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こんにちは。Rock oN Company村上です。
今回はMoog Sound Studioの開封レビューをします。Moog Sound StudioはMoogの大人気セミモジュラーラインのMother 32シリーズのうち2種類セットになったバンドルで、さらに単体購入にはない嬉しい付属品が盛りだくさんの製品です。
もともとMoog Sound Studioは本国Moog社のイベントのMoogfestで出展される予定だったのですが、残念ながら新型コロナウィルスの影響で今年は中止になってしまい商品の発売のみとなってしまいましたが、そういった経緯もあってか楽器としてのパッケージだけではなく、子供も楽しめる付録なども盛りだくさん。未来を担うモジュラーギークを育成する教材的なシンセとしても良いですね。
ラインナップは2種類ありまして、Mother 32とDFAMをセットにしたものと、DFAMとSubharmoniconをセットにものがあります。今回村上が借りてきたのはDFAMとSubharmoniconの組み合わせですね。今回のレビューは基本的に既存のシンセの特別セット品なので、シンセ個別機能的なところの説明にフォーカスするのではなく、付属品特盛のこの製品の開封や組み立ての様子をみなさまにも体験していただければと思います。
想像より一回りくらい大きいですね。箱の側面には可愛いイラストが描いてあります。まるでおもちゃ箱のようで、開封がとても楽しみですね。早速開封してみましょうか。
いざ開封の儀
本体2機種とその間の仕切りになっているところも箱です。出してみると、
まずは本体。同時に2種類のMoogシンセを手に入れられるのは嬉しいですね。
中央の仕切りの箱からはこんなものが出てきました。これはミキサーとパワーディストリビューターを兼ねた物で、DCケーブルで接続したMother 32シリーズの電源供給を3台行うことができます。オーディオも最大4チャンネルをまとめることが可能です。(1+2、3+4はスイッチでモノラルとステレオの切り替えが可能です。)
これは2台や3台のMother 32シリーズを一緒に聞きたい時に非常に便利ですね。現時点ではこのミキサーは単体売りしていないようなので、Moog Sound Studioならではの特典ですね。
こちらは二段済みキットの金具と前述のミキサーへの接続に適した短いTSフォンケーブルそしてACアダプターx2点です。こちらのACアダプターは前述のミキサー経由で電力供給を受ける場合は不要で、あくまで別々で使用するときに必要なものですね。このアダプターがあることでDFMAとSubharmoniconをパピコみたいに2人で半分こにして別々に使うこともできるわけです。
さらに付録がてんこ盛り
Moog製品は元々ポスターや冊子など紙の付録が充実してますが、このMoog Sound Studioは輪をかけてたくさんありますね。どんなものがあるのか見ていきましょう。
この一番上の型紙、これはどうやらペーパークラフトのようで、
真ん中部分は箱になっており、周りのキャラクターや飛行機も立てて置くことができます。
こちらも可愛いイラストのポスターかと思いきや、組み立てマニュアルでした。
冊子を開けてみると、
パッチング例ですね。初めてシンセに触れる方もこれを見ながら音作りができるので心強いですね。
さらに謎の小袋が! なかを開けてみると…….
パッチケーブル、SubharmoniconのMIDI in用の変換ケーブル、ステッカー、ドライバー、ポスター、製品登録用のカード(いちいちお洒落)、サイコロ(!?) サイコロは一体何に使うのでしょうか。
ちなみにポスターを広げるとこんな感じでした。
2枚目のポスター裏側、よくみるとMoog社が現在販売している品目が載ったカタログですね。あまりに多い付属品でもうお腹いっぱいですが、次はいよいよ組み立てていきます!
