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Nov.2023
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SCFEDイベのスタジオ探訪記 第6回:日本コロムビア株式会社

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Music is Magic!音楽は魔法だ!

ホームスタジオでの音楽制作がポピュラーになった現在、商用スタジオの価値が見直されています。高価なビンテージ機材、大型スタジオ・コンソール、熟練のエンジニアによる最高のサウンド。そして何よりも、多くのミュージシャンが「スタジオでは特別なマジックが生まれる」と言います。

SCFEDイベが憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そしてマジックの正体について解き明かすインタビュー第6回は、日本コロムビア株式会社をお送りします!

SCFEDイベのスタジオ探訪記 第6回:日本コロムビア株式会社

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1910年の創業から実に113年の歴史を重ね、明治時代から日本の音楽史を切り拓いてきた日本コロムビア株式会社。今回は港区南麻布にある日本コロムビア株式会社 スタジオ技術部を訪問し、スタジオ技術部長 兼 アーカイビング課長 / 冬木 真吾氏、レコーディングエンジニア / 久志本 恵里氏(写真右)、マスタリングエンジニア / 富岡 真紀氏(写真左)にお話を伺いました。

  • 冬木 真吾 氏:スタジオ技術部長 兼 アーカイビング課長
  • 久志本 恵里 氏:スタジオ技術部 レコーディングエンジニア(写真右)
  • 富岡 真紀 氏:スタジオ技術部 マスタリングエンジニア(写真左)

10万本超のマスターテープ

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ーーーこちらのスタジオ技術部では、どのような業務が行われているのでしょうか?

冬木氏:自社原盤のほか、制作過程で外部のエンジニアがレコーディングやマスタリングをした音源も含めて、最終マスターの制作とチェック、そしてクオリティーコントロールを全てこちらで行なっています。

レコーディングに関しては、スタジオを自社で持たなくなってからは社外スタジオを使うようになりまして、その繋がりで社外のレコーディング案件を受託する機会が増えました。ここ数年のレコーディングは社内と社外が半々くらいの割合で、オーケストラやアコースティック楽器をコンサートホールで収録する機会も多いですね。

ーーー御社には数十年におよぶ膨大な音源が保管されているかと思います。それをデジタル化する作業は現在も行われているのですか?

久志本氏:日々、アーカイブの作業が行われています。さらにその音源を使って現代のアーティストが歌を入れるなど、過去音源を活用した音楽制作も行われていますよ。

富岡氏:毎日仕事で色々な年台の楽曲を聞くのですが、私は音楽が大好きで音楽業界に入ったので日々、各年代の様々な楽曲を聴く事ができて、とても楽しいです!

冬木氏:マスターテープはマルチを入れるとトータルで12~13万本くらいあって、現在のスタッフでデジタル化していくのに50~60年はかかる計算になります。美空ひばりを始めとした国宝級のテープもありますので、デジタルに変換した後にもアナログマスターをいつでも使用できるように維持して、それを扱える人材を残して行く必要があります。久志本と富岡はそういった過去の機材も含めて、弊社の歴史を全て継承しないといけないので日々新しい事だらけです。学校で学んだ知識に加えて、30年分、40年分の歴史をここに入ってから更に学んでもらっています。

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富岡氏:アナログテープを再生する際の、プレイヤーの設定や調整は特に難しいですね。テープに記録されている10kHzの信号を基準にアジマスを合わせますが、信号が入っていないテープもありまして、そういった場合にはエンジニアが聴感でオシロスコープを見ながら判断しますので、責任重大だと思っています。

久志本氏:早くから機材の電源を入れて、ノイズが乗っていないか、メーターはちゃんと動くかなとか、ご機嫌を伺う大変さも大きいですね。ただ、そうやって面倒を見ているのも楽しくて、普段使わなくても時々電源を入れてあげたり掃除したりしています。

ーーーアナログテープのサウンドは若い世代にとって、どのようなサウンドに感じましたか?

