IK MultimediaがARC音響補正に対応しパワーアップしたコンパクトモニター「iLoud Micro Monitor Pro」を発表しました!
モバイル機器で使える音楽アプリと周辺機器の製品ラインナップで知られるイタリアのIK Multimediaが2016年に発売開始したiLoud Micro Monitorは、そのサイズから想像できないほどのサウンドでロングセラーを続けています。
今回そのオリジナルiLoud Micro Monitorのコンセプトはそのままにパワーアップさせ、新しいドライバー、リニアフェーズクロスオーバー、ARC音場補正機能、X-MONITOR への対応などiLoud上位モデルの機能を導入し、より正確なサウンドを実現したプロバージョンiLoud Micro Monitor Proが登場します。
iLoud Micro Monitor Proは、スタジオ、自宅、外出先など、場所を問わずに正確なミキシングを可能にするコンパクトなモニター・スピーカーです。可搬性はそのままに、プロのミュージシャンやエンジニアが妥協することなく、どんな場所でもミックス作業できることをコンセプトに設計されています。
さらにiLoud MTM MKIIや、フラッグシップ・モデルのiLoud Precisionと同じARCルーム補正機能が内蔵されています。あらゆる音楽的ニュアンスを逃すことなく、さまざまな場所で正確なミキシングを行うためのセットアップを構築する、最適な選択肢となるでしょう。
ペアパッケージ(ARC測定用マイク付き)とシングルユニットの2種類のラインナップで展開されます。
9月26日(木)発売で、ただいま予約受付中です!
iLoud Micro Monitor Pro Pair
※iLoud Micro Monitor Pro本体2本ペア、ARC MEMSマイクロフォン1本、電源ケーブル2本、USB-B to USB-Cケーブル(1.5 m)1本付属
iLoud Micro Monitor Pro Single
※iLoud Micro Monitor Proが1本のみのパッケージ、ARC MEMSマイクロフォンは付属しません
どこでも、スタジオ品質のサウンドを
ロングセラーのコンパクトモニターiLoud Micro Monitorの2倍のパワー。iLoudシリーズ上位機種が持っている様々な機能を搭載したコンパクトモニターのプロバージョンが、このiLoud Micro Monitor Proです。
・サイズを超えたサウンドが、さらに強力に
iLoud Micro Monitor Pro はバックパックにも収まるコンパクトサイズながら、プロも納得の音質を提供する iLoud Micro Monitorの上位モデルです。スペースに余裕のないデスクトップでも、ニアフィールドリスニングに最適な音質とバランスを提供します。
1台あたり50W RMSと、オリジナルのiLoud Micro Monitorの2倍のパワーを実現。独立設計になった電源と音声入力(XLR/RCA)、リニアフェーズクロスオーバー、ARC音場補正機能、X-MONITOR への対応、42Hz~22kHz(-10dB) までカバーする周波数特性など、同サイズ、同価格帯のスピーカーの倍以上のスペックを誇ります。
iLoud Micro Monitor Proは、50Hz~20kHz +/-2 dB(42Hz~22kHz -10dB)とフラットな周波数帯域により、誇張や色付けのない透明で忠実なサウンドを提供します。リニアフェーズクロスオーバーによるコヒーレントな時間特性、明瞭な音像と相まって、ミックスの細部、トランジェントも、驚くほど高精細に聴取可能です。
・新世代のARCルーム補正機能を内蔵
iLoud Micro Monitor Proは、最新のARCキャリブレーション機能を内蔵しています。背面のマイク入力に ARC MEMSマイク(Pairに付属、Singleの場合は別売)を接続し、コンピューターにUSBで接続して X-MONITOR を起動すると、4ポイントでの精密な測定、解析、ルーム補正を行なうことで信頼性の高いモニタリングを実現します。また素早くセットアップしたいときはリアパネルの CAL ボタンを長押しすることで、コンピューターを使うことなく、1ポイントでの測定、解析、ルーム補正を適用することもできます。
・X-MONITORソフトウェアに対応
iLoud Micro Monitor Proは、iLoud上位モデルで好評のX-MONITOR ソフトウェアに対応しました。これにより、スタンドアロンでの補正を超えた調整が可能になります。X-MONITOR には、スタジオ定番モニターの周波数と位相特性をエミュレートした「ボイス」も、20種類以上収録されていて、過去に聴き慣れた機種、クライアントが家で使っている機種のボイスを選択すれば、ミックスを客観的に判断するのに役立ちます。
記事内に掲載されている価格は 2024年9月20日 時点での価格となります。
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