次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見!
会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。
Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さっており、これら1つ1つがアナログのアウトボードが搭載されているとのこと。
これらのカセットはPCまたはiPadから任意のチャンネルにインサート、パラメーターの調整が可能で、同じチャンネルに複数インサートしたり、逆に複数のチャンネルに1つ1つインサートすることが可能です。感覚的にはAPI500規格のモジュールのデジタルコントロール版という感じです。
背面はセンドリターン用のアナログ端子とイーサネットポートを1つ備えています。
このイーサネットポートはパラメーターの制御だけでなく、Dante/AVBでの活用も可能とのことなのでライブでのエフェクトラックとしてもマッチしそうです。
当たり前ですが残念な点はフルアナログのモジュールのため1個1チャンネルです。複数チャンネルで使用したい際は必要個数モジュールを買う必要があります。
値段がどのくらいになるのか、いつ日本に来るのか、そしてどのくらいのメーカーがこのモジュールをリリースするのか…。期待して待つことにします!
KARNO
https://karno.com/sepia/
記事内に掲載されている価格は 2025年1月25日 時点での価格となります。
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