MIDI2.0のプロパティ・エクスチェンジを世界で初めて搭載したポリ・アフタータッチ・コントローラー、Keystageが発売されました!
優れたタッチレスポンス、ポリフォニック/チャンネル・アフタータッチ、MPE(MIDI ポリフォニック・エクスプレッション)等を備えたKeystage は、有機ELディスプレイによりビジュアル的にも分かりやすく、感覚的なコントロールが可能です。また、強力なアルペジエーター、多彩なコード・モード機能やオーディオ・インターフェース内蔵、そしてAbleton Live との幅広い互換性を兼ね備えています。
49鍵、61鍵の2製品をラインナップ!
2023年12月10日発売予定。ご予約受付中です!
自分の音楽を表現する
Keystageはタッチ・レスポンスに優れたセミ・ウェイテッド鍵盤により、臨場感あふれる演奏を実現します。
チャンネル・アフタータッチとポリフォニック・アフタータッチの両方をサポートし、MPE(MIDIポリフォニック・エクスプレッション)を搭載。こららの多彩な機能により、膨大な数のソースを操作し、ライブ・パフォーマンスにおいてもニュアンス豊かで繊細な表現を可能にします。
Keystageのアルペジエーターは豊富なパターン・セレクションに加え、アフタータッチがトリガーとなるラチェット、ランダム、ゲートなどを含む、比類のないカスタマイズ・オプションを用意。
さらに、一つの鍵盤でコードを演奏するコード・モードには、即戦力となる32種のコード・セットがあらかじめ用意されています。また、ユーザー・コードとして最大32種の保存も可能です。各セットには、1オクターブの半音階ごとに1つのコードを割り当てることができるため、コードが足りなくなることはありません。リアルなギターのように演奏する「ストラミング」など、さまざまな方法でコードを再生することもできます。 Keystageでは、シームレスで合理的なワークフローにより、音楽的表現を簡単に実現します。
Ableton Liveとのディープな連携
KeystageはAbleton Liveと連携されており、トランスポート機能とデバイス・コントロールをシームレスに制御できます。
ライブ・パフォーマンス・ミュージシャンに欠かせない、Liveの革新的なデュアル・セッション/アレンジメント・ビュー、スムーズなクリップ・トリガー、ループ、パワフルな制作ツールは、数え切れないほどの音楽スタイルに対応します。
デバイス・コントロールにより、KeystageはLiveで現在アクティブなデバイスを検出し、8つのパラメーターを自動的にマッピングします。デバイスを切り替えると、Keystageはリアルタイムに再構成され、あなたの集中力を切らすことなく流動的な体験を提供します。
Ableton LiveとKeystageの両方がMPEに対応しているため、音楽の柔軟性と創造性が高まります。Live のパワフルな Drift シンセサイザー (バージョン 11.3 で利用可能) は、MPEを利用してさらに表現力豊かな機能を提供します。
さらに、Keystageには統合ソフトの一部として Ableton Live 11 Lite がバンドルされています。Liveのエントリー・バージョンで、音楽制作とパフォーマンスの旅を始めるのに役立つコア機能の多くを備えています。
音楽の可能性を拡げるMIDI 2.0
The MIDI Association (TMA) は公式ウェブサイトで、MIDI 2.0とは双方向のMIDI通信を意味すると説明しています。
MIDI 1.0のメッセージは、送信機から受信機への一方向のものでした。MIDI 2.0は双方向であり、MIDI をモノローグからダイアログに変更します。
新しいMIDI-CI(Capability Inquiry)メッセージのおかげで、MIDI 2.0デバイスは互いに通信し、連携して動作するように自動設定することができます。
Keystage は、MIDI-CI プロパティ・エクスチェンジ・メッセージを利用して他のデバイスと通信します。どのコントロールチェンジ(CC)パラメータをリンクさせるか、各パラメータに表示する適切な名称などの情報を取得します。
これは、Keystageが幅広いMIDI 2.0対応デバイスと通信し、双方向で情報を交換できることを意味します。このエキサイティングな機能は、Keystageに含まれるようなソフトウェアプラグインだけでなく、ハードウェアデバイスにも及びます!
