独創的なペダルエフェクトで昨年から一気に話題となったGAME CHANGER AUDIOの新製品は…
PLASMA PEDAL
電気ビリビリ!なプラズマ管がやる気をブーストするディストーションペダル PLASMA PEDAL。なんとこのプラズマ管を使ってこれまでに無かった歪みを作り出します!非線形高調波の歪みが特徴的ということです。
このプラズマ管はキセノンガスを充填したもので、放電により紫外線を発します。放出される電圧は3500Vということで文字通りシビれるスペック!では、LEDでもダイオードでもトランジスタでも真空管でもない、プラズマ管の歪みの音を聴いていただきましょう。
こちらはメーカー公式ムービーです。
動画の音を聴く限りではオーバードライブとブチブチファズとの間のようなヴィンテージサウンドの印象です。このブチブチ感は、BLENDをWETに振り切ったとき、プラズマ管の特徴である「放電する/しない」のON/OFFが天然のノイスゲートとなるため。自然なリリースが欲しい場合はすこしDRYを混ぜた方がいいようです。このサウンドはストーナーロックとかに合うかもしれませんね。
その他の基本的な性能は 「HIGH」「LOW」2BANDのEQ、「DRIVE」(歪み)と元音をブレンドする「BLEND」、そしてボリュームの「VOLTAGE」。
面白い!サウンドはもちろん見た目も華やかでロッケンロー。このPLASMA PEDALは現在プロトタイプですが、資金調達も完了し製品化に向けて歩みを進めています。
Plus Pedal
こちらは2017年に話題となったルーパーペダル のPlus Pedal。ピアノのサスティンペダルのようなバーを踏むとその瞬間の音が持続するもの。
こっちはメーカー公式ムービー。
ギター1本でドローンやPadができます。 Freeze系といえば似たペダルでElectro Harmonix FREEZEもありますが、こちらはペダルの踏みこみ具合で持続音の強弱をつけることが可能。さらにループを最大5つ重ねることもでき、複雑なサウンドを奏でられます。そしてペダルを放した時の持続音の消え方(リリース)の調整などもできるので、とても美しいフリーズドローンが楽しめます。
Plus Pedalは一部Freeze系ペダルの弱点だった、音のループポイントに起こる不自然な音切れやブチッ、ノイズがありません。その秘密はループポイントの波形を自動で解析し、ゼロポイントでつなぐため。とっても頭が良いのです!(リアルタイムオーディオサンプリング)
本国ではON/OFFの役割を果たすフットスイッチとのセットで$339で発売中です。欲っしいー!
Writer.Tomita
GAMECHANGER AUDIO
https://www.gamechangeraudio.com/
記事内に掲載されている価格は 2018年1月27日 時点での価格となります。
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