スペインのHeritage Audioが伝説のスタジオで使われていたイコライザーを復刻したMotorcity Equalizerを発売しました!
60年代に一世を風靡したサウンドの秘密Motown EQはその生産数が極めて少なく、よい状態のものの入手がたいへん困難な伝説のユニットとして知られています。今回登場するMotorcity Equalizerは、グラミー賞を8度受賞したプロデューサー/エンジニアのマイケル・ブラウアー氏所有するMotown EQ ユニットがもたらす素晴らしく、パンチーで暖かみを持った、彼のシグネチャーサウンドを再現しました。
今までのラインナップとは異なる新製品が登場です。
ハンドメイドで磨かれたアルミ製フェイスプレート、カスタムメイドのベークライト製ノブや正確にコントロールできるアッテネーターなど、Motorcity Equalizer のルックスと操作子はオリジナルユニットを忠実に再現しています。もちろん、独自のパッシブイコライザー回路もオリジナルの設計に極めて忠実です。
Motorcity Equalizer
〇製品概要
Motorcity Equalizerは完全アナログ回路によるパッシブイコライザーで、7つの周波数帯をカバーします。各バンドにはステップ式のロータリースイッチが備わり、1dB刻みで±8dBの範囲内の調整が可能となっています(周波数ポイントは、50 Hz、130Hz、320 Hz、800Hz、2,000 Hz、5,000Hz、そして12,500Hzです)。
フロントパネルには、イコライザーのオン/オフ、そして電源のオン/オフを切り替えるためのトグルスイッチ(IN / OUT / OFF)、合計8つのシルクハットノブ、ジュエルライトタイプのパワーインジケーターを装備。すべてのロータリースイッチには、オリジナルと同様に遠くからでも状態を把握しやすいカスタムのベークライト製のノブが使われ、最後にマスターゲインコントロール(-8 dB ~ +8 dB)が 1 dB 刻みで用意されています。
マイケル・ブラウアー氏はこういいます。「Motorcity Equalizer はデジタルでのエミュレーションでもなく、単なるレプリカでもなく、現代的な改良が加えられたものでもありません。ただただ “本物” であるということに尽きます。Motorcity Equalizerによって、初めてルックスも機能も本物そのままのカーボンコピーを、あなたのスタジオに取り入れることができるのです。」
主な特長
・マイケル・ブラウアー氏所有の、Motown ヒッツヴィル・スタジオで設計された、実機を再現。
・Heritage Audio社がカスタムメイドした21個のインダクターと21個のトーンコンデンサー(各バンドに3つずつ)を採用したパッシブ設計。ブラウアー氏の実機との誤差は1%以内。
・7バンドのイコライザーセクションとゲインコントロールセクションに丈夫なステップ式ロータリースイッチを採用。
・現代のスタジオに適した巻数比の調整が施された、UTC社製のカスタム入力トランス。
・オリジナルユニットのサウンドの要であったOpamp Labs製に代わる、Carnhill製の出力ラインアンプ。
・IN / OUT / OFF スイッチの切り替えにより、イコライザーの効果をA/Bオーディション可能(“OFF”選択時は本機の電源が切れ、信号も通過しません)。
記事内に掲載されている価格は 2021年12月23日 時点での価格となります。
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