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久志本氏:よくアナログの音は「温かみがある」と表現されますが、私がここで初めてテープの音を聞くまでは、「温かみ」に対してもっとボヤけたような不鮮明なサウンドを想像していました。その先入観を持ちながら初めて70年代のマルチテープを聞いた時に、こんなにも新鮮な音がするんだ!という、フレッシュでパンチのある生きた音が出てきた事に、私はすごく感動しました。

現代のハイサンプリングレートとは違う種類のリアリティというか、その当時そこで鳴っていた音がタイムスリップして出てきたようなリアルさに、もの凄く衝撃を受けました。とてもカッコいい音だと思います。

ーーーテープは何十年も経過するとテープ同士が癒着してしまうため、オーブンでそれを元に戻すと噂で聞いた事があります。その噂は本当ですか?

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冬木氏:本当です。オーブンと呼ばれていますが、実は試験場などで使われる、卵を温めて孵化させる孵卵機(ふらんき)なんです。

テープを温める温度は50℃、時間はテープの厚さによって違って、レコード会社の現場同士で「何時間焼きました?」とか、お互いに設定時間を確認する事もありますよ。

ーーー孵卵器が「フランキー」という横文字みたいに聞こえまして、それもそれで格好良いなと思いました。オーブンは都市伝説ではなくて実在していたのですね!

冬木氏:コロナ禍以降に旧譜の需要がとても高まりまして、弊社の機材環境でデジタル化やアーカイブ作業をしたいというご相談が各方面から多数寄せられている状況です。

お宝機材

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ーーー御社のお宝機材を教えて下さい!1972年に御社が開発したPCM録音機(DN-023R)は、国宝級といえるお宝なのではないでしょうか?

冬木氏:世界初の本格的レコードマスター用PCM録音機ということで、国立科学博物館の重要科学技術史資料(通称:未来科学遺産)に登録されていますので、確かにお宝ですね。

当時はアナログ6ミリテープ相当のスペックを目指して、A/Dコンバーターの解像度は13ビット47.25kHzが採用されています。

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基本ベースが8chありますが、当時はデジタルのエラー訂正機能がないため8chで使う事はほとんどなくて、同じ音源を4ch-4chで録音して、片側でエラーが出たらもう一方で補うという使い方で冗長性を確保していました。

国立科学博物館に登録されている、「DENON DN-023R」重要科学技術史資料はこちら

DN-023Rが小型化され、2号機、3号機が海外レコーディングで活躍!

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初号機は冷蔵庫並みに大きくて移動が困難だったため、コンパクト化した2号機がヨーロッパに運ばれまして、DENONレーベルのクラシック録音で使用されました。さらに、ポータブルレコーダーへと進化した3号機はアメリカでジャズの録音に使用されるなど、自分たちがレコードを作るためにPCMレコーダーを開発していた時代でした。弊社はそういった機材を現在でも使える状態に維持してオフィス通路に設置していますので、スタッフにとってはお宝感が薄いかも知れません(笑)


レコードカッティングマシン NEUMANN VMS 70

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ーーーレコードカッティングマシンについてもぜひお聞かせ下さい。

冬木氏:カッティングマシンは Neumann VMS 70で、モーターがDENON製に交換されています。70年代当時はノイマンのモーターがとにかく非力でワウフラッターが発生したため、DENONが開発したダイレクトドライブのモーターに交換したレコード会社がいくつもありました。

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冬木氏:こちらの機材はカッティング専用のアナログテープ再生機で、再生ヘッドが2つ搭載されているのが特徴です。1つ目のヘッドは再生される音量を測るセンサーの役目をしていて、2つ目のヘッドが本線になります。1つ目のヘッドであらかじめ音量を測り、カッティングする際の「溝と溝の間隔」を、自動調整する仕組みになっているんです。

現代の楽曲をレコードカッティングする場合には、DAWを4ch再生し、1つ目のヘッド(アドバンス)に先行する音声を送って、レイテンシーを加えた音声を本線に送ります。


