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Focusrite:伝統のISAサウンドを2020年へ!
Rupert Neveが創設したコンソールメーカー。近年はインターフェイスの開発に力を注いでおり、高品質なプリアンプを搭載しながら低価格なScarlett、Clarettやプロ向けのインターフェイスとしてProTools|HDのI/Oとして使用可能なRed、Danteネットワークを使用し複雑なシステムを構築可能なRedNETなど様々なニーズに合わせたラインナップを展開している。
Rupert Neve氏が設計したISA 110マイクプリ/EQのDNAを受け継ぐFocusrite ISAプリアンプ。その歴史やフィロソフィーをご紹介します。
ISAの原型となるマイクプリアンプが生まれたのは1985年。当時EMIから独立した5人目のビートルズと呼ばれるプロデューサー ジョージ・マーティン氏とジョン・バージェス 氏によってLondon Oxford Streetに設立された Associated Independent Recordingのレコーディングスタジオ、頭文字から通称AIR StudioのNEVEコンソールのために特別に設計されたものでした。ISAのサウンドはクリアでありながらLundahl 1538トランスによる微妙な飽和感がある温かみも感じるもので80年代中期のサウンドを印象付けました。
(現在※AIR StudioはRichard Boote氏がオーナーとなりLondon Lyndhurst Roadへ移転し、英国最高峰のオーケストラレコーディングスタジオとして営業中です。 AIR Studio : http://www.airstudios.com/about-us/)
このNEVEコンソールに搭載に搭載されたマイクプリとEQはその後、80年代後半のFocusrite Forteコンソール、そして後にリリースされるFocusrite Studioコンソールにも採用されその名前をInput Signal Amplifier、頭文字からISAと呼ばれるようになります。このfocusriteコンソールのコア・モジュールは、現在のFocusrite ISAシリーズ製品にも引き継がれ、世界中の優れたプロデューサー、エンジニアに選ばれる、レコーディングでの定番となっています。すべてのISA製品は、Lundahl LL1538入力トランスとカスタム仕様のZobelネットワークを使用しており、その両方が誰もが求めて止まない、あのISAサウンドに貢献しています。
今日、Focusriteマイク・プリアンプのデザインは、レコーディング・テクノロジーの最前線と歩を合わせるためにいっそうの進化を遂げています。RedおよびRedNetといったオーディオ・オーバーIPインタフェースに見られるように、特徴的かつフラットな周波数特性と伸びのあるダイナミック・レンジを維持しつつ、 完全なリモート・コントロールと、これら製品クラスでもトップを誇るA/Dコンバージョンを搭載しています。
Focusrite独特の温かみのあるキャラクターこそがFocusriteを象徴するサウンド。そのサウンド、デザインは今も継承されています。使用するマイクがヴィンテージであれ、モダンなものであれ、そのベストを引き出すそのサウンドの中核にあるのが Lundahl 1538トランス。最も優れたサウンドを生み出すこのトランスを今も変わらず搭載しています。
80年代というポピュラーミュージックの変革期に現代音楽史・レコーディング史の重要人物たちの願いを叶えるために生まれたISAプリアンプ/EQ。そのパッションとサウンドを21世紀のデジタル機材が主流のモダンスタジオにフィットする機能と共に単体機としたのが、現在Focusrite社から発売されている4つのISAシリーズなのです。
4チャンネルの伝統的なマイクプリと、追加機能
