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サウンドレビュー連載5回目!
今回はどうしてもこの動画レビューでご覧頂きたかったRUPERT NEVE DESIGNSのPortico II MASTER BUSS PROCESSERをご紹介させていただきます!
Portico II MASTER BUSS PROCESSERは数ある2MIXの仕上げ用アウトボードの中でも、Rupert Neveならではのプロダクトデザインとオリジナルの機能によるサウンド変化が魅力的です。主なセクションとしては、マスタリングコンプ/リミッター、ステレオフィールドエディターの2本柱が軸となりますがそのサウンド変化がまさに多彩です。
☆動画
総評
コンプレッサーリミッター部はしっかりとしたボリューム管理を行いながら、Silk回路によるアウトボードならではの厚みを付加し、さらにSFEセクションで全体のステレオと奥行きを直感的にコントロール!
現代の楽曲制作におけるニーズを的確に捉えたプロダクト設計です。マスターセクションがこれ1台で完結します。
本製品の特におすすめポイント!
1 アナログの質感を選べる、silkスイッチとTextureつまみでサウンドのバリエーションを選択。
Rupert Neve定番のSilkスイッチですが、マスターセクションにこそ大きく効果を発揮します。Silkの効果を加えることで、アナログアウトボードならではの、倍音感のある厚みサウンドを加えていくことができます。
2 SFE(ステレオフィールドエディター)セクションで、重心をコントロール
わたしの1番のおすすめポイントはこちら!ステレオの広がりと奥行きをコントロールするセクションで、まさに楽曲の腰となる重心をどこに据えるかということがEDITできます。
3 インテリジェントなリミッター
Rupert Neve Designs が新たに設計したアダプティブリリーステクノロジー(Adaptive Release Technology)。
これは一定のリリースタイムを混ぜることで、トランジェントの速い信号(スナップの効いたスネアドラム)と立ち上がりが遅い信号(例えばベースギター)の両方を同時に扱います。
この構成によりMaster Buss Processorのリミッターは素早い動作をするリミッターに見られる変調歪みを排し、音楽本来のキャラクターを損なうことなく劇的なリミッティングを可能とします。
☆sound cloud
☆メーカー参考動画
メーカー公式ページ
https://hookup.co.jp/products/rupert-neve-designs/portico-ii-master-buss-processor
マニュアルダウンロードはこちら
http://rupertneve.com/static/media/2015/09/porticoII-mbp-Rev-I.pdf
Writer.オルタネイト福山
記事内に掲載されている価格は 2019年3月18日 時点での価格となります。
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