ミュージックシンセサイザーMONTAGE シリーズの誕生から7年の時を超え、MONTAGEの機能・性能を強化したフラッグシップ・シンセサイザー後継モデル、MONTAGE Mが登場しました!
■核となる3つのサウンドエンジン
MONTAGE Mシリーズは、⾳源システム「Motion Control Synthesis Engine(モーション・コントロール・シンセシス・エンジン)」の核となる「ハイブリッド⾳源」に、新たにアナログシンセサイザーの微細な振る舞いまでをすべてデジタルで完全再現したバーチャルアナログ⾳源「AN-X」を搭載。
デジタルシンセならではの表現⼒を持つ「FM-X」、アコースティック楽器のリアリティーを持つ「AWM2」と合わせて、3つのサウンドエンジンで⾳の表現⼒を⼤幅に強化しています。
■プレイヤーの創造性を引き出すユーザーインターフェース
優れた操作性を実現するユーザーインターフェースは、これまで以上にプレイヤーの創造性を引き出します。ユーザーインターフェースの中⼼には、旧シリーズ同様、視認性・操作性に優れたタッチパネルを配置した他、新たにセカンド・ディスプレイを左上に配置。オシレーターやフィルター、エンベロープ・ジェネレーターなどシンセサイザーの重要なパラメーターに瞬時にアクセスできるようになり、素早いサウンドエディットを実現しています。
■3つのモデルをラインナップ
また、キーボーディストの演奏スタイルに応じて鍵盤タイプ・鍵盤数を選ぶことができる3つのモデルをラインナップ。MONTAGE M8xにはヤマハ初の88鍵ポリフォニーアフタータッチ対応鍵盤を搭載し、プレイヤーの表現⼒をより⾼い次元に引き上げます。
2023年10月20日発売予定。ご予約受付中です!
MONTAGE M 製品概要
1. 新開発のバーチャルアナログ⾳源「AN-X」を搭載し、⾳の表現⼒を⼤幅に強化
2. サウンドに⽣き⽣きとした躍動感を与えるコントロール性
3. プレイヤーの創造性を引き出すユーザーインターフェース
4. タッチの微妙なニュアンスを弾き分けられる⾼品位鍵盤
5. 『MONTAGE M』の⾳源部全てを再現したソフトシンセサイザーを⽤意(2024 年より提供開始)
1. 新開発のバーチャルアナログ⾳源「AN-X」を搭載し、⾳の表現⼒を⼤幅に強化
MONTAGEシリーズの最⼤の特⻑となる「Motion Control Synthesis Engine」は、「ハイブリッド⾳源」と多彩なコントロールソースで複雑な⾳の連続変化を実現する「Motion Control(モーションコントロール)」を組み合わせたトータル⾳源システムです。
この⾳源システムの核となる「ハイブリッド⾳源」に、新たに開発した最⼤16⾳ポリフォニックのバーチャルアナログ⾳源「AN-X」を追加。オシレーター部を中⼼に、⾃由度の⾼いさまざまな変調や波形変形機能を持ち、ビンテージサウンドからエッジの効いた過激なサウンドまでが表現可能な、伝統と⾰新の要素を併せ持った⾳源です。
8オペレーター、最⼤128⾳ポリフォニックのFM⾳源「FM-X」、内蔵波形を倍増し、より⾼精細なサウンドを搭載した⾳源「AWM2」(最⼤256 ⾳ポリフォニック)と合わせ、3つのサウンドエンジンで合計最⼤400⾳の同時発⾳を実現します。
太く暖かいアナログサウンドのAN-X ⾳源、個性的なデジタルサウンドのFM-X ⾳源、そしてリアルなアコースティックサウンドのAWM2 ⾳源、さらにそれらを複合的にコントロールする Motion
Control を組み合わせたサウンドは、独⾃の圧倒的な⾳の表現⼒をもたらします。
2. サウンドに⽣き⽣きとした躍動感を与えるコントロール性
「Motion Control Synthesis Engine」のもう⼀つの核となる「Motion Control」は、コントローラーを操作することで幾重にも折り重ねられた⾳を滑らかに変化させることができ、サウンドに⽣き⽣きとした躍動感を与えます。