第二世代として登場したISA 428 MkIIは、高い評価を誇る4つのFocusriteマイクプリ、シンプルな操作が可能な2Uラック筐体に搭載しました。4つのマイクプリに加えインストゥルメント入力、ライン入力も設けられています。オリジナルのマイクプリは当時のマイクに最適な形に設計されていました。現在のモデルには一つだけ小さな変更が加えられています。古典的なISA 110の設定に追加された、3つの可変式インピーダンス設定です。これによって新旧あらゆるマイクに対応することができ、ビンテージの暖かなマイクからクリアで透明感のあるモダンデザインのマイクまで、幅広いサウンドにアクセスすることができるようになりました。もちろん、設定をあえて変更して、実験的なトーンやエフェクトを加えることもできるでしょう。
フロントパネルのインストゥルメント入力
マイク入力に加え、ISA428 Mk IIのフロントパネルには4つのインストゥルメント入力が設けられています。DIボックスを使わずにコントロール・ルームでのオーバーダビングを行う、といった作業にも最適です。さらにリアパネルには4つのライン入力を搭載、各チャンネルでスイッチによるオン・オフが可能なインサート・ポイントを利用でき、外部シグナル・プロセッサーとの接続が可能です。低域のコントロールには欠かせない、ビンテージ・デザインの可変式ハイパスフィルターも備えられています。これらのシグナルを、6つのLEDメーターで正確にレベルを把握することができます。さらに、オプションとして、122dBのダイナミックレンジとジッター・パフォーマンスを持つ、高精度の8チャンネルA/Dコンバーターも用意され、DAWとのシンプルなインターフェイスとしても機能します。
柔軟なマイク入力、そして追加機能
ISA 828におけるオリジナル設計への唯一の変更が、オリジナルのビンテージISA110加えて追加された、3つのインピーダンス設定です。高低のインピーダンス・レンジで構成される4つの設定は、ISAが設計された当初に想定していたビンテージ・マイクから、クリーンかつ透明なサウンドを持ったより現代的なマイクまで、様々なモデルの最良のサウンドを引き出します。もちろん、マイクの特定の要素を強調するために、異なるインピーダンスを試すこともできます。ISAならあらゆるマイクに最適なマッチングを作り出すことでしょう。さらに各チャンネルにはビンテージ設計の75Hz、18dB/octのハイパスフィルターも搭載され、低域の細かくコントロールすることが可能です。
豊富な入力と出力
ISA 828フロントパネルの4つのチャンネルにはインストゥルメント入力が設けられ、さらにハイ/ロー・インピーダンスにも対応する高い汎用性を備えます。リアパネルには8チャンネルのTRSライン入力が用意されています。25-pin D-タイプコネクタも搭載しており、Avid Pro Tools | HDや他のレコーディング・システム、コンソールにも容易に組み込むことができます。ダイナミックレンジ122dB、サンプリングレート192kHzを擁する8チャンネルA/Dコンバーター・カードもオプションとして利用できます。各チャンネルのインサート・ポイントはプリアンプとA/Dの間で使用可能です。6つのLEDメーターは捉えづらい高速なトランジェントまでをつぶさに表示するよう精密に設計されており、Pro Tools | HDと同じリファレンス・ポイントを使用しています。
2つの伝説的マイクプリ
Focusrite ISA Twoは、オリジナルのISA 110モジュールに搭載されていたマイクプリアンプのうち2つの独立したモジュールを一つのユニットに組み込んだものです、伝統的な最高のソリッドステート電子回路と、ルパート・ニーブ自身が特別に指定したオリジナルのインプット・トランスLundahl LL1538で構成されます。ボーカルと楽器の録音やピアノのステレオ収録など、”Two”は非常に万能な数と言えます。マイクプリは2つしか必要としないとしても、その作りや部品は最高のものでなくてはなりませんね。もしさらに多くのチャンネルが必要なら、 ISA 428 Mk II (4チャンネル)and ISA 828 (8チャンネル)のモデルもご用意しています。
可変式入力インピーダンス