Moog Sound Studio組み立て
前述のシャレオツ組み立てマニュアル、ちゃんと日本語対応したものもありました。殆ど絵ですが、大事なことは文章に書いてあるのでIKEAのマニュアルよりはわかりやすそうですね。
では早速DFAMとSubharmoniconを合体させましょう。サイドの木のパネルのネジを外して、2段キットを挟んで再度ネジを締めます。
早速手順を間違えてしまいました。サイドの木のパネルのネジを全て外したらサイドパネルが外れて中身が横から丸見えの状態ですが、
正しくはこうでした。マニュアルには「NOTE: 下側の2本のネジは取り外しません。」ときっちり書いてあります。
こんな感じで2段キットを取り付けます。….と思ったらまた手順を間違えてました。
上段シンセ上部のネジはこの時点では締めないそうです。
ラックの脚を取り付けて….
この櫛みたいなパーツと2つのL字のパーツは、先ほどネジを締めなかった上段シンセの上部のネジ穴に取り付けるものですね。
こんな形で合体させます。
ちなみに左右端の下部のネジ穴にネジが入ってませんが、組み立てマニュアルをみると、どうやらこれはこういうもののようです。ネジ自体もこの左右端の下の2本分はもともと用意されておりません。この合体させたパーツをさらに上段シンセの上部のネジ穴の所に合体させると…..
ど〜ん!パッチケーブル掛けでした。
実際にパッチケーブルを掛けるとこんな感じです。パッチケーブルってその辺に置きがちでとっ散らかってしまうのですが、こういうケーブル掛けがシンセ自体についていると綺麗にまとまって非常に便利ですね。
組み立ては以上となります。基本的にはシンセの横のネジを外して金具を挟んで締め直すだけなので簡単でしたね。
完成した物を飾ってみました
せっかくなので前述のペーパークラフト、これも作っちゃいました。賑やかで楽しい気分になりますね。
前述のミキサーを接続するとこんな感じになります。このミキサーの出力はステレオミニです。恐らくは主にヘッドホンでの使用を想定して、シンプルなオーディオケーブル、電源ケーブルの配線で2台以上のMother 32シリーズを同時に扱うことを目的としたミキサーだと思われます。例えばベッドの上でシンセで遊ぶとき、パッとヘッドホンを繋いですぐに音が出せると良いと思います。
単体だけであればヘッドホンを繋ぐだけで良いのですが、2台以上になるとどうしてもミキサーや電源の配線で煩雑になってしまい、気軽には音出しするにはハードルが上がってしまうと思います。このミキサーは小さく電源もオーディオもこれ一つで賄えるので、そんな気軽なシチュエーションにこそ真価を発揮しそうですね。
いよいよ音出し!
開封は次から次に出てくるたくさんの付録。まるで童心に帰っておもちゃ箱を開けるようで、組み立てはプラモデルや夏休みの工作をしているような気分でした。開封と組み立てだけでとても楽しい時間を過ごせましたが、この製品の本質は楽器なのでやはり音をだしてナンボ。
ということで簡単な演奏動画を作りました。
モジュラーシンセはモジュラーシンセどうしで演奏するのも良いのですが、例えばギターやピアノのような全然シンセじゃない楽器と一緒にやっても楽しいと思います。見た目的にもエレピの上にモジュラーシンセを置くスタイルなんかもなかなかカッコいいかなと思い演奏してみました。
また私が自前でMother 32を持ってましたので、せっかくなのでMother 32、DFAM、SubharmoniconのMother 32シリーズ全機種で演奏もしてみました。
いかがでしたでしょうか。今回紹介しましたMoog Sound Studioですが、現在Mother 32とDFAM、DFAMとSubharmoniconの組み合わせどちらも在庫がございます。このレビューをご覧いただき気になった方は是非eStoreをチェックしていただければと思います。
また単品の在庫も揃えておりますので、例えばMother 32の単品とMoog Sound Studio DFAM & Subharmonicon で3機種を揃えることも可能です。
Mother 32シリーズ
鍵盤付きモデル
以上がMoog Sound Studio開封レビューでした!
記事内に掲載されている価格は 2021年9月15日 時点での価格となります。
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