B&K4006(現在はDPA社製)

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久志本氏:弊社で代々使用しているB&K 4006も大変貴重なアイテムです。現在はDPA社として発売されていますが、このマイクは元々、B&K(ブリュエル・ケアー)社で測定用マイクとして共同開発されたものです。

測定用マイクなので周波数特性は低域から高域まで非常にフラットでしたが、正面ではない間接音をまんべんなく捉えることは困難でした。特にクラシックジャンルで、コンサートホールの響きと楽器そのものの音の両方をバランスよく捉えることができるように、正面方向では高音域で特性が上昇し、それ以外の方向でも全体的に平坦な特性を得ることができるマイクグリッドを共同開発しました。

弊社もその技術を継承して、今でもメインマイクとして大活躍しています。

冬木氏:1970年代後半から80年台にかけて、当時ヨーロッパにいた弊社録音部が使用していた経緯もありまして、B&K 4006が世界的に広まりました。

国立科学博物館に登録されている、「B&K社 Type 4006」重要科学技術史資料はこちら

ーーーPCMマスターレコーダーを世界に先駆けて開発し、B&K社と高性能マイクを開発、DENON製モーターがレコードカッティングに貢献したりと、録音テクノロジーの発展に御社が深く関わってきたのですね。

モニタースピーカー

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【マスタリングルーム】

ーーーマスタリングルームのモニタースピーカーに musikelectronic geithain RL901Kが選ばれた経緯をお聞かせください。

冬木氏:コロムビアのマスタリングスタジオでは、POPs、歌謡曲、演歌、クラシックなどから落語まで、様々なジャンルの音楽を扱っています。ですので、特定のジャンルに特化したり苦手があるようなモニターは好ましくありません。901K は、幅広い楽曲に対応することができるスピーカーということで、この部屋の担当エンジニアが選びました。同軸だったということも選定理由のひとつです。

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【ミックスルーム】

久志本氏:ミックスルームにはmusikelectronic geithain RL904と、サラウンドミックスができるようにセンターとリアにRL906がセレクトされています。ミックス用とマスタリング用のモニタースピーカーを同じブランドに統一しようとした訳ではなくて、音を聞いた判断で結果的にmusikが選ばれました。

富岡氏:マスタリングルームのスモールモニターにRL906を選ばなかった理由は、キャラクターの違うモニタースピーカーでもチェックしたいという意味でKS Digital C5-Referenceを選びました。KS Digitalも同軸なので音のキャラクターがmusikに似ているんですけど、全く一緒ではないので音の判断に役立っています。

ーーー皆さんどのくらいのボリュームでスピーカーの音を聞いていますか?

富岡氏:大きいスピーカーでないと再生されない低音がありますので、ある程度大きいボリュームで聞いて調整して、最終チェックで小さいボリュームにして聞いています。

久志本氏:レコーディングもある程度大きいボリュームで聞いて、ノイズに関してはヘッドホンでも確認しています。ジャンルにもよりますが、私が関わっているジャンルはクラシックが多くて、クラシックだと空間の響き具合だとか、その場で鳴っているノイズの確認を行います。ボリュームを出して聞かないと分からない空間の感じがあるので、基本的には大きな音で聞いて判断して、小さいボリュームでもチェックするといった感じです。

ホールレコーディング

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ーーーコンサートホールのレコーディングでは、どのような機材が使われているのですか?