オリジナルのマイクプリに一つだけわずかな調整が行われました。オリジナルのISA 110は固定のインピーダンスに設定されており、それは当時のマイクには理想の設定でもありました。ISA Twoでは3つのインピーダンス設定が追加され、ビンテージからモダンなマイクまで、多彩なマイクで最良の結果が得られるようになりました。ビンテージ・マイクには、その伝統的で暖かなサウンドの求める入力を。モダンなマイクにはかぎりなく透明なサウンドを。もちろんマイクの隠された魅力を引き出すための実験も可能です。さらに80dBを誇るゲインステージで、およそあらゆるマイクに対応することができます。
フロントパネルのインストゥルメント入力
マイクプリのほか、ISA Twoにはフロントパネルにはインストゥルメント・レベルに対応する入力が設けられ、ギター/ベースなどをすぐに接続することができます。リアパネルにはライン入力と、合わせてバランス・インサートポイントも用意されており、フロントパネルから有効化してEQやダイナミクスを始めとするアウトボード機器のインサートが可能となっています。これらに加え、キャリブレートされた8つのLEDメーター、可変式カットオフを持つハイパスフィルターも備えます。ISA Twoはレコーディングにおけるあらゆるニーズに、最高のクオリティで応えます。
AIR Studio NEVEコンソールから始まりFocusrite Forteコンソールを経て現代に受け継がれたISAプリアンプはレコーディング界、現代音楽界にとっての至宝とも言えます。このサウンドとそれを生み出したフィロソフィーはあなたの録音に無限の音楽のスピリットを与えてくれることでしょう。
Earthworks:伝統のdbx創業者David Blackmerが設立、ハイレゾ時代にマッチしたハイ・ディフィニション・マイク!
50kHzに達する周波数特性、高耐圧、秀逸な指向性特性とIR、そして最適な設置での収音を可能にする独自の構造を駆使し、原音をリアルにそのまま収音するハイ・ディフィニション・マイクを製造。
ブランドヒストリー
まず始めにEarthworksのブランドの成り立ちをおさらいしていきましょう。創業は1995年米国で、VCAコンプレッサーの生みの親でdbxの創業者 David Blackmerが設立しました。マイクロフォン、モニタースピーカーの開発に着手、他のプロオーディオ製品をは一線を画す次世代の製品を生み出すことを目標に掲げました。
当初はモニターの測定用としてマイクを開発していましたが、そのマイクの性能の良さが徐々に評価され、今ではマイクロフォンのブランドとして揺るぎない地位を築きました。現在、米国のニューハンプシャー州に本社を構え、品質と音質に徹底的にこだわり開発、生産しています。ユーザーに良質なプロダクトを届け続ける世界有数のブランドになっています。
フラットに伸びた周波数特性
型番の二桁の数字は、その数値まで極めてフラットに周波数特性が伸びていることを表しています。マイクロフォン製品にはチャートが同梱され、20kHzまではどのモデルでもフラットな特性を持っています。
リニアなf特は、より自然でリアルなサウンドを実現し、ミックス時に埋もれにくいという特徴を持ちます。またハイレゾ音源制作の現場でも非常に高い評価を得ています。サンプリングレート96kHz, 192kHzでこそ真価を発揮できる楽器用マイクロフォンブランドは、おそらくEarthworks、Sankenなど片手で数える程しか存在しないでしょう。
レスポンスが高速なダイアフラム
元々はM30などの測定用マイクから名を挙げたブランドです。先端が少し細くなっている筐体は、学術的な論文でもその有効性がレポートされています。その小さなダイアフラムによって、トランジェントを正確に収音し、色づけのない自然な音質を実現、ダイナミクスを忠実に表現することが可能です。三味線やハンドクラップなどアタックの非常に早いソースでも正確に音の立ち上がりを記録できるんですね。また音の立ち上がりと同時に、減衰も鋭く表現します。音の粒立ち、質感が極めてリアルに再現されるのはこのためです。
ニア・パーフェクト・カーディオイド&ニア・パーフェクト・オムニ
Earthworksのマイクロフォンを語る上で欠くことのできない特徴が、極めて正確な指向性です。単一の場合は、 軸内のどのポジションでもほとんど音の変化がありませんし、無指向性の場合は高い周波数であってもポーラーパターンはほぼ正円を描きます。周波数が高ければ高いほど指向性が強くなるので、一般的なマイクでは正面とサービスエリアの両サイドでは音色に違いが出てきます。これはマルチマイクで収音したときに位相のズレを生じさせたり、また他のパートの音のかぶりにも濁りが出ます。
