KORG opsix mk IIが発表されました!
opsixのサウンド・エンジンをベースに同時発音数とボイシングを拡張し、64ボイスという驚異的なボイス数を搭載。さらに、優れたパフォーマンスと正確なコントロールを実現しました。
2023年2月17日発売予定。ご予約受付中です!
opsix mk IIは、他に類を見ないデジタル・シンセです。オリジナルopsixのサウンド・エンジンをベースに同時発音数とボイシングを拡張し、64ボイスという驚異的なボイス数を搭載しています。そして優れたパフォーマンスと正確なコントロールを実現しました。
opsixのユニークなオペレーター・ミキサーは、FMシンセを限りなく自分の手でコントロールしやすくしたことによって、より深く実用的なワークフローを提供しました。合成機能やプログラミングを加えることでさらに豊かなサウンドを実現します。
そして多くの優れたライブラリーが含まれるオリジナルのopsix、opsix SE、opsix nativeソフトウェアのサウンドに完全対応しています。
64ボイスという驚異的なボイス数に進化opsix mk IIは、オリジナルの32ボイスの倍となる64ボイスを実現。同時発音数を気にすることなく、音色エディットを楽しめます。また外見ではこの製品の最大の特徴であるオペレーター・ミキサー部に新たにイメージ・カラーの緑を配しアクセントとしています。
色でわかるオペレーター・ミキサー
6つのフェーダーとノブで構成されるシンプルなopsix mk IIのオペレーター・ミキサーは、すべてのサウンドの核となるものです。各パーツは赤く点灯してキャリアーを、青く点灯してモジュレーターを表します。これらを操作することで新たな音作りの可能性が広がり、あなたの音楽のアイデアに新しい命を吹き込みます。このわかりやすく実践的なワークフローは、opsix mk IIが提供するサウンドと同様にその独自性の一部となっています。
直感的なコントロールを実現
プリセット・サウンドを微調整するときもパッチを一から作り上げるときも、右側にある6つのノブを使えば必要なパラメーターに素早くアクセスできます。ディスプレイ表示とシームレスに同期しているのでワークフローの方向性を明確にすることが可能です。オペレーター・ミキサーと組み合わせることで、新しいサウンドを簡単にそして何よりも楽しく作ることができます。
効きの鋭いKORG MS-20ローパス/ハイパス・フィルターからパワフルかつスムーズなKORG Polysixローパス・フィルターまで充実したアナログ・スタイルのフィルターから、あなたのサウンドにビンテージ感を加えるフィルターをお選びください。また2極または4極のローパス、ハイパス、バンドパス、レゾナンス付きバンド・リジェクト・フィルターもあります。
さらにスペクトラム・アナライザーとオシロスコープを内蔵しており、作成中の音色を画面を通して視覚的に確認することができます。
6つのシンセシスを1台に集約opsixの核となるのは指数関数的なものに他なりません。波形はほぼ無限とも言える方法でアレンジや変調ができるので、さまざまなタイプのシンセシスと同様の音作りも簡単に行うことができます。
Subtractive
最大6つのエンベロープとマルチ・モデリング・フィルターを使用して、多くの最先端かつクラシックなアナログ・シンセの音色を実現します。
Semi-Modular
信号経路をつなぎ変えることで音色を変える。アルゴリズムを変更すると、オペレーター間の接続ルーティングが変わることで、サウンドを劇的に変化させることができます。そのときパッチケーブルは必要ありません。
Analog (Modeling)
アナログ・シンセ同様な操作系と豊富な波形により、デジタルからアナログ・サウンドまですぐに使いこなすことができます。深みのあるベース、鮮明なリード、厚みのあるパッド・サウンド、ファジーなブラス・トーンなど、さまざまなサウンドをお楽しみください。
Waveshaping
波形に意図的に歪みを加えることで、ハーモニックあるいは不協和音のような攻撃的な倍音を実現します。これにより個性的で硬質な音色を実現することができます。
Additive
波形を重ねその倍音をブレンドすることで、調和や不協和音、テンションの高いサウンドなど、多彩な表現が可能になります。6つのオペレーターが用意されているので、FM音源の歴史をさかのぼってクラシックなサウンドを生み出すことも可能です。