MONTAGE Mシリーズは多彩なコントロールソースを持ちますが、特徴的なものとして「Super Knob(スーパーノブ)」と「Motion Sequencer(モーションシーケンサー)」があります。「Super Knob」は⼀度に最⼤280 ものパラメーターをコントロールすることができるノブで、シンプルな操作でダイナミックな⾳変化を表現できます。
「Motion Sequencer」では、最⼤8+1 系統(パート⽤8 系統、Super Knob ⽤1 系統)のコントローラーによるパラメーターの変化を設定・再⽣可能で、演奏しながら多層的かつ複雑に⾳を変化させることができます。
この他、A/D インプット端⼦に⼊⼒されるオーディオのビートを⾃動検出し、「Motion Sequencer」等を同期させるAudio Beat Sync(オーディオビートシンク)機能や、オーディオ信号をソースにコントロール情報を⽣成するエンベロープフォロワー機能なども搭載しており、多彩なコントロールソースを活⽤することでダイナミックな⾳変化を伴う演奏を楽しむことができます。
上記に加え、MONTAGE Mシリーズでは、KEYBOARD HOLD、PORTAMENTO 専⽤コントロールや最⼤5 ゾーンのスイッチとしても使えるRIBBON CONTROLLER など、さらなるコントロール性能の向上が図られています。
3. プレイヤーの創造性を引き出すユーザーインターフェース
旧シリーズ同様、ユーザーインターフェースの中央にはメイン画⾯となるタッチパネルを搭載しているのに加えて、MONTAGE Mシリーズでは、画⾯下部の「ディスプレイノブ」や「NAVIGATION」ボタンの追加により、⾳⾊選択から詳細なエディットまでを効率的にカバーします。
また、新たにサブ画⾯「セカンド・ディスプレイ」を追加しました。AN-X のオシレーターやフィルター、FM フリークエンシー、オペレーターレベル、エフェクトパラメーターといったシンセサイザーの重要なパラメーターを表⽰し、瞬時にサウンドエディットが可能になります。
サブ画⾯右には「PAGE JUMP」を配置。サブ画⾯で選択中のパラメーターのより詳細な情報をメイン画⾯に瞬時に表⽰しアクセス可能です。より素早く直感的な⾳作りとコントロール性を実現
するユーザーインターフェースが、プレイヤーの創造性を引き出します。
4. タッチの微妙なニュアンスを弾き分けられる⾼品位鍵盤
61鍵モデルの『MONTAGE M6』、76鍵モデルの『MONTAGE M7』には、フラッグシップシンセサイザー⽤の⾼品位な鍵盤であるFSX 鍵盤(チャンネルアフタータッチ対応)を搭載しています。
さらに88鍵モデルの『MONTAGEM M8x』には、新開発「Graded hammer with Enhanced eXpression (GEX) 鍵盤」を採⽤しました。この鍵盤には新しい鍵盤センサーを採⽤しており、キー毎に独⽴した⾳⾊変化を与える「ポリフォニックアフタータッチ」を実現しています。⼼地よい演奏感のため、吸湿性の⾼い⽩鍵、そして⿊檀調の⿊鍵を採⽤しています。
どちらの鍵盤もタッチの微妙なニュアンスを弾き分けられる⾼品位な鍵盤で、表現⼒に優れる⾳源システム「Motion Control Synthesis Engine」を最⼤限に⽣かせるよう、鍵盤タッチとサウンドを⼊念にマッチングさせました。
5. 『MONTAGE M』の⾳源部全てを再現したソフトシンセサイザーを⽤意(2024 年より提供開始)
MONTAGE Mシリーズには、ライブと⾳楽制作両⾯での活⽤・連携を強めるMONTAGE Mシリーズのクローン・ソフトシンセイザー「EXPANDED SOFTSYNTH PLUGIN for MONTAGE M」のダウンロードコードを同梱しています。ダウンロード開始時期は、2024年初頭にv1.0(エディット機能に制限あり)を、同年夏以降にv2.0(フル機能版)を予定しています。
製品ラインナップ:10/20発売予定。ご予約受付中です!
ユーザーのプレイスタイルや鍵盤タッチの好み、⽤途に合わせて選べる3機種をラインナップ
記事内に掲載されている価格は 2023年10月16日 時点での価格となります。
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