Earthworksは無指向性マイクは完全に「無指向」であるのと同時に、単一指向性でも非常にクリアな音が収音可能です。たとえば2本のペアマイクをピアノに立てた場合も、どこからが左のマイクでどこからが右のマイクが区別がつかない!とプレイヤーに言わしめる程です。
サウンドサンプル
実際にサウンドサンプルを聞いてみましょう。上から、まずはQTC40とQTC50の音質の違いです。こちらはEarthworks本国のサイトに掲載されているアコースティックギターの同一ソースによる比較です。可聴域外の性能の違いとはいえ、うっすらとその違いを耳で聞き取ることができます。
続いて、ギターの同じフレーズを無指向性のQTC40mpと、単一指向性のSR40mpで取ったファイルが並んでいます。こちらは指向性の違うマイクでステレオでレコーディングしたときの違いがよく分かります。単一の場合は音色ひとつひとつの粒立ち、無指向の場合はレコーディングした場所のルームアコースティックをそのまま反映していることが分かります。先に述べたように、2本以上のマルチマイクでEarthworksのマイクは本領を発揮します。
最後に人気のピアノマイクPM40T(PM40のツアー用折り畳みタイプ)と、QTC50mpの音色の比較です。こちらはアップライトにPM40Tを立てたので若干アタックの強い音になっていますので参考まで。QTC50mpは、アップライトの下部を足元から狙っています。
永遠の定番QTCシリーズ
Earthworksと言えば、やはり無指向性マイク。もともと測定用のマイクの開発に端を発っしているので、たとえばQTCシリーズは同社を代表するモデルになります。とくにQTC1と呼ばれていた頃から愛好者の多いQTC40は、コストパフォーマンスと性能、まだユーザーからの評価という意味では看板製品と言えるでしょう。
この辺りの製品はやはりマッチドペア(mp)で揃えたいところです(サクラの木箱も素敵です)。アコースティックギターやピアノアンビエンスやドラムのオーバートップ、またホール収録のメインマイクなど、あらゆるシチュエーションでレコーディングに幅を持たせることでしょう。また耐圧性能も優れているので、エンジン音など大音量ソースでも大丈夫です。
ジュリアードのお墨付き!PM40 ピアノ用マイク
またマイルス・デイビス、ジョーダン・ルーデス、チック・コリアそしてスティーヴ・ライヒなど錚々たる音楽家が在籍していたジュリアード学院のチーフエンジニア、Marc L. Waithe氏もフェイバリットに上げるピアノマイクPM40(Marc L. Waithe氏は世界でも有数のEarthworksヘビーユーザーです)。こちらは、セッティングが非常に簡単で、グランドピアノに乗せるだけでOKです。先端の無指向性マイク部分はグースネックになっており、微調整するだけです。
PM40を実際に体験したピアニストによると、通常のマイクはどこからがLチャンネルで、どこからがRチャンネルが、その分かれ目が分かるはずが、このPM40はその境目が分からないくらいナチュラルなステレオ音像を作り出します。グランドピアノを置いている日本のレコーディングスタジオにも、ぜひPM40を備えておいてほしいと願うばかりです。
ライブ・ボーカルのためのプレミアム・ハンドヘルド・マイクSR314
SR314は精緻に設計されたライブ・ボーカルのためのコンデンサー・マイクで、現代のライブパフォーマンスに求められる高い要求と期待に応えるため、ゼロから設計されたマイクです。精密な加工技術による美しく微細なラインの施されたステンレス製のボディは、見た目にも美しく優れたハンドリング性能も持っています。
またライブ・ツアーなどのタフな使用環境にも耐えられるよう設計されています。スチール製の筐体によるタフ仕様、Earthworksの独自特許技術、小型ダイアフラム・カプセル、クラスAアンプ回路の搭載と、スタジオで要求される高いクオリティを満たす、世界でも最も高速な応答を持つカーディオイド(単一指向性)タイプのコンデンサーマイクです。
ライブミュージック専用に設計!
