MIDIデータを「ループ」させながら「モディファイ」できる画期的なデバイス
Midilooperは、MIDIメッセージ(ノート、ダイナミクス、その他のパラメーターに関するコントロール情報)をループさせる事ができる(オーディオルーパーがオーディオの一部をループするのと同じように)特別なデバイスです。MIDIメッセージのループにはコントロールを追加していく事も可能なため、さらに多くのプロセス(モジュレーション、エンベロープの調整など)を加えて、ループを次々と発展させることができる画期的なツールです。
Midilooperとは?
ループは最も直感的に、素早く音楽をクリエイトできる手法であるため、Midilooperのコントロールはストレスのないアクセスとコントロールにこだわっています。滑らかなワークフローで一連の操作ができるよう隅々まで工夫されています。Midilooperは、MIDIクロックまたはアナログクロックのいずれかに同期することも、独自のクロック(タップテンポ/フリーランニング)で動作することもできます。
また、Midilooperには3つのボイスがあり、それぞれを異なるMIDIチャンネルに割り当てることができるため、3つの機材をコントロールしながら、ループを構築していく事が可能です。各ボイスは個別にレコーディング、ミュート、オーバーダビング、またはクリアできます。移調、ベロシティのロックやシフト、クオンタイズ、シャッフル、ヒューマナイズ(ランダムベロシティ)、ループ長、再生スピードなど、レコーディングされた情報を変化させるプロセシングも自由自在です。
さらに、モジュラーシンセからのアナログCV信号やトリガー信号を受信する事ができるため、ループに対して、リセット、リトリガー、ベロシティ、トランスポーズを各々モジュレーションする事ができます。フットペダルを接続することも可能です。この中毒性の高いMidilooperは、従来のシーケンサーやDAWとは全く異なるアプローチで、今までにありそうでなかった形の「音楽の表現方法」を提示しています。
特徴
Technical Details
記事内に掲載されている価格は 2020年8月19日 時点での価格となります。