Pro Tools年間サブスクリプションが20%オフとなる「Avid ホリデー・シーズン・オファー」が年末プロモーションとして継続中!本プロモーションは2024年1月2日で終了となりますので、この機会をお見逃しなく!
プロモーション対象製品
Pro Tools 2023.9
Pro Tools 2023.9ソフトウェア・アップデートがリリースされました! 新しいPro Tools Sketchウィンドウ、選択範囲のエクスポート、プラグイン幅フィルタリング、プラグインの並べ替えなど、その主な機能をご紹介します!
Pro Tools SketchウィンドウとiPadアプリ (すべてのPro Toolsバージョン)
Pro Tools Sketchは、Pro Toolsのすべてのバージョン(無料のPro Tools Introを含む)で利用できる新しいウィンドウで、無料のiPadアプリも別途入手できます。Pro Tools Sketchは、Pro Toolsの音楽制作ワークフローを大幅に拡張したもので、Pro Toolsの世界クラスのレコーディング、編集、ミキシング機能にノンリニアな制作環境が追加されます。
ループ、MIDI、録音を自由に整理して再生できるクリップベースのスケッチを作成できます。気に入ったアレンジができたら、.WAVにエクスポートしたり、クリップやアレンジ全体をPro Tools 編集タイムラインにドラッグして、さらに細かい制作作業を行うことが可能です。また、コンピューターとiPadの間でSketchを自由に移動できるため、どこでも音楽のアイデアをキャプチャして試すことができます。
詳細については Pro Tools Sketch のブログのほか、IBC2023で発表されたSketchの記事もご参考に!
選択範囲のエクスポート (Pro Tools Studio & Ultimate のみ)
タイムラインの一部を新規セッションとしてエクスポートできるようになりました。新しい「コピーを保存…」オプションから「選択されたタイムライン範囲のみ」にチェックを入れて行います。大規模なポスト作業用の「スーパーセッション」を分割したり、ライブレコーディングを曲ごとにセッションに分割したり、セッションの重要な部分のみを保存したりする場合に便利です。選択したトラックのみ、またはメインプレイリストのみをエクスポートすることで、調整できます。
セッションのエクスポートされた部分は、そのセッションの真ん中にインポートされる可能性があるため、「すベてのオートメーション・プレイリスト」にチェックを入れると、エクスポートするように選択したすべてのオートメーション・プレイリストにブレークポイントを固定できます。これで、正しいレベルで、パンなどを含んだ状態で新規セッションにインポートされます。新規セッションにブレークポイントがない場合の意図しないレベル変更を防ぎ、偶発的なオートメーション・データの変更を防ぎます。
プラグイン幅のフィルタリング (Pro Tools Studio & Ultimate のみ)
2023.6リリースでは、最大9.1.6および7次Ambisonicsまでのトラックとチャンネルの幅が導入され、多くのプラグインメーカーがこれらの新しいフォーマットをサポートしています。1つのプラグインに10を超える幅変更のバリエーションがあるため、プラグインリストを再編成して煩雑さを軽減しました。プラグインが4つ以上の幅を提供する場合、それらの選択肢をサブフォルダに配置するようになりました。プラグインの幅は、アプリケーションからチャンネル幅を非表示にすることを選択した場合、インサート・リストから除外されます(What’s New in Pro Tools 2021.6 の21ページ「チャンネル幅のフィルタリング」参照)。特定のフォーマットのトラックを作成しない方もいると思うので、インサート・メニューと検索メニューからプラグインの幅も非表示にしました。
プラグインの並べ替え (すべてのPro Toolsバージョン)
EQはコンプレッサーの前に置きますか、、それとも後に置きますか?今回のリリースでは、セッションを設定するときにそれを考える必要がなくなり、後で気が変わった場合に備えてプラグインを置き換えるために1つのスロットを空のままにする必要がなくなりました。プラグインをクリックして、新しい位置まで上下にドラッグするだけです。さらに、スロット間のドラッグ&ドロップがサポートされるようになったため、プラグインを誤って別のプラグイン上にドロップしてしまい置き換えられることはありません。
その他の改善点
上記の機能に加えて、2023.9では以下の機能も追加されています。
2023.6で導入されたビデオのスルーイング設定で、ループ再生中にのみビデオのスルーイングをオフにする機能を拡張しました。スルーイングは、ビデオとオーディオ・ハードウェアの間に共通のクロック・リファレンスがない場合に、ビデオとオーディオの同期を維持できるようにする機能です。ただし、特定の状況では問題が発生する可能性があり、ループ再生もその1つです。この新しいオプションを使用すると、ループ再生中のパフォーマンスを維持しながら、長時間の再生での同期を維持できます。
プロモーション対象製品
記事内に掲載されている価格は 2023年12月5日 時点での価格となります。
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