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こんにち和、SCFED 伊部です。API500互換モジュールには、プリアンプ、EQ、コンプなど様々なタイプが発売されていますが、使いたいモジュールを使用するにはマウントケースと合体しなくてはなりません。という事は、モジュールが優れていても合体するケースが非力だと、総合的に非力な音になってしまいます。私はいつも迷わずRupert Neve Design / R6をお勧めしているのですが、その理由をお伝えしたいと思います!
お勧めの理由その1:電源
ある日、私はAMS NEVE / 1073LBモジュールをチェックしようと、とあるケースにマウントしたのですが、挙動がおかしく音が出ません。試しにRupert Neve Designs / R6に差し替えたら問題なく動作したので、もう一度最初のケースに戻り差し直し、他にもモジュールが差さっていたので全て外し1073LBだけにしたらゲインの小さい痩せた音が出てきました。この時、1073LBは電源を大量に消費するモジュールという事に気づいたので、1073LBユーザーから同じ内容で相談を受けた際もR6で解決しています。R6はモジュールへの供給最大1000mA 、48Vファンタムパワー最大150mA という余裕の容量。何事も「余裕」は、いい仕事をするための条件です。また、内蔵パワーサプライは二重シールドで外来電磁波から守られている、というこだわりも見逃せません。
お勧めの理由その2:柔軟な接続性
通常のXLRやTRS端子を使用した使い方のほか、アナログ入出力端子にD-Subを搭載しているオーディオI/Oであれば、モジュールへの送りと戻しを D-Sub25 ケーブル2本だけですっきりと接続できます。モジュール数最大6台という事は、回線が8本中2本余るはずですが、その2回線は「チャンネル7、8」としてリアパネルに配置されています。この2回線をスピーカーアウトにして、他6回線をアウトボード用に使えるという便利な設計です。
お勧めの理由その3:シンプル&コンパクト
機材ラックの上にポンと置けるサイズ感とシンプルなデザイン、6段階の電流量メーターで電源使用状況が確認可能です。耐久性に優れた頑丈なスチール製のシャーシは、横置きと縦置きの両方に対応するように2セットのゴム足が用意されています。そして折り畳み可能なハンドルは可搬性に優れ、ツアーや頻繁な出張作業にも対応します。外スタジオに持ち運ぶ際も安心頑丈な作りです。
店頭でお試し頂けます!
Rock oN渋谷店頭で500モジュール他、R6も展示しております。最初の1台、持ち運び用の1台に、決算セールの今が手に入れるチャンス!
記事内に掲載されている価格は 2019年2月26日 時点での価格となります。
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