久志本氏:マイクはオーケストラの場合ですと大体32ch~40chくらいで、規模が大きくなると64chに近くなります。

ヘッドアンプは Millennia と GRACE design 製が多いです。ヘッドアンプからの信号をMTRXでA/Dして、本線をPro Tools(MacPro)でマルチ収録し、ライブの際はこの信号をサブレコーダー Tascam DA6400 にDanteで送り込んで、パラでバックアップ録音しています。

収録事例1:オーケストラとソプラノ歌手とのセッションレコーディング

1久志本氏:比較的小編成なので弦のマイクは各パートに一つずつですが、大きい編成の時はもっと立てています。真ん中にある、赤いランプのついたBOSEの白いスピーカーは、トークバックスピーカーです。テイクを録り始める際にディレクターがボタンを押すと「回ってます」のサインとしてランプを光らせることができます。

収録事例2:バンドネオン奏者 三浦一馬 氏 コンサート収録

2久志本氏:ピアソラなどのアルゼンチンタンゴのコンサートで、バンドネオンと弦楽アンサンブルにピアノとエレキギター、ドラムやカホンなどのパーカッションも入っており、クラシックでは少し珍しい編成です。

マイキングはお客さんへの見栄えを意識して、収録事例1よりも見た目にシンプルになっていて、収録事例1、2ともにメインマイクはDPA 4006を黒グリッドで使用しています。

マスタリングの歴史と未来への夢

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【1990年台に作られたマスタリングコンソール3号機】

ーーーマスタリングにはどんな機材が使用されているのですか?

冬木氏:弊社は1980年代中頃からデジタルマスタリングを導入していまして、非常に大きな200MBのハードディスクを4台置いて編集作業する所からスタートしています。

その後、市販のデジタル波形編集機が登場してからは、もっと音質的にフラットな波形編集機を自社で開発しようという事になって、デジタル波形編集ソフト、デジタルエフェクト、マスタリングコンソールを全て自社製で作りました。

この部屋にあるマスタリングコンソールは1990年台に作られた3号機で、24ビットが採用され、EQやコンプなどのソフトウェアをNEC/PC-98でコントロールします。Pro Toolsが登場する以前からデジタルドメインに移行していますので、DAWやプラグインの導入には全く抵抗がありませんでした。

富岡氏:現在、マスタリングのメインのDAWはエンジニアによってそれぞれですが、MAGIX/Sequoia か Wavelab。またプラグインで、iZotope/Ozone や Sonnox などを使用することもあります。AD/DA することによる音質変化も気になりますし、アウトボードを使用する機会はあまり無いです。

ーーー90年代から24ビットデジタルマスタリングというのは、かなり時代を先取りしていたのではないでしょうか!プラグインが登場してから実用的に使われ始めたのが2000年以降からですので、10年先を行くシステムがすでに稼働していたのですね。

それでは今から10年後、デジタルネイティブ世代のお二人が10年先を思い描く、レコーディングやマスタリングの夢をぜひお聞かせ下さい!

久志本氏:私は、既存の音楽制作に取り組みながらも新しい技術を前向きに受け入れて、音楽にとどまらない次元のエンターテインメントを作りたいです!とりわけ歴史の⾧い会社というのが弊社の特徴ですので、機材を作りながら試行錯誤して磨き上げられた技術があってこそ、現在の私たちが力を発揮できています。その礎の上で、今であれば、私は Dolby Atmos や 360 Reality Audio といった新しい音場をどうやって効果的に音楽に落とし込んで行けるのか、探求と提案をして行けたらと考えています。

富岡氏:私は、今まで日本になかったタイプの新しい音楽作品にも携わって行きたいなと考えています。例えばK-POPの楽曲には歌謡曲と洋楽の要素が混在していて、ミックスやマスタリングに関しては特に洋楽指向を感じています。それと同じように日本でも、海外を見据えた視点でアーティストと作品作りがしてみたいです!

レコード針が生み出す倍音のマジックをORTで再現

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【オリジナルマスター音源 (44.1kHz / 16bitのマスター)の周波数特性】

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【ORT Mastering 後 (96kHz / 24bit にマスタリングしたもの)の周波数特性】

ーーー御社が開発した倍音を再構築するテクノロジー、Overtone Reconstruction Technology(ORT)についてお聞かせ下さい。

冬木氏:CDクオリティのデジタル音源を現在の192kHzなどのハイサンプリングレート曲と同一に扱おうとすると、どうしてもフォーマット以上に音の器として足りない領域ができてしまいます。それをORTによって倍音を再構築することで、ハイレゾの器にアップデートして不足領域を補うことができます。可聴帯域内に倍音を生成すると原音のサウンドが変わってしまいますので、可聴帯域外だけに倍音を作り、音の周波数としては40kHzくらいまでの倍音を生成します。

ーーーハイエンドが追加されて空気感が生まれるという事なのでしょうか?

