BASTL INSTRUMENTSから2つの新製品が発売!
シーケンス可能なロボット操作のデジタルテープマシン
多機能なドラムボイス・ユーロラックモジュール
THYME+
THYME+は、2017年にリリースされ、いまだにカルト的人気を誇るTHYMEの革新的なアップデートバージョンです。接続性や、オーディオコーデック、およびいくつもの調整と洗練を投入したファームウェアなどの進化を遂げました。この新バージョンのハードウェアは、コンパクトなメタル製のケース、大きなノブ、そしてより洗練されたフェイスプレートで強化されています。現代の電子楽器プレーヤーからの熱狂的な要望によって、ブラッシュアップされ復活した新世代のTHYMEです。
豊富なパラメーターによってタイムベースエフェクトを深く掘り下げ、さらに各パラメータを個別にモジュレートする”ROBOT”機能を搭載。最もワイルドな組み合わせを探求することができ、ディレイ、フェイザー、リバーブ、コーラス、ピッチシフター、マルチタップディレイ、テープディレイ、トレモロ、ビブラートなど、多くのエフェクトを実現可能です。
完成したサウンドはプリセットボタンに保存ができ、更にそのプリセットはシーケンスさせることができます。
ステレオ入出力、MIDI/CV/CLOCK入力、フットスイッチ対応で、外部機器とのセッションやライブパフォーマンスにフル対応します。
THYME+は、アナログのテープエコーの動作原理に基づく壮大な”デジタル”テープマシンです。テープ速度や複数のヘッド位置を自由に調整できるだけでなく、フィードバックやフィルターを絡めて、あなたの想像の上を行くディレイサウンドをクリエイトします。
エフェクトの各パラメータには”Robot”と呼ばれるモジュレーション機能を装備。エンベロープフォロワー、外部CVモード、ウェーブシェーピングなど、単なるLFOを超越したモジュレーションソースを提供できます。9つのパラメータをマニュアル調整、またはファインチューンされたランダマイザーを使って制御する事ができ、音の冒険は宇宙にまで広がっていきます!
オーディオソースにユニークなスパイスと質感を加え、それらをサウンドデザイナーの夢に変えることができます。MIDI、アナログクロック、CV入力を備えた大規模なセットアップにも対応し、フットスイッチ入力も備えています。
THYME+のコアは、フレキシブルなプロセッシング能力によってカスタムされたエフェクト設定を保存する8つのプリセットボタンです。これらのプリセットは、楽器のように手動で演奏したり、内蔵のシーケンサーでシーケンスしたりすることができます。プリセットボタンとしての機能だけでなく、テンポ同期したトランジションによる興味深いプレイは本機ならでは!
製品仕様 | |
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SPECIFICATION | ・最大+20dBまでのアナログ入力ゲインノブ ・複数のテープリードヘッド ・LEDシグナル化された9つの調整可能なパラメータ ・各パラメータに専用のモジュレーションソース「Robot」搭載 ・各RobotにLFO、エンベロープフォロワー、外部CVを備える ・ステレオロボットモジュレーション、位相シフトなどのオプション ・パラメータのランダム化 ・ディレイタイムとRobotのリズミカルなクオンタイズ ・ローパス&ハイパス・フィルタ ・FREEZEボタンによるテープループ ・テープスピード調整によって引き起こされるディレイタイム変更を補償するLINKボタン ・タップテンポ ・ディレイ、ロボット、またはシーケンサを同期するための内部または外部クロック ・8バンク x 8プリセット用の内部メモリ(合計64プリセット) ・バンクをまたいでプリセットのコピー&ペーストが可能 ・シーケンス・プリセット用の4つのパターンを持つ32ステップシーケンサ ・2つのシーケンサモード:Live&Write ・Karplus-Strongシンセシス方式 ・ステレオ/モノ入出力 ・MIDI入力 ・アナログ・クロック入力 ・テープスピードおよびディレイタイムに適応できるCV入力0–5V(Volt/1 oct) ・バイパス用の外部フットスイッチ(別売)用入力端子 |
CRUST
CRUSTは、BASTLならではのイマジネーションが満載のドラムボイスです。
NOISEソースとデュアルTONEジェネレーターの2つのレイヤーで構成され、ピッチエンベロープ、レイヤーミキシング、FMエンベロープ、ハードクリッピング付きトランジェントシェイパーなど、ドラムの領域をはるかに超えています!
