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KORGがFM音源の名機を再現したポリフォニック・デジタル・シンセサイザー「volca fm」の次世代機VOLCA-FM2を発表!
4月24日(日)発売予定で、予約受付が開始しました!
初代volca fmは、FM音源の代表的なシンセサイザーのサウンド・エンジンを完全再現、互換性を備えた3ボイスのデジタルFMシンセサイザーとしてFM音源の理論を知らずとも簡単に音作りができ、誰でも気軽にFMサウンドを楽しめることで人気を博しました。
初代volca fmから同時発音数が3音から6音に、また音色プログラム保存数も32から64とパワーアップしました!それ以外にもいくつかの機能が進化しています。
主な新機能
■同時発音数が初代volca fmの3音から6音に、また音色プログラム保存数も32から64とパワーアップ。
■調整可能となった「Chorus」エフェクトだけでなく、レベル調整可能な「Reverb」も新搭載。
■3.5mm mini MIDI in/out を新搭載し、内蔵シーケンサーで他のシンセを鳴らすことが可能に。
■複雑なFMシンセの音作りをランダム化しチャンス・オペレーション的な使い方ができるProgram Random機能を追加。
待望のVOLCA-FM2も携帯自由なコンパクトサイズ。即時にエディットに対応できる直感的な操作のノブを搭載。内蔵スピーカーを含めてわずか360g(3形乾電池 6本は含まず)はスタンドアロン使用に最適。シンク・イン、シンク・アウト接続とMIDI IN、MIDI OUT接続で、ライブ会場、スタジオ、どこであってもシームレスに導入可能です。
初代の良いところを継承しつつ、さらに進化したVOLCA-FM2で、誰でも気軽にFMサウンドの音作りが楽しめます。
FM音源が気軽に楽しめるコンパクトなシンセサイザーが、さらに進化!
●パワー倍増
3ボイスから6ボイスへと増強され、音作りに新しいハーモニーの世界を導入。
シーケンスやアルペジオの複雑なコードに最大6つのボイスを使用し、音楽に独自のスパイスを加えることが可能となり、ひとつのデバイスでメロディー、ハーモニー、ベースを制御する際にボイスが足りなくなることはもうありません。さらにMIDIキーボード接続によりベロシティにも対応し、より表現とニュアンスが豊かなプレイを実現します。
●より豊かなエフェクト
ご要望にお応えして、コーラス・エフェクトとともにリバーブ・エフェクトを搭載。それぞれのエフェクトを個別に調整して思うままのFMサウンドを仕上げることが可能となりました。
●外部シーケンシングと接続
MIDI IN端子に加えて、MIDI OUT端子 (IN/OUT 3.5 mm TRS)も搭載しており、他のMIDI対応シンセをvolcaのシーケンサーで演奏可能。シーケンサーとしても新しいvolca fmがマシン・ライブを前進させます。
MIDI IN端子からノート、コントロール、クロック受信をするため、お使いのDAWにももちろん対応しています。
●強力なシーケンサーと機能
タッチ・パネル鍵盤での演奏をそのまま記録できる、最大16ステップのループ・シーケンサーを装備。作成したシーケンス・パターンは最大16個まで本体に保存可能。
またリアルタイムで微妙なプレイのニュアンスとツマミの動きを記憶するモーション・シーケンス機能で、サウンドに時間的な変化を与えることが可能。ループの作り込みのほか、ライブにおいてオリジナリティ溢れるプレイを発揮できます。
●ランダムなプログラムとパフォーマンス重視の機能
音を研ぎ澄ませるため、プログラム・ランダマイザーを新たに搭載。アクシデントやメロディーのパッチ作業を通してインスピレーションが広がります。
もちろん従来の機能も搭載。ワープ・アクティブ・ステップ、パターン・チェーン、アルペジエイター機能でリズムとパターンの病みつきになるループを簡単に作り出すことができます。
シーケンスの途中のステップを飛ばして再生できるアクティブ・ステップ機能に加え、変則的なリズムを可能にする新たな機能を搭載しました。アクティブ・ステップが16ステップ未満のとき、16ステップと同じ演奏時間に補正して再生するワープ・アクティブ・ステップ機能は、他のvolcaと同期再生させることで、ステップのタイミングをあえてずらした型破りなプレイを可能にします。
さらに複数のシーケンス・パターンを連続して再生させるパターン・チェイン機能によって、32や64、さらには256ステップまで、最大16個のシーケンスを繋げて壮大な展開を構築することが可能です。
●クラシカルなSys-Exに完全互換
FM音源を世に知らしめた代表的なデジタル・シンセサイザー、ヤマハ社DX7のサウンド・エンジンを完璧に再現。6オペレーター、32アルゴリズムによる完全な互換性を備え、ヤマハ社DX7の音色フォーマットであるSYS-EX/SYXファイルを取り込んで活用することも可能です。
●FMのサウンド・エディットを容易に
誰でも簡単にFM音源の音作りができるインターフェイスを実現。複数のパラメーターがあらかじめアサインされた「MODULATOR」「CARRIER」ノブによって、FM音源の特長的なサウンドを瞬時にエディットしていくことができます。またFM音源のディープなユーザーであれば、メニュー部から全パラメーターの個別エディットも可能。パラメーター・リスト・カードもガイドとして付属しています。
記事内に掲載されている価格は 2022年4月22日 時点での価格となります。
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