SR314はライブ空間にスタジオ・クオリティのマイクを導入するにあたり、ダイナミックに変化する環境で起こるいくつもの落とし穴に意識的にチャレンジすることで、その課題を克服するだけでなく、さらなる飛躍を実現しました。
まず90度まで一貫した周波数特性を持つタイトなカーディオイド極性パターンは、シンガーがオフセンターになった場合も同じ音質を維持。90度を超えると、極端なアッテネーションに転じ、180度では最大の減衰が適用されます。
広範囲の距離に対して一貫した低域特性も実現し、距離が離れてもそのサウンドは細らず、低域のディテールまで明瞭に表現します。
こうした機能を高次に組合せることで、SR314は他のマイクには成しえないレベルのフィードバック耐性と不要なソースからの分離を実現しています。
他にも下記のような特徴があります。
・20Hz–30kHzまでフラットな周波数特性
・最大145dB SPLの音圧耐性
製品仕様
DiGiGrid:40年以上の伝統を持つSoundtracsのノウハウとDSPサーバーが融合!!
2002年の創業以来、デジタル・コンソールのマーケットをリードするDiGiCoと、世界最大のプラグイン・デベロッパーWavesのコラボレーションによって誕生した、新プレミアムブランド。このコラボレーションにより、プロ・オーディオに関わる人々が必要とする、オーディオI/O、プラグイン・プロセシング、コントロール機能のすべてをネットワークで結び、必要なシステムを必要な規模で構成するという、革新的なソリューションを提供するDiGiGridの製品群が誕生しました。
IOS-XL
DiGiGrid IOS-XLは、DAWシステムを大幅に拡張する、新世代のオーディオインターフェイス・システムです。様々な機能を搭載し、これまでにないDAWのシステム構築が行えます。
プラグイン処理能力を追加するSoundGrid DSPサーバーを内蔵し、背面パネルには豊富なアナログとデジタルの入出力を装備したオーディオ・インターフェイスで、プロフェッショナルのシステムから個人の制作環境まで、ネイティブDAW(Logic、Cubase、Nuendo、Ableton、Pro Tools Nativeなど)ユーザー向けのオールインワン・ソリューションです。
SoundGrid Studioソフトウェアにより、100種類以上のSoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインを使って、ミックスとモニタリングをリアルタイムで、0.8ミリ秒という非常に低いレイテンシーで実現します。
ライブサウンド用途では、Waves LV1やMultiRackをIOS上のSoundGridサーバーで動作させ、コンピューターとIOS-XLだけで、多種多様なSoundGridプラグインが動作するライブサウンド・コンソールまたはエフェクトラックとして使うことができます。
主な特徴:
ネイティブDAWユーザーがDiGiGridを導入する主なメリット:
プレミアムなマイクプリアンプ
良いマイクプリアンプには、マイクからの小さな信号を忠実に増幅するという事と、ケーブルや様々な電波などからのノイズ混入を防ぐという2つのタスクがあります。過酷な条件下でも使用できる、低ノイズの高性能なプリアンプを開発するには、長い期間と大きな開発費を要します。このため、DiGiGridインターフェイスは、定評のあるDiGiCo社製の最先端マイクプリアンプを搭載しています。
このマイクプリアンプはハイエンド・コンソールと同じ回路を採用し、耐久性に優れ、過酷な環境でもデリケートなマイクレベルの信号を、原音忠実に増幅します。
ライブ会場で長いケーブルを使用すると、電波干渉を拾うのに最適なアンテナにもなってしまいますが、これらを排除し、-20 dBから+60dBまでの滑らかなゲインを供給します。そして、デジタル制御によるゲインコントロールは、ダイナミックレンジとS/N比をより厳密に最適化でき、Ethernet接続の利点を活かした離れた場所からの設定も行えます。DiGiGridインターフェイスのマイクプリアンプはハイエンド・コンソールと同じ回路を採用し、耐久性に優れ、過酷な環境でも、デリケートなマイクレベルの信号を、原音忠実に増幅します。スタジオレコーディングからライブレコーディング、プロセスまでプロフェッショナルな現場で対応できる高品位なマイクプリアンプを搭載しています。
SoundGridがもたらす超低レイテンシーモニタリング
ネットワーク接続の利点を最大限に活かし、AD/DA領域で1.5ms、デジタル領域でわずか0.8msという超低レイテンシーを実現。レコーディング時のモニタリング、ミックス時のプロセッシングまでストレスを感じさせることはありません。特にプラグイン使用時はDAWバッファーを考慮しないため、HDX環境時のプラグイン使用感に極めて近い低レイテンシーでの動作を体感できます!
