STAR WARS YEARとなる今年2015年。NAMM2015でも会場を大いに沸かせたCASIOのミレニアム・ファルコン型のDJプロダクト2機種がCASIOのHPに日本語で登場しました!名機CZやRZで音楽シーンに名を残し、さらに近年ではXW-P1/G1で新たなチャンレンジを続ける同社によるDJマシンの実力はいかに!
DJアプリを自在に操る。場所を選ばないXW-DJ1
まずXW-DJ1はその名の通りDJコントローラーです。基本的にはMac/PC、iOS機種でDJソフトウェアをコントロールします。iPhone/iPad専用DJアプリ「djay2 for iPhone/iPad」や、Mac用DJアプリ「djay Pro」、PC用DJソフトウェア「TRAKTOR PRO 2」といった様々なDJアプリ・DJソフトウェアに対応。
ボタンやツマミなどは左右対象になっており、DJソフトウェアの2デッキの感覚が狂わないよう配慮されています。2つあるフェーダーはどちらも同じ機能のクロスフェーダーでここも左右対象。つまり利き手に合わせてセッティングできる仕様になっています。
プラッターとフェーダーなどのボタンがあるところの間に「A」「B」というボタンがあり、これが「Aデッキ」「Bデッキ」を表しています。
プラッターについては開発中のβモデルを触った感じでは滑らかでレスポンスも良かったです。クロスフェーダーのカーブについては設定できるのかわかりませんが、ジワジワ行くよりはわりとバシッとカットする感じがハマりました。
VESTAX QFOのようなスタイルでスクラッチが出来たらとても面白いですね。
エフェクトの専用ツマミやボタンも用意されており、ソフトウェアのエフェクトをコントロールします。
16×16パッド搭載のグルーブマシン
XW-PD1はシンセ、リズムマシン、サウンプラー、シーケンサー、エフェクターが一体となったグルーブマシンです。音源はシンセが100プリセット、PCM音源が265プリセット(その内リズムが15プリセット)です。
サンプラーは42kHz/16bitでガシガシっとしたサウンドです。ユーザーサンプリングはモノラルの未対応で、ショート: 32サンプル / ロング: 4サンプル保存可能です。
ステップシーケンサーは16stepで、走らせると本体円形部分のボタンが光ります。シーケンスの場所を視覚的に確認できるので便利ですね。ハードウェアタイプのパッド付きサンプラーではシーケンスのステップが確認しにくい製品が多かったのでので、フレーズの吟味に役立ちそうです。
またツマミやフェーダーは対象ではなく固有の機能があります。手前のフェーダーがアサイナブルの為、ツマミやパッドだけでは表現できないプレイが可能になります。
気になる販売価格はXW-DJ1が¥30,000(税抜き)前後、XW-PD1が¥35,000(税抜き)前後となる見込みです。
[LinkButton shop=” type=’2′]http://casio.jp/emi/products/djproducts/[/LinkButton]記事内に掲載されている価格は 2015年3月13日 時点での価格となります。
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