Rock oN渋谷店では、11月後半にかけてAvalon Design製品を一斉展示中!ぜひ来店してそのサウンドに触れてください!
Avalon Designサウンドの理由 -クラスA回路とディスクリート設計-
プロオーディオ業界で評価の高いAvalon Design製品のサウンドの理由は音質を追求した機材設計にあります。
クラスA回路は、増幅回路の方式の一つで、消費電力が多く効率も悪い為、製品の規模が大きくなりがちという部分は有りながらも、ピュアな音質が得られる事からオーディオ業界では非常に人気のある増幅方式です。
また、AVALON DESIGN製品は、ディスクリート設計という集積回路を使わない専用設計回路とすることで、その目的に合わせた最適な設計を具現化しています。こちらも一つのチップですむ事を、個別の部品を使って行うわけですから、製品の特性が設計者の手腕に依存する事や部品・製造コストの増加となるため、プロ機器でもフルディスクリート設計は減少傾向に有ります。
そういった中、クラスAディスクリート構成に拘るAVALON DESIGN製品は、プロオーディオ業界でも絶大な支持を受けています。
AVALON DESIGNで最も人気の高いVTシリーズ
アウトボードの中で特に、RockoNでも人気が高いシリーズがVTシリーズです。
上段のVT-737SPはモノラルチャンネルストリップタイプとなっており、真空管マイクプリアンプ・オプトコンプレッサー・アクティブ/パッシブ式のパラメトリックイコライザという構成。真空管の暖かみあるサウンドがマイクプリアンプ単体機としても人気があり、インストゥルメントインプットにも対応しているため、ベース等の音作りにも最適です。
下段のVT-747SPは2chのコンプレッサ/EQで、TSPスイッチにより真空管サウンドとトランジスタサウンドをスイッチングできる機能は特徴的です。また、サイドチェインEQを使用する事でディエッサーとしても1台完結で行う事が出来ます。
レコーディングスタジオ定番のDI
AD2000シリーズのエントリーモデル「U5」
プロ、アマ問わずLIVEシーンで絶大な人気を誇るD.I.の王様「AVALON U5」は、高電圧ダイレクトボックス/プリアンプとして非常にクォリティーの高い一品。ピュアクラスAオールディスクリート回路のため非常にダイレクトで速いレスポンスを持ち、高い解像度とタイトなローエンド、そしてAvalonらしい濃厚なミッドレンジはプレイヤーのモチベーションを落とさせません!
周波数特性は1Hz〜500kHz(-3dB)という驚異的なスペックで、ローノイズ・低歪みとAD2000の名に恥じないウルトラスペックを誇っています。また同時に、6種類のトーンプリセットが予め設定されている事でユーザーフレンドリーな設計となっております。
マイクプリアンプ搭載モデルの「V5」
VT-737と同様のインプットトランスを採用し、マイクとのインピーダンスマッチングもベストな状態にしています。また、ラインインプットに対応することで録音したものを楽器アンプで再収録する”リアンプ”にも対応しています。
AVALON DESIGNのフラグシップモデル群の2chマイクプリアンプAD2022の1chハーフラックバージョン「M5」
初段にカスコード接続FET採用により1Hzから120kHzまで伸びた周波数帯域を、全体をシンメトリー構成とした事で0.05%の歪み率を実現しています。
マスタリンググレードのコンプレッサー&EQ
ソリッドステート構成のクリーンさとオプト方式特有のウォームなリダクションが特徴の2chコンプレッサーAD2044
アタックタイム:0.5mSから150mS、リリースタイム:80mSから5secとはなっておりますが、リミッターに近い0.5mSのアタックタイム設定時にもフォトカプラ素子の持つ緩やかなリダクション特性が”コンプレッサーを掛けた”という事を感じさせないナチュラルな効きにしています。
マスタリンググレード、ナチュラル音質が特徴の2chイコライザAD2055
ブースト時はアクティブ式、カット時はパッシブ方式とAVALON DESIGNらしく極力ナチュラルな変化を得られるように設計されています。その変化は耳にやさしく、ブースト時特有のリンギングの不快さは全く感じられません。”パンチのあるイコライザ”は有れど、ここまでナチュラルなイコライザは中々お目にかかれません。
今回ご紹介した7機種はRock oN Company渋谷店にて絶賛展示中!
手間や物量を惜しまず投入し、高品質なアウトボードをクラフトし続けるAVALON DESIGN。
是非店頭にて御一聴下さい!
記事内に掲載されている価格は 2014年11月15日 時点での価格となります。
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