サウンドを遊びつくす4つのモード!
NOISEソースには、ローパス/ハイパス・フィルターが内蔵され、4つのモード(white noise、 clap、 bit、metallic)を搭載。
TONEには、4つのオシレーター構成(FM、FM2、Dual、Ring Modulation)が用意され、ピッチエンベロープ、デチューン、V/Oct入力、音色のためのSHAPEコントロールがあります。
LAYERフェーダーは、レイヤー間をクロスフェードするだけでなく、相対的なディケイ・エンベロープを調整し、ドラムキットのようなプレイアビリティを実現します。
ENVノブは、エンベロープを中央位置で最も短くし、右側でディケイを長くできます。アタックとディケイの両方を左側にすればシェイカー/リバース/シンセのような音色をクリエイトできます。
TIMBREノブは、サウンド全体(左方向)、またはトランジェント(右方向)にフォーカスするかを決まられます。
CLIPノブはディストーション・ステージを制御します。低域のブーストを伴うソフト・クリッピング(左方向)か、ハードクリッピングを伴うトランジェントシェイパー(右方向)で、ドラムを超ハードに調理します!
ライブでのパフォーマンス性を重視したデザイン!
モジュールをコンパクトに保ちながらもCRUSTはパフォーマンス指向です。アサイン可能なCTRLノブとCVにより、お好みのパフォーマンス・コントロールが可能です。
また、プリセットの保存やリロード、サウンドエンジンの特定パーツのリセットなど、パフォーマンス志向のボタン・コンボがいくつも用意されています!
PIZZAフォーマット対応
BASTL INSTRUMENTSのPIZZAシリーズは共通のHW構造を持ち、ファームウェア・アップデートでインストゥルメントを交代させることができます。ファームウェアの書き換えで異なるインストゥルメントに変身可能です!(*PIZZAオシレーターのファームウェアをインストール可能ですがパネルだけの販売は現状ありません。)
製品仕様 | |
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SPECIFICATION | ・コンプレックス・ドラムボイス ・ピッチ設定が可能なデュアルオシレーターTONEレイヤー ・OCTAVE、DETUNE、PITCH SWEEP、SEMI、FINE TUNE ・4つのTONEシェーピング・アルゴリズム FM、FM2、RING、DUAL ・フィルターと4つのアルゴリズムを備えるNOISEレイヤー: WHITE、BIT、CLAP、METALIC ・エンベロープ設定とボリュームでTONEレイヤーとNOISEレイヤーのバランスをとるLAYERフェーダーマクロ ・ENVノブでディケイを右方向で長くし、左方向でアタックとディケイの両方を調整可能 ・LAYERとENV専用のCV入力 ・ENV出力 ・TONEレイヤーを調整するためのキャリブレーション可能なV/OCT入力 ・3つのパラメーターを備えたTIMBREセクション: FILTER、CLIP、SHAPEの3つのパラメーターと専用CV入力 ・FILTER:NOISEレイヤーのローパス/ハイパスフィルター ・CLIP:トランジェントフォーカス(ハードクリップ)またはボディベースブーストフォーカス(ソフトクリップ)のクリッパー ・SHAPE:TONEレイヤーのBODYフォーカスまたはTRANSIENTフォーカスの設定 ・トリガー入力 ・マニュアル・トリガー ・ベロシティ入力 – トリガー未接続時は外部エンベロープの入力として機能 ・アサイン可能なCTRLノブとCTRL CVオプション ・マイクロUSB経由でのファームウェア・アップデート ・Pizza OscillatorとのHW互換(ファームウェア入替可能)*パネルは異なります ・8 HP ・PTCヒューズとダイオードで保護された10ピン電源コネクター ・D=約24 mm ・消費電流: +12 V: 90 mA; -12 V: 20 mA |
記事内に掲載されている価格は 2024年6月18日 時点での価格となります。
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