MIDI 2.0 Property Exchange は MIDI DIN ケーブルと互換性があるため、Keystage は既存のデバイスとのシームレスな連携の可能性を広げ、新しくエキサイティングな可能性への道を開きます。さらに、Keystage では下位互換性は問題になりません。MIDI 2.0 をサポートしていないデバイスでも、MIDI 1.0 を使用して通信できます。
パフォーマンスに最適
Keystageは、機能満載のパワフルなMIDIコントローラーというだけでなく、ライブ機材をコントロールする究極のマスター・キーボードと言えます。
オーディオ・インターフェイスを内蔵 (44.1 kHz /16 bit) しているため、コンピューター、タブレットやスマートフォンに接続するだけで、I/Oなどの追加機材を必要とせず、サウンド・システムを構築できます。
Keystageは驚くほど軽量で、重さは49鍵でわずか4.2kg、61鍵で5.0kgです。セミ・ウェイテッドAT鍵盤の優れた演奏性に、スリム&ポータブルなデザインで持ち運びが簡単、そして頑丈な作りは長時間のライブや移動時の耐久性も獲得しました。
また、Keystageには柔軟なカスタマイズ機能も搭載しています。本体メニューから直接設定を変更することはもちろん、KORG KONTROL Editorソフトウェアを使えば、コンピューター上で簡単に調整することもできます。 Keystageには、斜め/水平の角度で取り付け可能な専用拡張プレートが付属しており、タブレットやその他のデバイスを置くのに最適です。61鍵では、拡張プレートの配置を中央と右側の2箇所に調整でき(49鍵は中央1箇所のみ)、右側に水平に設置した際は、ノートPCを置くことも可能です。
パワフルなソフトウェア・バンドル
Keystageには、音楽制作を次のレベルに引き上げるために必要なすべてのツールを提供するソフトウェアが多数バンドルされています。
・KORG Gadget Producer Bundle
・wavestate native LE
・Ableton Live Lite
製品仕様 | |
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鍵盤 | Keystage-49: ポリタッチ・キーボード*、49鍵 Keystage-61: ポリタッチ・キーボード*、61鍵 ベロシティ感度、アフタータッチ、ポリフォニックアフタータッチ搭載 ベロシティカーブ: 21 (—10–0–+10) オクターブ範囲: 7 (—3–0–+3) |
コントローラー | ピッチベンドホイール、モジュレーションホイール、パラメーターコントロールノブ× 8 VOLUMEノブ、SETTINGSボタン、WRITEボタン、EXITボタン、SHIFTボタン、ARPボタン、CHORDボタン、VALUE^/ボタン、VALUEダイヤル、PAGE—/+ボタン、トランスポートボタン、TEMPOボタン、OCTAVE—/+ボタン |
ディスプレイ | メインディスプレイ:有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ サブディスプレイ:有機ELディスプレイ×8 |
シーン | シーン数:16 |
アルペジエーター | アルペジオリズムパターン:20 |
コードモード | プリセットコードセット:32 ユーザーコードセット:32 |
入出力ジャックとポート | USB端子、MIDI(IN、OUT端子)、EXPRESSION端子、DAMPER端子、AUDIO OUT(L/MONO、R端子)、ヘッドホン端子 |
オーディオ出力 | AUDIO OUT(L/MONO、R):6.3mm TSフォーンジャック(アンバランス)ヘッドフォン: 6.3 mm ステレオフォンジャック |
制御入力 | DAMPER(ハーフダンパー対応) EXPRESSION |
MIDI | IN, OUT |
USB | Type B MIDI/オーディオインターフェース MIDI:1イン/1アウト オーディオ: 2ch出力 オーディオフォーマット:44.1kHz、16ビット |
消費電力 | 4W(ACアダプター使用時) |
寸法(幅×奥行き×高さ) | Keystage-49: 814 × 234 × 82 mm Keystage-61: 979 × 234 × 82 mm |
重さ | Keystage-49: 4.2 kg Keystage-61: 5.0 kg |
同梱品 | USBケーブル(Type A-Type B)、プレート、クイックスタートガイド、注意事項 |
付属品(別売り) | ボリューム/エクスプレッションペダル(XVP-20) フットコントローラー(EXP-2) ダンパーペダル(DS-1H) ペダルスイッチ(PS-1、PS-3) ACアダプター(KA350) |
2023年12月10日発売予定。ご予約受付中です!
記事内に掲載されている価格は 2023年12月8日 時点での価格となります。
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