冬木氏:それもありますが元々のコンセプトは2つあります。
ハードウェア的な考え方でいうと、例えば超高帯域の音が欲しい時にはスーパーツイーターを追加します。しかしそのスーパーツイーターの信号だけ作れば良いという訳ではなくて、そこで大事なのはスーパーツイーターの置き位置が1ミリ出るか引っ込むかで全然位相が変わることです。超高帯域を作って位相をきちんと調整できればアタックも出るし、位相と混ぜ方によっては自然さだったり、ORTはそういった空気感を含めてコントロールすることが可能です。

もう一点は、レコード溝のトレース時の歪にも着目しました。レコードに刻まれた正弦波をレコード針がトレースすると、三角波やノコギリ波に近い波形に歪むことがあります。レコード針自身の直径があるため正弦波の通りに動かないで、直線的に動いてしまうんですね。その結果、波形に角が生まれることになって倍音が生まれます。それがきっとレコードのキャラクターや温度感に繋がっていて、ORTでそれと同じ現象を再現すれば、よりアナログに近い倍音復元が出来るということを考えて作りました。

ーーー針が溝をトレースする際に波形の「角」が生まれて、波形の角から倍音が発生していたなんて全く知りませんでした!

冬木氏:1970年代にレコード関係者が一生懸命研究をして、レコードのその歪み特性を嫌ってデジタル化したのですが、現在再びそこに戻って来たということは、あの歪みはあっても良い歪みだったのかなと思います。ORTを単純にアップミックスに使うのではなくて、エンジニアが音を聴きながらパラメータを調整し、生成された音源を素材として新しくマスタリングし直して、作品の付加価値をより高めるために使って行きたいと考えています。

ORTを活用したマスタリング「ORT Mastering」についてはこちら

若きエンジニアからのメッセージ

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ーーー歴史的なお宝機材の数々とオーブンの存在、アナログテープサウンドの魅力、そしてレコード針の動きが生み出す倍音のマジックを知ることができました、皆さん有難うございます!最後に、日本コロムビアの将来を担う若きエンジニアのお二人から、これからレコーディングやマスタリングの世界を目指している方々へメッセージをお願いします。

富岡氏:まずは自分が理想とする音のイメージを持つ事が大切かなと思います。どういう音作りがしたいのか、それを持っておかないと迷子になってしまったりするので、明確な音のイメージを持つと、何を学んだら良いか見えて来ると思います!

久志本氏:私が学生や新人の頃はレコーディングエンジニアになりたい気持ちと、その責任重大な仕事が自分に果たしてできるのか?という気持ちのせめぎ合いで、やりたい気持ちと、決して表には出せない自信のなさという相反する気持ちにとても悩んでいました。

実際に仕事を始めてからもプレッシャーは大きいのですが、それは事前に綿密に準備をしておくことで軽減されます。実はベテランの方々も「今回も期待に応えうる、期待以上の作品を作らなければ」というもっと上の次元のプレッシャーや緊張感の中でお仕事されていることを知ったので、現在はプレッシャーとうまく付き合いながら仕事をすることに少しずつですが慣れ始めているところです。

なので、これからこの仕事を目指す方が同じような不安を抱えているのであれば、自信がないからと諦めてしまう前に、その気持ちとどうすればうまく付き合えるだろう?ということも考えて頂けたらと思います!

■日本コロムビア株式会社 スタジオ技術部 https://columbia.jp/columbiastudio/


Writer:SCFED IBE 2023年9月6日取材

    記事内に掲載されている価格は 2023年11月1日 時点での価格となります。

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