Classic FM
opsixの柔軟でパワフルなアーキテクチャは、真の6オペレータFMから始まっています。その結果、80年代から今日に至るまで、何千ものヒット曲で耳にしたことのある特徴的なサウンドを簡単に再現することができます。
このように、opsix mk IIは「フューチャー・モダン・クラシック」なシンセサイザーと呼ぶにふさわしいサウンドを実現することができます。
FMだけに止まらない進化
opsix mk IIはFMベースですが、クラシック・シンセシスとの類似性はそこに留まりません。Altered FMアーキテクチャは新しい波形、フィルター、シェイピング、エフェクト、LFO、エンベロープ、モジュレーションなどの新しいサウンド・コンポーネントによって、これまでのどのシンセシスよりもはるかに広いバリエーションのサウンドを提供し、そのサウンドの幅広い品揃えを実現しています。
強力なエフェクト
opsix mk IIは30種類の高品位なエフェクトを3ブロック用意し、それらを組み合わせて使うことでサウンドをさらに向上させることができます。コーラス、フェイザー、ディレイ、コンプレッサーといった使い勝手の良い定番エフェクトから、あなたのサウンドをワンランク上のものにする豊かなリバーブまで、あらゆるエフェクトが揃っています。
オートメーション可能な16ステップ・シーケンサー
opsix mk IIはグルーブボックスに匹敵する柔軟性とパワーを持つ、驚異的なステップ・シーケンサーを搭載。どのサウンドでもPLAYボタンを押せば複雑なシーケンスを体験できます。すべてのプログラムにはそれぞれ1つずつシーケンスが保存されており、自分だけのシーケンスを作成することも可能です。
1ステップにつき最大6音まで録音でき、各音符のベロシティ、ゲートタイム、再生タイミングを編集することができます。一般的な16ステップ・シーケンサーでは不可能な長いフレーズや微妙なタイミングのずれによる打ち込みやドラムロールのような演奏が可能です。またopsixのモーション・シーケンサーは最大6つのパラメーターの変化を記録できるため、フレーズ内のサウンドを滑らかに変化させたり、ステップごとに大きく変化するリズムを構築することも可能です。
モンスター級のモジュレーション・マトリックス
opsix mk IIのモジュレーションの可能性は、まさに驚異的です。6つのオペレーター・モードと40のプリセット・アルゴリズム、さらに自分で作成できるユーザー・アルゴリズム機能により、opsixはダイナミックなサウンドを生み出します
このシンセシスは、シグナル・チェーンの最後に来る3段の高品質なエフェクト・プロセッサーによって、さらにパワーアップします。MODセクションはオペレーターとは別に動作し、3つのEGと3つのLFO、そして多様なルーティングの可能性を秘めた12のバーチャル・パッチを搭載しています。これらの機能を使って、渦巻くようなサウンドスケープを作成したり、サウンドにリズムの動きを加えるなど、非常に幅広いモジュレーションを行うことができます。
サイコロを投げてみる
思いがけない音の発見をしたいときは、「ランダマイズ」機能を使います。サイコロのアイコンが付いたボタンを押すと、シンセのパラメータが完全に変化し新しいユニークなサウンドが生成されます。ランダマイズ機能はすべてのパラメータに使用することも、あるいはオペレーター、アルゴリズム、シーケンスにのみ使用することもできます。
でも、そうでない場合は、もう一度試してみるか、その結果を次の新しいサウンドの出発点にしてください。
opsixの構成
音楽ソフトウェアを無料バンドル
opsixには、曲を作るだけでなくAIによるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初から付いてきます。
つまり、この製品を手に入れることによって、あなたの音楽をレベルアップさせるさまざまなツールを手に入れることができるのです。
2023年2月17日発売予定。ご予約受付中です!
記事内に掲載されている価格は 2024年2月16日 時点での価格となります。
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