Nektar Technologyは独自のDAWインテグレーションを搭載し、バックパックにも収まるサイズに凝縮したミニ鍵盤USB MIDIコントローラーキーボード、Impact GX MiniとImpact LX Miniを12月23日(木)に発売します。
2016年より日本上陸を果たしたNektar TechnologyのMIDIコントローラーは、代表的なDAWやソフトウェアインストゥルメントとのインテグレーションを主眼に置きながらも、操作性や高いコストパフォーマンスでも高い評価を得ています。USB MIDIコントローラーキーボードも鍵盤のタイプ、鍵盤数、操作子の数などで多くのラインナップを誇ります。
今回登場するのは高い機能をバックパックにも収まるサイズへと凝縮したミニ25鍵のモデルで、シンプルな操作性で定評のあるGXシリーズの直系Impact GX Miniとパッドやコントロールノブを搭載したLX+シリーズの直系Impact LX Miniの2機種です。
なおパッケージにはNektarの上位シリーズ同様に、Bitwig 8-Trackが付属(フルバージョンへの有償アップグレードあり)。さらに国内正規品限定でデジタルシンセサウンド満載のソフトウェアインストゥルメント、UVI Digital Synsations フルバージョンも付属しています。
Nektar DAWインテグレーションとは
お使いのDAWに合わせて“Nektar DAW インテグレーション”をインストールすることで、GX Mini/LX Miniから必要なタスクをコントロールできるようになります。
トラックパッドやマウスから手を離し、セッションの再生や停止、トラックやパッチのナビゲート、ウィンドウの開閉など、直感的なハンズオンコントロールを実現します。
現在Nektar DAW インテグレーションは、Ableton Live、Bitwig、Cakewalk、Cubase、Digital Performer、FL Studio、GarageBand、Logic Pro X、Nuendo、Reason、Reaper、そしてStudio One に対応しています。
Impact GX Miniの製品概要
Nektar Impact GX Miniは、シンプルな操作性とコンパクトさで高評価を得ているUSB MIDI コントローラーキーボード、GX シリーズのパワーをバックパックにも収まるサイズに凝縮したモデルです。ベロシティ対応の25鍵ミニ鍵盤、モジュレーションコントロール用のジョイスティックに加え、定評ある Nektar DAWインテグレーションももちろん搭載。さらには、ユニークな「パート2」機能によって、瞬間的なトランスポーズやレイヤリングなどが可能です。バスパワーで動作するので、GX Mini を持って出かけて場所を問わずアイデアを形にすることができます。
・キーボード
新開発のミニ25鍵(ベロシティ対応)のキーベッドを搭載。確かな弾き心地とともに、表現力豊かな演奏を楽しめます。演奏スタイルに合わせ、3つのベロシティカーブから選択可能です。
・ジョイスティック
ピッチベンド、モジュレーション、その他の MIDI CC をジョイスティックでコントロール可能。左右方向でピッチ、上下方向は2種類のモジュレーションを割り当
て可能で、デフォルトではモジュレーションとフットコントローラーがアサインされています。別の MIDI CCを自在にアサインできます。
・コントロール
Nektar DAWインテグレーションに対応したDAWであれば、セッションの再生や停止、トラックやパッチのナビゲート、ウィンドウの開閉といった、GX Miniによる直感
的なハンズオンコントロールを実現します。なおGX Miniの各ボタンは MIDI アサインが可能なので、Nektar DAW インテグレーションに対応していないソフトウェアでもお使いいただけます。
・フットスイッチ端子
GX Mini にはこのサイズのキーボードコントローラーであまり見かけない、フットスイッチ端子が用意されています。付属の「1/8インチ – 1/4インチ変換アダプター」を使い、標準的なサスティンペダル(別売)を接続してください。もちろんサスティンだけではなく、任意の MIDI CC を割り当てることも可能です。なお極性は起動時に自動検出されます。
・「パート2」機能
25鍵の小型キーボードでは、どうしても演奏する音域に限界があります。そこで登場するのがユニークな「パート2」機能。演奏中に専用の“Part 2”ボタンを押すことで、オクターブシフトしたり、トランスポーズしたり、別のMIDIチャンネルへの切り替えといったことを瞬時に行えます。ボタンから手を離すと、GX Miniは元の設定に戻ります。まさにパフォーマンスに最適な機能です。
Impact LX Miniの製品概要
Nektar Impact LX Miniは、ノブやパッドといったリアルタイムコントロール操作子を搭載して人気のLX+シリーズ直系のUSB MIDI コントローラーキーボードで、DAWやバーチャルインストゥルメントを自在にコントロールしながらもとてもポータブルなサイズに凝縮しています。明快なコントロール、アルペジエーター/ノートリピート、ドラムパッド、しっかり演奏できるベロシティ対応のミニ鍵盤に加え、定評ある Nektar DAWインテグレーションにももちろん対応。創造性を刺激するパワフルかつ直感的なリアルタイムコントロールの数々によって、場所に囚われず、スムーズなワークフローを体験できるでしょう。
・キーボード
ベロシティ搭載の新開発のミニ25鍵キーベッドを採用。確かな弾き心地とともに、表現力豊かな演奏を楽しめます。4つのベロシティカーブもしくは3つの固定ベロシティ値を設定できるので、演奏スタイルや打ち込みのときにたいへん便利です。また専用のオクターブボタンでオクターブシフトも素早く行え、「パート2」ボタンをトランスポーズ用としてお使いいただくことも可能です。
・パッド
フィンガードラミングに最適な8つのベロシティ対応パッドを搭載し、表現力豊かなグルーヴやビートを生み出すことができます。ノートのアサインは数秒で行え、4つのパッドマップに保存。合計で32種類のノートアサインが可能となっています。
・ジョイスティック
4つのモジュレーションコントロールを1つに集約したジョイスティックを搭載。左右方向はピッチベンド、上方向はモジュレーション、下方向はフットペダルコントロールに設定されています。さらにレバーはプッシュボタンとしての機能も併せ持ち、押すことでフットペダルコントロールを最大レベルで送信します。上下方向とプッシュボタンには、任意の MIDI CC#を割り当て可能で、その設定は電源を切っても保持されます。
・トランスポート
鍵盤左側の7つのトランスポートボタンは、DAWのコントロールに使用します。すべてのボタンはMIDIアサインが可能となっており、“Shift” ボタンと組み合わせることでそのアサイン数が2倍(14種類)に増えます。さらにNektar DAW インテグレーションでは、さらにもう1つの階層が用意されるので、最大で21の機能がプリマッピングされます。
・コントロールノブ
8基のノブを操作すれば、アルペジオ、インストゥルメント、MIDI CC といったパラメーターへ瞬時にアクセス可能。ノブに割り当てられた機能の切り替えは、モードボタン(Instrument、Internal、Function)を使って行います。
さらに“Page” ボタンを併用することで、そのアサイン数は2倍(16種類)になります。
・フットスイッチ端子
LX Mini にはこのサイズのキーボードコントローラーで省かれることが多い、フットスイッチ端子を搭載。搭載されているジャックはミニタイプですが付属の
「1/8インチ – 1/4インチ変換アダプター」を使って標準フォーン(TSタイプ)のサスティンペダル(別売)を接続してください。極性は起動時に自動検出され、任意の MIDI CC を割り当てることも可能です。
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記事内に掲載されている価格は 2021年12月21日 時点での価格となります。
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