さらにネットワークバッファーによりケーブルによる音質差が理論上でないことや、離れたブースなど長距離引き回しても数値以上の遅延が発生しないことはIOSならではの魅力!
解放されたI/Oにより、DigiGridが実現するブリティッシュサウンド
ハードウェアメーカーであるDiGiCoとソフトウェアメーカーWAVESによりアナログ部からデジタル処理までオーディオI/Fに注ぎ込まれた共同設計思想。そしてあの”サントラ”でお馴染みの!Soundtracsの40年以上に及ぶプロオーディオ機器製造のノウハウが、DiGiGrid製品の設計に生かされています。
世界のメジャーなアーティストのシビアな要求にも対応してきたDiGiCo SDシリーズ・デジタル・コンソールと同じく、最高水準のBurr Brown製回路を採用、超ワイドなダイナミックレンジ、低歪み率を実現。
SoundGridServerがもたらす快適プロセッシング
IOS最大の魅力の一つといえば、コンピューター本体のCPU負荷を軽減する、SoundGrid DSPサーバー。単純な演算能力計算は上記の通りですが、C4を例にすると最大で8*64(mono)=512個のプラグインがIOS単体で動作可能。(Ethernet接続により、DigiLink接続時の帯域制約を受けないため使用可能プラグイン数が向上。HDX2以上のシステムであれば、DLSでも512プラグインまで使用が可能。)
さらにプラグイン単位で演算処理負荷をDSPやCPUに振り分けたり、PCのみで持ち運ぶ際はCPU負荷動作に切り替えられるなど、そのユーザビリティは一段上を行きます。
SoundGridフォーマットに対応するプラグインはWavesだけではありません。現在Flux::とPlugin Allianceの一部のプラグインがSoundGridに対応しています。このSoundGrid対応により、Waves MultiRack SoundGrid、DiGiGridで使用するeMotion ST mixer、Waves StudioRackとWaves eMotion LV1 MixerでもFlux::とPlug-in Allianceのプラグインが使用可能になり、ライブサウンドのセットアップやネイティブDAW環境でも超低レイテンシー・モニタリング/ミキシングを実現、Mac/PCのプラグイン・パワーの制限を解放します。
Soudgrid ネットワークの革新的なまでに自由でシンプルな拡張性
CoreAudio 32in/32outの余りを、ネットワークオーディオで自在に活用が可能です。これはMac/Win問わず、他PC他DAWとの同時接続及びCH割り振りが可能。例えば図のようにOSの異なる複数台のPC、複数のHOSTアプリケーションがあったとしてもIOS1台で信号ルーティングを行うことが可能。エンジニアの家にクリエーターがPCとセッションデータを持って訪ねてきたら、というこちらの動画のケースは現実的ですね。
さらに同社最新のDeskTopシリーズ登場によりEthernet接続を活かし、外のブースまでモニター用のCueシステムを引っ張ったり、ノートPCのセカンドシステムを瞬時に連携させたりなど実践的な活用がユーザースタイルに合わせて構築可能です。
怒涛の24H赤字覚悟の3Day リスト公開中!!!
記事内に掲載されている価格は 2020年2月12日 時点での価格となります。
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