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2019年7月にビンテージタイプのHA、Eliteシリーズ4機種で日本へ正式に上陸を果たしたHeritage Audioより、ステレオバスコンプレッサーの新製品Successorを発売しました。
Successorはダイオードブリッジをベースにしたステレオタイプのバスコンプレッサーで、ディスクリート回路ならではの暖かみのある太いサウンドを提供します。単にビンテージ機器の再現にはとどまらず、先進のサイドチェインフィルターとパラレルコンプレッション機能を搭載したモダンな仕様も盛り込まれています。
概要
Heritage AudioよりリリースされるステレオタイプのバスコンプレッサーSuccessorは、ダイオードブリッジをベースにしたダイナミックプロセッサーです。設置に便利な19インチ1Uラックマウントサイズになっています。
一般的にバスコンプレッサーはICをベースにしたVCAスタイルの回路が使われますが、Successorの場合はトランス、ダイオードブリッジ、そしてディスクリートによるクラスA回路を採用したことにより、音の暖かさや太さといったキャラクターを得られます。
入出力にはCarnhill社製トランスフォーマーを配し、トランスカップリングによるバランス仕様になっています。
また出力段は1073タイプのクラスA増幅回路でドライブされます。FETタイプの様な速いアタックから、VCAタイプのとても遅くジェントルな質感まで幅広く対応し、単にビンテージなダイオードブリッジタイプのコンプレッサーでは実現できない柔軟性を持っています。
サイドチェインフィルター、パラレル処理など多彩な機能を搭載!
またSuccessorには今日の音楽制作で求められる機能も数多く搭載しています。
例えば複雑なサイドチェインフィルターも一般的に使われているハイパスフィルターのみならず、ミッドバンドピークや高域のみに反応するセッティングなど幅広く対応。さらに外部信号によるサイドチェインを可能にするサイドチェイン用入出力も装備しています。
また外部機器なしで実現するパラレル処理も搭載。ドライ/ウェットのバランスを設定できるうえ、ブレンドをオン/オフするスイッチにより瞬時に比較もできます。
まさにビンテージ感あふれるサウンドを現代の音楽制作でも重宝する機能と共に活用することができるアウトボードが、このHeritage Audio のSuccessorです。
クリス・ロード・アルジによるデモ動画も公開中!
製品仕様
・スレッショルド: -20 dBu ~ +20dBu
・レシオ: 1.5:1 ~ 20:1 (LIM) *6段階
・アタック: 50 μS ~ 20 mS *6段階
・リリース: 25 mS ~ オート *6段階
・サイドチェインフィルター: OFF、80 Hz/160 Hzハイパス、800 Hz/3 kHzベル
タイプブースト、5 kHzローパスの6ポジション
・ゲイン: 0 dB ~ 10dB *6段階 (2 dBずつ)
・最大入力レベル: +22 dBu 以上
・最大出力レベル: +25.5 dBu 以上、600Ω負荷時
・セルフノイズ: -75 dBu 以下
・全高調波歪み率(50 Hz ~ 20 kHz): 0.07% @+20 dBu (DYNAMICS INスイッチ
がオフの時)
・周波数特性: 15 Hz ~ 30 kHz(±0.5 dB)
・入力インピーダンス: 10 kΩ、トランスフォーマーバランスド、フローティン
グ
・出力インピーダンス: 75 Ω以下、トランスフォーマーバランスド、フローテ
ィング、クラスAドライブ
・入力端子(各チャンネル): XLR バランス
・出力端子(各チャンネル): XLR バランス
・サイドチェインセンド(各チャンネル): 1/4インチTSフォーン アンバランス
・サイドチェインセンド(各チャンネル): 1/4インチTSフォーン アンバランス
*専用パワーサプライ(PSE認証済)付属
Heritage Audio(日本代理店ページ)
https://hookup.co.jp/products/heritage-audio/successor
記事内に掲載されている価格は 2019年8月29日 時点での価格となります。
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