・プロモーションを開始
(2023年9月30日まで)
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Pro Tools | MTRX II の新機能、変更点
Thunderbolt3モジュールに対応
MTRX IIと同時に発表されたThunderbolt3モジュールを本体に追加することで、HDXシステム環境でなくともAvidフラッグシップI/Oを使用することが可能になります。これまでHDXシステムでしか得られなかったサウンド・クオリティや柔軟なルーティング機能を、CoreAudio対応のネイティブDAWで構築することができます。
Thunderbolt3 は DigiLink との併用が可能
Avidからの発表によれば、Thunderbolt3と DigiLink は併用が可能です。ということは、DADmanを経由することで2台のマシン間で信号のやりとりが可能になるということになります。Dolby Atmos RendererをインストールしたマシンをThunderbolt3で接続すれば、Atmos Audio Bridgeを使用せずに(=HDXを使用しながら)Dolby Atmos ミキシングをおこなうことができるようになります。
MTRX用オプションカードは引き続き使用可能
Dante、アナログ、MADIなど、以前のPro Tools | MTRX用オプションカードは新しいPro Tools | MTRX IIでも使用できます。オプションカード類の製品自体/型番に変更はありません。
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256ch分のDante I/Oを内蔵
MTRXではオプションカードの追加が必要だったDante I/Oですが、MTRX IIでは標準で256ch(@44.1/48kHz)のDante I/Oが内蔵されています。
MTRX IIには128ch分のDante I/Oを追加する「Pro Tools | MTRX 128 Channel IP Audio Dante Card」を8枚まで追加できるため、合計で1280chまでのDante信号を扱えるようになります。
SPQ機能が内蔵に
Pro Tools | MTRXに128のEQチャンネルと最大1,024のフィルターを追加して音響補正機能を提供するSPQ。前モデルのMTRXではオプションカードを追加する必要がありましたが、MTRX IIにはこの機能が標準搭載されるようになりました。
アナログカードの追加上限が撤廃
豊富なバリエーションの拡張カードをベースユニットに追加することで、ユーザーがそれぞれに必要な機能をカスタマイズできることが特徴のPro Tools | MTRXですが、アナログI/Oカードについてはin/out合計で6枚までという制限がありました。
後継機Pro Tools | MTRX IIではこの制限がなくなり、8つのオプションスロットすべてにアナログI/Oカードを換装することが可能になりました。
内部ミキサーが大幅にパワーアップ
Pro Tools | MTRXのもうひとつの特徴が、その名の由来ともなっている巨大な内部ルーティングマトリクスとモニタープロファイルでした。MTRX IIではこの機能が大幅にパワーアップ。
1500×1500だった内部マトリクスは、なんと4096×4096まで増加。さらに、モニタープロファイルで使用できる内部サミングミキサーは256×32から512×64に。これにより、Dolby Atmosシネマ制作においても十分な数のチャンネルを扱うことができます。
AES/EBUはオプション対応のみに
逆に、MTRXでは内蔵だったAES/EBUデジタルI/Oに関しては、MTRX IIでは標準搭載ではなくなります。デジタルI/Oが必要な場合は、Pro Tools | MTRX 8 AES3 I/O Cardが必要になります。
製品仕様 | |
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Configurability | Fully customizable I/O with eight option card slots; install up to eight total analog, DigiLink, and/or digital I/O cards |
Built-in I/O | ・64 channels of DigiLink I/O (via two 32-channel DigiLink Mini ports) at all sample rates ・64 channels of MADI I/O at 44.1/48 kHz, 32 channels at 88.2/96 kHz, or 12 channels at 176.4/192 kHz ・256 channels of Dante I/O at 44.1/48 kHz, 128 channels at 88.2/96 kHz, or 64 channels at 176.4/192 kHz (IP core) |
Optional I/O (sold separately) | ・8 Mic/Line Pristine AD input card (DB25) ・2 Mic/Line Pristine AD input card (DB25) ・8 Line Pristine AD input card (DB25) ・8 Pristine DA output card (DB25) ・64-channel DigiLink I/O card (two DigiLink Mini ports) at all sample rates ・Thunderbolt 3 Option Module (enables up to 256 channels of native low-latency I/O at 44.1/48 kHz and 88.2/96 kHz, 128 channels at 176.4/192 kHz,and 63 channels at 384 kHz to Pro Tools and other Core Audio DAWs) ・128-channel IP Audio Dante card with built-in SRC ・128-channel Dual MADI I/O card ・8 AES3 I/O card (16 mono channels) ・2 x 16-channel Dual SDI/HD/3G card with built-in SRC |
Digital cross-point matrix (input to output routing) | 4,096 x 4,096 |
Summing matrix with monitor profiles | 512 x 64 (supports full theatrical Dolby Atmos mixing) Monitor Groups Fold Downs Group Formats |
Room calibration | Built-in SPQ speaker processing with 256 filters on 16 channels; delay management adjustable up to 150 ms per channel |
Supported DAWs | Pro Tools, Logic Pro, Cubase, and other Core Audio workstations |
EUCON integration | Yes |
System sync | Word Clock/video black burst (VBB) via BNC connectors, Dante Sync, Digital Inputs |
Supported sample rates | 44.1 kHz–384 kHz |
Chassis | 2U 19” rack-mountable unit |
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ご利用例
Avid MTRX Studio から Pro Tools | MTRX II へ トレードアップ
Focusrite RED 16 Line から Pro Tools | MTRX II へ トレードアップ
Antelope Audio Orion 32 HD Gen3 から Pro Tools | MTRX II へ トレードアップ
記事内に掲載されている価格は 2023年8月16日 時点での価格となります。
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