CMEがワイヤレスMIDIアダプターとして、USB-MIDIに直接対応するWIDI Uhostを発売しました。
MIDIコントローラーなどMIDI周辺機器のブランドとして知名度の高いCMEより、ワイヤレスMIDI「アダプター」の第3弾、WIDI JackがWIDI Master、WIDI Jackに続き登場します。
CMEは15年以上にも渡り、ワイヤレスMIDIのソリューションに取り組んできました。そして昨年、満を持して、誰でもが手軽にワイヤレス MIDI の世界を活用できるWIDI Masterを第一弾製品としてリリースしました。さらに外部電源の供給が可能なWIDI Jackを今年のはじめにリリースし、今回登場するWIDI UhostではMIDI端子を持たないUSB-MIDI機器をワイヤレス化してくれる画期的なモデルです。
オプションUSBケーブルもあります。
●WIDI-USB-B OTG Cable Pack I
USB-B OTG to USB-CケーブルとUSB-A to USB-Cケーブル(各10 cm)のセット
●WIDI-USB Mircro-B Cable Pack II
USB Micro-B OTG to USB-CケーブルとUSB-A to USB-Cケーブル(各10 cm)のセット
Bluetoothが繋ぐMIDIとUSBのソリューション
独自のSCA技術によって、他のBluetooth MIDI技術とは一線を画す!
MMA(MIDI Manufacturers Association)によって承認された新しいワイヤレス規格、Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) によって、コンピューターがなくてもケーブルがなくても、多くの対応したMIDIデバイスをBluetoothを介し接続することが可能にします。
WIDIは、独自のSCA(Smart Connectivity Algorithms)技術によって、他のBluetooth MIDI技術とは一線を画します。SCAは、与えられた状況でWIDIのパフォーマンスを最適化する極めて有効なアルゴリズムのコレクションです。デュアルロールオートメーション、自動ペアリングモード、スマートハブ機能、レイテンシーの短縮、およびパフォーマンスの最適化を果たします。
SCAは与えられた使用環境に合わせ、WIDIのパフォーマンスを最適化する極めて有効なアルゴリズムの集大成です。デュアルロールオートメーション、自動ペアリングモード、スマートハブ機能、レーテンシーの短縮(なんと3mS)、およびパフォーマンスの最適化を果たします。この技術は常にアップデートされ、WIDIファミリーも最新ファームウェアにより常に最新の機能を提供されます。
さらに最新のBluetooth 5規格の採用によりそれまでの2倍の速度と4倍の範囲で接続を実現し、ライブやステージでも安定した動作を確保します。
最近のMIDIコントローラーの中には小型化により、MIDI端子を持たないデバイスが増えています。基本的にはホストとなるデバイスに接続して、バスパワーで動作させるためです。WIDI Uhostをお使いのUSB-MIDI コントローラーに接続することで、MIDI端子を持たない機器でもBluetooth MIDI のパワーを与え、WIDI Master や WIDI Jackと組み合わせることで、USBとMIDI とのワイヤレス接続を実現します。また、スムーズに macOSやiOSデバイスと Bluetooth MIDI接続が可能になるので、先進的なWIDIテクノロジーの恩恵を得られます。
小型・軽量のWIDI Uhost本体にはマグネットが仕込まれているので、MIDIハードウェアに簡単に取り付けができます。MIDI機器が鉄製筐体ではない場合は、付属のマグネットパッチをお使いください。
WIDI Uhostを使ってできること
・USB-MIDI デバイスと MIDI デバイスをワイヤレス接続
1台の WIDI Uhost と1台の WIDI Master/WIDI Jack を使うことで、USB-MIDI デバイスとスタンドアロンの MIDIデバイスをワイヤレスでペアリングできます。例えばUSB端子しか持たないブレスコントローラーとMIDI端子を持つ音源モジュールとの接続。
・USB-MIDI デバイスと Bluetooth MIDI デバイスをワイヤレス接続
1台の WIDI Uhost を使って、USB-MIDIデバイスと Bluetooth MIDI デバイスをワイヤレスでペアリングできます。例えばUSB-MIDIキーボードとBluetooth MIDI接続可能な音源モジュールとの接続。
・macOS / iOS デバイスと USB-MIDI デバイスをワイヤレス接続
1台の WIDI Uhost を使って、USB-MIDI デバイスと macOS / iOS デバイスとをワイヤレスでペアリングできます。2台目の WIDI Uhost を追加することで、さらに優れたパフォーマンスを引き出すことも可能になります。
・USB MIDI デバイスと Bluetooth MIDI オペレーティングシステムの接続
WIDI Uhost とクラスコンプライアントの USB MIDI デバイスを接続すると、MIDI デバイスと BLE MIDI デバイスとの間で Bluetooth を介した MIDI 伝送が可能になります。
USBホストとしての機能を持つ MIDI デバイスに Bluetooth MIDIのパワーを
WIDI Uhost を MIDI デバイスの USB ホスト端子に差し込むことで、お使いの MIDI デバイスに Bluetooth MIDI のパワーを追加できます。
コンピューターやスマートデバイスとのスムーズな接続
WIDI Uhost をコンピューターやスマートフォンの USB 端子に接続すれば、それらをアップグレードすることなく、超低レイテンシーの Bluetooth MIDI 機能を得ることができます。また、iOS / macOS の Bluetooth MIDI 接続に関する制限を回避することもできます。
記事内に掲載されている価格は 2021年12月24日 時点での価格となります。
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