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KLARK TEKNIKがUREI(現UNIVERSAL AUDIO) 1176LNをモデリングしたアウトボード1176-KTをリニューアルした76KTと、Pultec EQP-1Aをベースにしたシングルチャンネル2バンドイコライザーEQP-KTの価格改定を発表しました。
どちらも魅力的なのはスタジオの定番機器をモデリングしながらも非常にコストパフォーマンスが高いことです。実機のアウトボードを触りながら、初めてのコンプやEQとして存分に使い倒すには最適な製品です!
76KT
76KTはClass-Aラインレベルアンプと、MIDASトランスを備えた伝統的なFETスタイルのコンプレッサーです。
世界で一番有名なコンプレッサーと言っても過言ではない1176LN。1967年に発表されRev.(リビジョン)AからHまで(AとBの間にABあり)の9つのバージョンが作られました。
その中でも高評価なRev. DおよびEリビジョンを76KTはモデルにしています。
1176のFET(Field Effect Transistor=電解効果トランジスタ)タイプのコンプレッサーは、アタックタイムの早さが特徴です。様々なシーンで使用されるコンプですが、特に音の立ち上がりが鋭いドラムやパーカッションなどの打楽器系でその効力を発揮します。
他にも下記のような特徴があります。
◆完全に分離した信号経路
◆圧縮比のプッシュボタン選択:4:1、8:1、12:1、20:1
◆ビンテージスタイルのメーターは、ゲイン・リダクションと出力を表示
◆Neutrik XLRコネクタを採用したトランス・バランス入力と出力
◆ポータブルアプリケーションを考慮した耐久性を確保するための頑丈な2Uラックマウントシャーシ
◆オートレンジユニバーサルスイッチモード電源
◆Dimensions (H x W x D) : 88 x 483 x 159 mm
◆Weight : 2.8 kg
EQP-KT
EQP-KTは切り替え可能な周波数選択、可変帯域幅およびカスタム・ビルトMIDASトランスを備えたシングルチャンネル、2バンドチューブイコライザーです。
この製品のベースとなったEQP-1AはPultec社が初のパッシブEQとして1951年にリリースしたもので、1980年前半のPultec社閉鎖までフラッグシップ機として生産され続けたモデルです。バイパスをした場合にも真空管ラインアンプを通るために「通すだけで音が良くなる魔法のイコライザ」としてエンジニアを魅了する製品となりました。
その後ManleyやTubeTechから復刻モデルが発売したり、UADやWAVESといったプラグインメーカーもモデリングプラグインをリリースしたりと、今でもEQの代名詞といっても良い存在です。その理由はやはり自然な変化・サウンドが得られるからで、今回発売されたEQP-KTにもその名機EQP-1Aから多大なインスピレーションを受けています。
EQP-KTには他にも下記のような特徴があります。
◆クラスA、最高の信号品質のためのすべてのディスクリート回路
◆高品質で選択された12AX7および12AU7チューブを採用
◆カスタムメイドMIDAS入力/出力トランス
◆最大7つの周波数ポイントを持つ切り替え可能な周波数セレクタ
◆独立したブースト/カット制御により、多大な創造的潜在能力
◆幅広いサウンドを造形するための可変帯域幅コントロール
◆コイル式を基準として用いたイコライザ・セクション
◆バイパス機能によりA / B比較が可能
◆Neutrik XLRコネクタのトランス・バランス入出力
◆Dimensions (H x W x D) : 88 x 483 x 167 mm
◆Weight : 3.0 kg
BESTEC AUDIO(KLARK TEKNIK 日本代理店)
https://www.bestecaudio.com/
記事内に掲載されている価格は 2019年3月12日 時点での価格となります。
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